永禄4年(1561)年、勘助の戦法を見破った上杉軍1万3千が武田軍に襲いかかります。信玄の弟・信繁や重臣・諸角虎定を失い、武田軍は崩壊寸前となります。真田幸隆ら1万2千の別働隊が戻れば戦況を逆転できると判断した勘助は、武田本陣に向かった政虎の姿を見て、信玄を守るため突撃します。
また、単騎で武田本陣を駆け抜け、太刀を振り下ろす政虎と軍配でそれを受ける信玄の一騎討ち。
勘助、信玄、政虎の壮絶な戦いです。
(あらすじは オンデマンドより引用)
風林火山 第50回 「決戦川中島」
其疾如風 其徐如林 侵掠如火 不動如山
疾きこと風の如く
徐かなること林の如く
侵掠すること火の如く
動かざること山の如し
このカッチョ良すぎるOPも見納め……。
現行放送当時、当時使っていた楽天ブログが重く、自分のパソコンも不調で、名作にも関わらず全話のレビューができませんでした。
この記事は、その後悔を引きずったおまけ記事です。
なお、ツイッター実況しながら見ていたので感想のほとんどはつぶやきです。
「国など、国など無ければ良い。国が無ければ戦は起きぬ。」ここから400年以上も経って、国も戦もまだ残っています #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
最後まで仏様のようだった三条さま #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
心労絶えないうさみん #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
姫しゃまが止めたのは四郎さまではなくて勘助自身だったと今気づく。……主語を言って主語を。 #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
倒れるつもりだからもう引かない勘助と、どうせ矢が当たらないから引かないガックン御屋形 #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
宇佐美んが「引け」と言っているのに御屋形も勘助も言うこときかない……どころか武田の陣へ単騎乗り込んで行くガックン謙信@政虎。
「わしは三太刀受けたが、軍配には七太刀の傷がある」「あれこそ越後の龍神」冷静な評価 #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
龍神に見守られながら死ぬのは恐怖だ #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
やっぱり、このベテラン凄腕大河俳優の中にガックンという違和感を配置したこのキャスティング、神だわ #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
甲斐の国、平成でも海を手に出来ず #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
ごめん、へーぞーの存在、忘れてた #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
ここまでチョーしぶとく生き残って来たのにあっけなく死んじゃうheizoーー #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
パタって倒れたのにあれは気絶だったの?へーぞー。へーぞーの最期、全然記憶にねぇ #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
へいぞー、あなたの足、もうこの世にない…… #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
平蔵の最期、忘れててゴメン……。
しかし、勘助の目の前で平蔵が射られ、勘助の身体を負ぶって伝兵衛が戻り、太吉が首を持って戻る。
思えば、葛笠村から出てきたこの人たちの物語でもあった。
みんな、みんな、勘助を助けてくれてありがとう。
軍師は御屋形のもとへ帰ったが、首が付いていないので放送ではお見せできない。でも、主人公は笑っている。戦場で死ぬとはこういうこと。なんて大河だ。 #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
御屋形さまの最期を紀行でウルウルと聞くけれども、脳内でサンバの方に変換されると悲しみが飛ぶ.。oO #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
ありのままのワシをその目で確かめてほしいのじゃ #風林火山 pic.twitter.com/EyDe1UqLDM
— くう (@kukucoo) 2018年2月4日
和子様の運命(ノД`) #風林火山 #nhkbsp pic.twitter.com/GWHPZF5AMQ
— くう (@kukucoo) 2017年7月30日
キャストから音楽まで何もかも素晴らしい大河だった。何より戦国にして美しいセリフの数々に毎回持っていかれた。大森寿美男さんの脚本が神。 #風林火山
— くう (@kukucoo) 2018年3月18日
「戦国時代、最大の激戦といわれる川中島の決戦。
その戦いの中で、一人の軍師が壮絶に散った。
生きて。
愛して。
散っていった。
山本勘助は武田信玄の天下を夢見た。
それは勘助自らが真に生き抜くための夢であった。
そして、夢を追う者は、その夢の果てしなさを知るのである。
見果てぬ夢を追う者は、永久に咲き誇る一輪の花のごとし。」
このバリバリ戦国大河のラストが勘助の美しさを讃えるミツのセリフで終わる。異形の者に向ける大森寿美男さんの目線は、いつも温かく優しい。
勘助。
わしには見えるらよ。
勘助の中に咲いてる花が。
だから勘助は怖くねえら。
山本勘助(大林→) … 内野聖陽(子役期:山内颯)
リツ … 前田亜季
ミツ … 貫地谷しほり
矢崎平蔵 … 佐藤隆太
ヒサ … 水川あさみ
武田信玄(勝千代→晴信→) … 市川亀治郎(子役期:池松壮亮)
由布姫 … 柴本幸
武田信虎 … 仲代達矢
大井夫人 … 風吹ジュン
三条夫人 … 池脇千鶴
武田信繁(次郎→信繁) … 嘉島典俊(子役期:園部豪太)
武田義信(武田太郎→武田義信) … 木村了(子役期:加藤清史郎 → 小林廉)
武田信廉(孫六→信廉) … 松尾敏伸(子役期:伊藤瑞 → 吉田理恩)
勝沼信友 … 辻萬長
於琴姫 … 紺野まひる
綾姫 … 平田薫
梅 … 福田麻由子
諏訪勝頼(四郎→) … 池松壮亮(子役期:斉藤圭祐)
真理姫 … 山内亜美(子役期:北村燦來)
板垣信方 … 千葉真一
甘利虎泰 … 竜雷太
飯富虎昌 … 金田明夫
諸角虎定 … 加藤武
小山田信有 … 田辺誠一
小山田弥三郎 … 浅利陽介
美瑠姫 … 真木よう子(子役期:菅野莉央)
馬場信春(教来石景政→) … 高橋和也
原虎胤 … 宍戸開
駒井政武 … 高橋一生
飯富昌景(飯富源四郎→) … 前川泰之
秋山信友 … 市瀬秀和
赤部下野守 … 寺島進
前島昌勝 … 塩野谷正幸
春日源之丞 … 小林太樹
山高平左衛門 … 西村真
真田幸隆 … 佐々木蔵之介
忍芽 … 清水美砂
真田信綱(源太郎→源太左衛門→) … 森脇史登(子役期:中村圭佑 → 荻原真治)
真田徳次郎 … 東谷柊一(子役期:坂井和久)
真田源五郎(昌幸) … 小林海人
河原隆正 … 河西健司
常田隆永 … 橋本じゅん
葉月 … 真瀬樹里
春原若狭守 … 木村栄
春原惣左衛門 … 村上新悟
宮下 … 竹田寿郎
相木市兵衛 … 近藤芳正
芦田信守 … 飯田基祐
上杉政虎(長尾景虎→上杉政虎→) … Gackt
上杉定実 … 鈴木瑞穂
長尾晴景 … 戸田昌宏
桃 … 西田尚美
長尾政景 … 建蔵
宇佐美定満 … 緒形拳
直江実綱 … 西岡德馬
浪 … 占部房子
柿崎景家 … 金田賢一
本庄実仍 … 木村元
今川義元(梅岳承芳→) … 谷原章介
寿桂尼 … 藤村志保
太原崇孚雪斎 … 伊武雅刀
庵原忠胤 … 石橋蓮司
庵原之政 … 瀬川亮
福島越前守 … テリー伊藤
今川氏真 … 風間由次郎
牧野成勝 … 津村鷹志
今川氏輝 … 五宝孝一
北条氏康 … 松井誠
北条氏綱 … 品川徹
北条氏政(北条新九郎→) … 早乙女太一
北条綱成 … 石橋保
清水吉政 … 横内正
上杉憲政 … 市川左團次
長野業政 … 小市慢太郎
竜若丸 … 太賀
妻鹿田新介 … 田中実
成田長泰 … 利重剛
松平元康(松平元信→) … 坂本恵介
織田信長 … 佐久間二郎
諏訪頼重 … 小日向文世
禰々 … 桜井幸子(子役期:大塚友稀)
高遠頼継 … 上杉祥三
長笈(虎王丸→長笈) … 柄本佑(子役期:澁谷武尊)
諏訪満隣 … 小林勝也
諏訪満隆 … 牧村泉三郎
高遠連峰軒 … 木津誠之
諏訪頼高 … 小野賢章
高梨政頼 … 大鷹明良
小笠原長時 … 今井朋彦
山本貞久(藤七→) … 光石研(子役期:松川尚瑠輝)
安 … あめくみちこ
葛笠太吉 … 有馬自由
おくま … 麻田あおい
葛笠茂吉 … 内野謙太
大林勘左衛門 … 笹野高史
菊代 … 水沢アキ
大林勘兵衛 … 門野翔
ナレーション:加賀美幸子
※スタッフ
脚本 … 大森寿美男
原作 … 井上靖
音楽 … 千住明
題字 … 柿沼康二
制作統括 … 若泉久朗
演出 … 清水一彦、田中健二、磯智明
時代考証 … 柴辻俊六
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