鉄郎(向井理)の借金を肩代わりするため、二束三文の値段で練り歯磨きを作るはめになった常子(高畑充希)。
星野(坂口健太郎)の助言から、絵の具を入れるアルミ製のチューブに歯磨きを入れることを思いつく。
更には、借金取りには従来の紙包みの歯磨きを渡し、チューブ製の改良品を隠して出し抜こうというのだ。
一週間後、森田屋を訪れる借金取り。
常子たちのどこか不自然な様子を見破られ、作戦はたちまち失敗してしまうが…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第8週「常子、職業婦人になる」 第43話
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
簡単に…本当に簡単に。
歯磨き粉ビジネスで成功しようと計画を立てた常子だったが、鉄郎の借金のカタにはめられて、作っても作っても自分の利益には全くならないという鬼畜仕事に早変わり。
おじさんだと言っても警察に訴えて良いレベルだと思います。
そんな折、星野が製品についてのアドバイスを。
紙にくるまれた状態だと、どうしても多くつけ過ぎてしまうんです。
つける分だけ取り出せるなど容器に工夫があればより使いやすくなるのではないかと。
話は大変ありがたかったが、今はそれどころではなくなっている小橋家一行。
でも、容器を工夫したって搾取されるだけだし…。
あ~…そうよねぇ。
しかし、転んでもただじゃ起きない常子である。
(って視聴者に思ってもらいたいんでしょ)
絵の具のチューブからヒントを得て、そこに歯磨き粉を詰めることにしたのだった。
心配はご無用です。
借金取りにはこの紙で包んだ歯磨きを渡します。
500個作って完売すれば借金とほぼ同額になるので向こうも納得するでしょう。
ですが、それだと私たちの利益にならない。
そこでこれよりも優れた製品を開発して売り出す事を考えました。
この歯磨き粉チューブ詰め作業のために、厨房という場所提供と共に総動員という人手まで出してやる有り難い森田屋。
それよりさ…このチューブの代金はどうなっているのだろうか。
紙と違って確実にコストが掛かっている気がするが……。
作業中にヤクザがやってきてアタフタする皆さんに…
どこの一家のせいでこんなことになってると思ってるんだよ……
なにこの、上からの指導(爆)
玉子焼きを美味しいと言ったり、ほら、借金取りも可愛いキャラクターなんだよっってところを見せた後、
計画は当然バレてしまい、危機一髪ーーーー……
な、ところに「話は聞いた!!」とヤマさんが登zyo……違…ってか、年代が知れる(笑)
それくらいにしな!
これ以上派手に暴れたら私らが黙っちゃいないよ!
何だ?てめえ。
てめえら誰にアヤつけてると思ってんだ!
言っとくけどこっちは本気だぜ。
滝子さま、かっけーーー!!
お祖母さまに心配を掛けたくなくて言わなかったって、森田屋のみなさんには心配かけまくっていいのかよ…って話だが、見切れながらお祖母さまの遥か後方で頑張るキヨシが見れたから、もういいや。
チューブがポンポン破裂してる絵面もちょっと笑えたし。
なんだ、あれ。
よろしければ→【2016年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
小橋 常子 … 高畑充希(子役期:内田未来)
小橋 君子 … 木村多江
小橋 鞠子 … 相楽樹(子役期:須田琥珀)
小橋 美子 … 杉咲花(子役期:川上凛子、根岸姫奈)
小橋 鉄郎 … 向井理
小橋 竹蔵 … 西島秀俊
青柳 滝子 … 大地真央
隈井 栄太郎 … 片岡鶴太郎
青柳 清 … 大野拓朗
森田 まつ … 秋野暢子
森田 宗吉 … ピエール瀧
森田 照代 … 平岩紙
森田 富江 … 川栄李奈
長谷川哲典 … 浜野謙太
中田 綾 … 阿部純子
星野 武蔵 … 坂口健太郎
玉置茂雄 … 大内田悠平
玉置正雄 … 加藤諒
玉置幹雄 … 藤野大輝
山田 … 田中幸太朗
杉野栄治 … 田山涼成
大迫博文 … ラサール石井
東堂 チヨ … 片桐はいり
花山 伊佐次 … 唐沢寿明
五反田 一郎 … 及川光博
谷 誠治 … 山口智充
水田 正平 … 伊藤淳史
早乙女 朱実 … 真野恵里菜
山岸 隆一 … 田口浩正
ナレーション(語り) … 檀ふみ
※スタッフ
脚本 … 西田征史
演出 … 大原拓、岡田健、藤並英樹、松園武大
プロデューサー … 盆子原誠
制作統括 … 落合将
音楽 … 遠藤浩二
衣装監修 … 黒澤和子
主題歌 … 宇多田ヒカル「花束を君に」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/totone-chan/
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コメント
チューブ>『とと姉ちゃん』第43話
以前から木場のシーンになると
無駄に筋肉を誇示する従業員がいるなあ
…と、密かに気になっていたのだけれど>ぉ
そうか
それも今日のためだったのね!
…と変に納得したのであった
…ひじゅにですが何か?
「えっ、それって♪」by常子
↑場所を貸してくれるだけでなく手伝いも申し出てくれるピエールに
「待ってました♪」って感じの常子の反応
…
チューブ>『とと姉ちゃん』第43話
以前から木場のシーンになると無駄に筋肉を誇示する従業員がいるなあ…と、密かに気になっていたのだけれど>ぉそうかそれも今日のためだったのね!…と変に納得したのであ…
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>清、最後皆さんと並ぶと背が高くスタイルが良かったですね。
さすがメンノンモデル出身ですよね^^
>この役者さんは三匹のおっさんの清田さんの孫だったのを思い出しました。
そうなんですよね。「花燃ゆ」にも出てたんですよ^^
私はデビュー作の映画から大野拓朗くんを見ているのですが、上手くなったと思いますわ~あっ、ほら、つい保護者目線で見てしまう(笑)
>チューブに詰める機械と職人を雇っていました。なので、手で詰めていて驚きました。それは破裂しませんでしたよ。
どういう理屈であんなに破裂していたのかは明日説明があると思うのですが、あれを手作業でどうやっていたんでしょうね。
それが今ひとつよくわからなくて…しかも、あんなにいっぱい^^;
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>このドラマつくっているひとたち、昭和11年だってことを忘れているのかな。
「青踏」はマンガ週刊誌みたいに丸めて読むし、歯磨き粉の材料やアルミチューブはネットでポチッとしたみたい(カードで後払いだから今お金なくてもへーき。売れればおかね入るし)な感覚が不思議です。
ああ~ほんと、そうですよね。
私ゃ本当ーーーにあのチューブをどこからどう仕入れて、どうやって手作業で中身詰めたりしているのか謎ですよ。
原材料費だって掛かっているはずなのにその資金までまさか森田屋が……@@;;
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「意図的」はあると思います。
朝ドラってどこかしら過去作オマージュ入れて描いたりしているものなので。
梅子を思い起こさせる要因は色々あると思うのです。
・元々知名度の高いヒロインの中の人
・今現在、コーラ作りと歯磨き粉作り
・すべるコント
・放蕩おじさんの存在
・劇伴の入り方や曲調
などですね、個人的には。
>高齢化社会において煩わしい負担も負わずに好き勝手に生きたい若い世代に都合の良いファンタジーな婆さんでした
あまちゃんについてそんな風に思った事はありませんでしたが、確かにあれも「地域が家族」という内容でした。
そういう意味ではまさしく朝ドラ。
梅子とこれの視聴率の高さは、前作を引いている部分があると思います。そういう意味でも似ているかも。
梅子の前の「カーネ」は決して視聴率は高くありませんでしたが、普通に民放のドラマを熱心に見る層や映画見まで惹きこみました。
つまり朝ドラ視聴層と違う層が終りに近づくにつれて増えて行った…その期待の流れで「梅子」へ→ながら見
そして、今は何かと話題になった「あさ来た」の高視聴率に引きずられてその期待で「とと」へ→ながら見
こんな感じですかね^^;
この後の「あさイチ」が好評なので、15分間がイマイチでもチャンネル替えないんですよ。
朝ドラはながら見できる方が視聴率が高い…の法則です^^;
とと姉ちゃん (第43回・5/23) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第8週『常子、職業婦人になる』『第43回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
鉄郎(向井理)の借金を肩代わりするため、二束三文の値段で練り歯磨きを作るはめになった常子(高畑充希)。星野(坂口健太郎)の助言から、絵の具を入れるアルミ製のチューブに歯磨きを入れるこ…
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清、最後皆さんと並ぶと背が高くスタイルが良かったですね。きっと筋肉もあることでしょうが、そこは若ボンなので慎ましく…。この役者さんは三匹のおっさんの清田さんの孫だったのを思い出しました。
アメリカの歯磨き作って億万長者になった少年の児童書を読みましたが、チューブに詰める機械と職人を雇っていました。なので、手で詰めていて驚きました。それは破裂しませんでしたよ。
とと姉ちゃん 第43回
『常子、職業婦人になる』
内容練り歯磨きづくりは成功したモノの、鉄郎(向井理)の借金の肩代わりをすることになってしまう常子(高畑充希)達。直後、鉄郎は、姿を消してしまう。そこで常子は、借金取りを出し抜こうと、星野(坂口健太郎)の助言と、宗吉(ピエール瀧…
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>頑張るキヨシが見れたから、もういいや。
そうそう。キヨシが癒し。
このドラマつくっているひとたち、昭和11年だってことを忘れているのかな。
「青踏」はマンガ週刊誌みたいに丸めて読むし、歯磨き粉の材料やアルミチューブはネットでポチッとしたみたい(カードで後払いだから今お金なくてもへーき。売れればおかね入るし)な感覚が不思議です。
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それは意図的なものなのかもしれません。
君子と滝子が和解した辺りでyahooコラムに朝ドラ論が上がり「お婆ちゃん視聴者に都合の良い
『飛び出した親と祖母が仲違いしているのを、明るく前向きで優しく健気なヒロインが和解させる』
ドラマを作っているが現実では親が不仲なら孫はさらに疎遠となり、金の無心の時ぐらいしか近づかず、口汚い言葉を年長者にも使うもの」みたいな事を書いていました。個人的には本作で、そういう定番をたまたまやったので極論に走っている印象。
「ゲゲゲ」以降、時代モノ回帰の傾向はあり家出や駆け落ち設定は年一回のペースで盛り込まれていますが(笑)、孫とお婆ちゃんの関係が全体の核になっていたのは「てっぱん」ぐらい。しかもヒロインの実母は物語開始時に既に他界。
「あまちゃん」で家出した春子がアキを伴い戻ってきましたが孫に修復されるような間柄ではなかったし、そもそも夏ばっぱは一貫して「来る者拒まず、去る者追わず」のスタンス。心臓手術後の療養中に震災に巻き込まれながら現役復帰など、高齢化社会において煩わしい負担も負わずに好き勝手に生きたい若い世代に都合の良いファンタジーな婆さんでした。(「まれ」の毒婆は逆方向にファンタジーでしたが)
実際、「あまちゃん」で視聴者の門戸が広がった事が現在の視聴率20%台安定路線の土台になっている訳ですが、この作品単体では前年のドラマを深読みしない爺婆世代がヒロインをお人形さんを愛でる感覚で観ていたであろう「梅ちゃん先生」に負けている訳ですね。
ここまでの流れを見ると本作は「梅ちゃん」と「あまちゃん」のイイとこ(orズルい所)取り?口で「お婆様」「お婆様」と慕っている要に見せて、若い世代は後継者問題といった伝統に束縛されず好き勝手に生きて苦しい時だけ助けてもらう。でも一見しただけでは良い孫。オレオレ詐欺のような怖いドラマ?