「ラ・ボエーム」の稽古で、皆と明らかな実力の差を感じた音(二階堂ふみ)は、稽古後もベルトーマス(広岡由里子)とのレッスンや自宅で自主練習をして必死に頑張るが、どうしてもうまくいかない。毎日疲れ果てて、笑うことも少なくなっている音を見て、華(古川琴音)は「あれがお母さんのやりたいことなのかな…」と疑問に感じる。ある日、音は稽古を見に来ていた千鶴子(小南満佑子)に相談する…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「エール」第21週「夢のつづきに」第104話
感想
二階堂ふみさんは好きな女優さんだが、戦後の音の演技には、落ち着きよりもおばあちゃん感……。古山音は現在いくつなのか。
裕一の誕生は1909年。今は『栄冠は君に輝く』が発表された1948年?
とすると、裕一は現在39歳。
音は裕一の2つ下なので現在は37歳……。いくら何でも老けさせすぎでは~~。
実在のモデル・古関金子さんは1912年生まれ。1948年には36歳。1946年には長男を出産し(第三子)、1949年にはラジオオペラに出演している。パワフルである。老けてる場合じゃない。
しかし、ドラマの音はどうにも老けた感じありありなので、
千鶴子さんなら……どうする?
私は……悔しさをバネに、何としてもいい舞台にしてみせるって覚悟を決めると思う。
……できると思う?
今の私に。
…………。
と、なってしまっても仕方ない。
(でも、二次審査までは実力だったんだ……)
そんな甘い世界じゃないことは分かってました。
でも……どれだけ努力しても根本的に力がない。
稽古していても私だけ空気が違うんです。私以外の皆さんはずっと先を見ていた。
でも私はオーディションまでしか見えてなかった。
覚悟がなかったんです。
実力の無さを現場で思い知らされるのは辛いよね。
「あなたは何もかも欲しがっている。持っている。」
と、かつて言われまくっていたヒロインの挫折……。
そのブランク、子育てに被せなくても、「戦争のせい」で良かった気もするんだけれど、やはり令和の朝ドラは「子育てと女の仕事」を描かなきゃならないんだろうか。
【エール】
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※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
キャスト
古山裕一 – 窪田正孝(子役期:石田星空)
古山三郎 – 唐沢寿明
古山まさ – 菊池桃子
古山浩二 – 佐久本宝(子役期:潤浩)
権藤茂兵衛 – 風間杜夫
佐藤久志 – 山崎育三郎(子役期:山口太幹)
村野鉄男 – 中村蒼(子役期:込江大牙)
希穂子 – 入山法子
藤堂清晴 – 森山直太朗
関内音 – 二階堂ふみ(子役期:清水香帆)
関内安隆 – 光石研
関内光子 – 薬師丸ひろ子
関内吟 – 松井玲奈(子役期:本間叶愛)
関内梅 – 森七菜(子役期:新津ちせ)
鏑木智彦 – 奥野瑛太
小山田耕三 – 志村けん
廿日市誉 – 古田新太
木枯正人 – 野田洋次郎
高梨一太郎 – ノゾエ征爾
杉山あかね – 加弥乃
梶取保 – 野間口徹
梶取恵 – 仲里依紗
田中隆 – 三浦貴大
双浦環 – 柴咲コウ
岩城新平 – 吉原光夫
御手洗清太郎 – 古川雄大
大河原隆彦 – 菅原大吉
桑田博人 – 清水伸
及川志津雄 – 田中偉登
落合吾郎 – 相島一之
鈴木廉平 – 松尾諭
菊池昌子 – 堀内敬子
松坂寛太 – 望月歩
語り… 津田健次郎
スタッフ
脚本 – 清水友佳子、嶋田うれ葉
原作 – 林宏司(第3週まで)
制作統括 – 土屋勝裕
プロデューサー – 小西千栄子、小林泰子、土居美希
演出 – 吉田照幸、松園武大
音楽 – 瀬川英史
主題歌 – GReeeeN「星影のエール」
コメント
若い頃>『エール』第104話
『忘却バッテリー』最新話も 天才と凡人の話だった。 かなり心に痛い話だった。 『エール』の方は … …… ……… まあね(^^;) …ひじゅにですが何か? 「若いっていいわね」by恵 「やりたいこと」に繋がるミルクセーキを飲む渉君と 「やりたいこと」がまだ見つからないままコーヒーを飲む華ちゃん。 夢は甘く、それを持たない者の現実は苦い …なんて…