NHK朝ドラ【おかえりモネ】第30回　(第6週 金曜日)　感想

耕治はいずれ来るだろうと思っていたけれど。

ここでか。

絶望の後の光みたいなものよね。

真っすぐ明るい人。

 

中村（平山祐介）の強い希望もあり、菅波（坂口健太郎）は田中（塚本晋也）の在宅診療に携わることに。田中が森林組合に注文したテーブルとイスも、無事納品される。田中は、別れた妻に完成したテーブルを見に来てもらえないかと連絡をしており、百音（清原果耶）は田中とともに奥さんが店に来てくれるか否か、固唾をのんで待つ。しかし、約束の時間がやがて過ぎて……

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「おかえりモネ」第6週「大人たちの青春」第30話

感想

一日に1回は、うんうんと思いながら視聴させていただいているわけだが……。

影が魅力だとか不幸が色気だとか、そういう安っぽい価値観で汚さないでください！

うん……

将来の伴侶を探している人は、これ、心に刻んでおくべき。

ポジティブ最強

正しくて明るくてポジティブで前向きであることが魅力にならない世界なんてクソです！

どこまでも明るい吹いてる楽器の音まで明るいこの人は最高にすてきです！

影が魅力だとか不幸が色気だとか、そういう安っぽい価値観で汚さないでください！

若い時って、ちょっと影のあるイケメンが魅力的に思えたり。

甘え上手でちょっと不安定な女の子が可愛く思えたり。

「私が(俺が)支えてあげなきゃ！ｷｭﾝ！」でホレてしまって尽くすモードで一緒になったりしてしまうわけだが……。

何だかんだ、ポジティブが最強だから。

自分が沈んだ時は、引っ張り上げてくれる明るさと強さ。それをお互いに持つことができれば最強のカップル。

そして、そういう人たちが築いた家庭は強い。

耕治さんと亜哉子さんは、本当に良い出会いをしたし、そこを繋いだのがトムさんなら恩人だよね。

菅波先生は……

そして、菅波先生は百音に引っ張り上げられた。

ネガティブを引っくり返す強さ。
まさしく、父と母の子。

田中さんが積極治療を選択するなら往診もするし、私にも協力するって言いましたよね？

いや…。

言いましたよね！？

中村先生もポジティブで素敵だよね。

最高の環境だね。


僕は患者の望みより自分の治したいという欲を優先させてしまう。本質的には患者のことを考えていない。

患者の気持ちや生活を丸ごと診る訪問診療には向いていません。


確かに。
先生のこういうとご、すっごぐ自分勝手って感じがします。

送られた方の気持ちあんまり分かってないっていうか…。

気象予報士試験の前に送られた大量メールを見せる百音。


長文だし、しかも全部正論だし、正論だけど私にはできないごどばっかり書いてあるからめちゃくちゃ腹が立ちます。

でも分かりますから。

先生は私のためを思って一生懸命考えてくれてる。

だから先生が患者さんのごどを考えてないっていうのは違うと思います。


だよ……。

百音のための学習計画。百音のための誕生月当て。百音のためのプレゼント。

……こんなに一生懸命やってくれる先生、他人の事考えていないわけないじゃん。

大きなテーブルが届く

トムさんの願いがこもった大きなテーブル。

しかし奥さん……元奥さんは来なかった。

そりゃそうだ。

たぶん夫の女関係で別れて……また会いたいと言われても。

病気の事は話したのか話していないのか……。


代わりに来たのは耕治さんと亜哉子さん。

トムさん自身は家族を壊してしまったけれど、トムさんの傍にいた明るい夫婦は今も仲良くこうして暮らしている。

テーブル。
使えて良かった。

 

 

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キャスト

永浦百音 – 清原果耶

永浦耕治 – 内野聖陽
永浦亜哉子 – 鈴木京香
永浦未知 – 蒔田彩珠
永浦龍己 – 藤竜也
永浦雅代 – 竹下景子

及川亮 – 永瀬廉
野村明日美 – 恒松祐里
後藤三生 – 前田航基
早坂悠人 – 髙田彪我

及川新次 – 浅野忠信

新田サヤカ – 夏木マリ
菅波光太朗 – 坂口健太郎
佐々木翔洋 – 浜野謙太
川久保博史 – でんでん
田中和久 – 塚本晋也
中村信弘 – 平山祐介

朝岡覚 – 西島秀俊
神野マリアンナ莉子 – 今田美桜
内田衛 – 清水尋也
野坂碧 – 森田望智
安西和将 – 井上順

沢渡公平 – 玉置玲央
高村沙都子 – 高岡早紀
井上菜津 – マイコ
鮫島祐希 – 菅原小春

 

語り… 竹下景子

スタッフ

◆制作統括 : 吉永証、須崎岳
◆プロデューサー : 上田明子
◆演出 : 一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子
◆脚本 : 安達奈緒子
◆音楽 : 高木正勝
◆主題歌 : BUMP OF CHICKEN「なないろ」