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NHK朝ドラ【エール】第33回(第7週 水曜日) 感想

契約から半年、相変わらず裕一(窪田正孝)のつくった曲が採用されないなか、先に同期の木枯(野田洋次郎)の曲がレコードになると聞いて、裕一は複雑な気分になる。一方の木枯も、レコーディングで自分の思ったようにならず不機嫌な様子。裕一を連れて気晴らしに夜のカフェーにやってくる。女給たちの接客を受けて動揺する裕一だったが、木枯は「大衆が求める歌を作るには、大衆を知らなきゃ始まらない」と話す……

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「エール」第7週「夢の新婚生活」 第32話

NHK朝ドラ『エール』感想

感想

木枯さんのモデルは、あの古賀政男さん。

「あの」と言っても、私だって子ども時代に亡くなった方はよく存じ上げない。

モデルの古賀政男さんの歌『影を慕いて』

けれど、『いだてん』を見ていた方は三波春男の『東京五輪音頭』はすぐにピンと来るはずだし、比較的新しい方では美空ひばりの『柔』とか、島倉千代子の『ひろしまの母』とか、聞いたことある~~という方は少なくないはず。


カフェで披露したのは『影を慕いて』。

宮城には石碑があるんだね。

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https://rubese.net/gurucomi001/?id=924397

野田さんの歌は、ザ・昭和歌唱とはちょっと違う感じだけれど、でも、味があって素敵。

 

先に曲が採用された木枯さんにちょっと嫉妬している裕一……という雰囲気で始まったけれど、採用された方は採用された方で、ちっとも思い通りに進んでいなかった。

新人はどこの世界でもそういうもの。そうやって潰されずに済む一部だけが生き残っていくんだから厳しいよね。

 

クサクサ解消に裕一もカフェに誘ったのかと思っていたけれど、

ねえ、木枯君さ、こういうとこって高いんじゃないの?

いいんだよ。取材費だから。

しゅ……取材費?

大衆が求める歌を作るにはまず大衆を知らなきゃ始まらない。

何か生々しいだろ?ここ。

見てると自然と音が浮かんで、書きたい衝動が湧いてくる。

 

みんな木枯さんのメロディに耳を傾けている。

 

木枯さんのメロディーって、何か心の古傷にそっと寄り添ってくれるような気がするんですよ。

 

それが経験や人間性が芸術に反映するってやつよね。

その「自然と音が浮かんで書きたい衝動」は、裕一にとって音だったはず。

 

思い出して~~。

 

……が、思い出すどころじゃなく、シャツについた口紅というベタな原因で夫婦喧嘩展開する2人である。

納豆の歌がめっちゃ良く出来てた(笑)それが「書きたい衝動」やん……。

 

喫茶バンブーの2人は夫婦喧嘩なんてしないんだろうな。(もっと熾烈な公安と殺し屋の戦いが陰で行われてそう……)

めっちゃコント展開というわけでも、寒いギャグというわけでもなく、結構声を出して笑うシーンも多い。東京編、イイ。

 

カフェ パピヨンのママが黒沢あすかさんなのも嬉しい。


興味深いキャストが適材適所に配置されている感じ。

存在感を消せる男・さとうひさし

そして、やっと、存在感無くさなくて済むようになったらしい天パのプリンス、佐藤久志くん。



音の浮気を疑って1週間ドタバタするような展開じゃなくて良かった(笑)(川俣編の脚本だったら、きっとそうなってた(笑))

トントン進む感じが好ましい。

 

今期から朝ドラは月曜から金曜の週5日放送。土曜は一週間の総集編です。

 

【エール】
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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

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キャスト

古山裕一 – 窪田正孝(子役期:石田星空)

古山三郎 – 唐沢寿明
古山まさ – 菊池桃子
古山浩二 – 佐久本宝(子役期:潤浩)
権藤茂兵衛 – 風間杜夫

佐藤久志 – 山崎育三郎(子役期:山口太幹)
村野鉄男 – 中村蒼(子役期:込江大牙)

藤堂清晴 – 森山直太朗

関内音 – 二階堂ふみ(子役期:清水香帆)
関内安隆 – 光石研
関内光子 – 薬師丸ひろ子
関内吟 – 松井玲奈(子役期:本間叶愛)
関内梅 – 森七菜(子役期:新津ちせ)

小山田耕三 – 志村けん
廿日市誉 – 古田新太
木枯正人 – 野田洋次郎
杉山あかね – 加弥乃

梶取保 – 野間口徹
梶取恵 – 仲里依紗

田中隆 – 三浦貴大

双浦環 – 柴咲コウ

岩城新平 – 吉原光夫
御手洗清太郎 – 古川雄大

大河原隆彦 – 菅原大吉
桑田博人 – 清水伸
及川志津雄 – 田中偉登

落合吾郎 – 相島一之
鈴木廉平 – 松尾諭
菊池昌子 – 堀内敬子
松坂寛太 – 望月歩

 

語り… 津田健次郎

スタッフ

脚本 – 清水友佳子、嶋田うれ葉
原作 – 林宏司(第3週まで)
制作統括 – 土屋勝裕
プロデューサー – 小西千栄子、小林泰子、土居美希
演出 – 吉田照幸、松園武大
音楽 – 瀬川英史

主題歌 – GReeeeN「星影のエール」

コメント

  1. 影を慕いて>『エール』第33話

    今日の見どころ(聴きどころ)は野田洋次郎さんの歌?変にコブシを付けず素直な歌い方に好感ただ、変わったところで息継ぎするのね(素人の感想)これが特徴?『前前前世』しか聞い…

  2. 連続テレビ小説『エール』第33回

    内容作曲を続けて半年。裕一(窪田正孝)の曲は、未だ採用されずにいた。そんなある日、同じく苦戦していた木枯(野田洋次郎)の曲がレコードになると知る。だが、木枯も、思ったような採用のされ方ではなかったため、不満があり、裕一をカフェへと誘う。大衆が求める歌を作るには、大衆を知らなければ。。。と。敬称略作、清水友佳子さん原案は、林宏司さんこれ。。。。水曜まで見て、この状態ってことは。サブタイトル“夢…

  3. 連続テレビ小説「エール」 (第33回・2020/5/13) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『エール』(公式サイト) 第7週『夢の新婚生活』の 『第33回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 契約から半年、相変わらず裕一(窪田正孝)のつくった曲が採用されないなか、先に同期の木枯(野田洋次郎)の曲がレコードになると聞いて、裕…

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