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NHK朝ドラ【エール】第27回(第6週 火曜日) 感想

幸せいっぱいでのんきに福島に戻った裕一(窪田正孝)だったが、帰りを待っていた福島の家族の反応は予想外のものだった。まさ(菊池桃子)や浩二(佐久本宝)の想(おも)いをはじめて知って、あらためてどうすべきか考えこむ裕一。久しぶりに恩師の藤堂先生(森山直太朗)をたずねて、裕一は自身について相談をする。一方、音楽学校の実技試験に向けて、歌の練習にはげむ音(二階堂ふみ)は、謎の男のアドバイスで…

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「エール」第6週「ふたりの決意」 第27話

NHK朝ドラ『エール』感想

感想

昨日、

それは父さんの役割だよ。

 

にビックリさせられた裕一は、本日はまず先生に相談……。

裕一よ……
「自分」ってもんはないのかぃ。

そして、

俺はお前に世界で一流と認められるような作曲家になってほしい。この留学は最後に残された唯一の道だ。

と言われた通りに、音に別れを告げるのだった。

裕一よ……
「自分」ってもんは……

 

そもそも、それを成し遂げるためには恋など捨てなければならない、とは、音の母に言われたじゃん。

三郎にも覚悟を問われたよね。

なのに先生に言われたら考えを改めるんだ。

……というよりも、帰ったら父が周りを説得してくれていなかったからあきらめた、みたいに見える。

 

まぁ、でも。

朝ドラヒロイン()が未熟なのはいつものことで。

ドラマは決して正しい人間を描いているわけではないのよね。

しかも、今は世間知らずの坊ちゃんで。

結婚して夫になって、子供が出来て父になって、人と出会い人と別れ、激動の時代に音楽に癒されたり絶望したりして、たくさんの経験と共に成熟していくのだろう……。

 

(そうなってくれるといいけど……)

 

祖母に

女を諦めたのかい。
あの子もバカじゃないね。
私がしっかり子どもの産める素性のいい女を選ぶ。
同時に養子縁組みをする。


お前の時みたいなことがあっちゃあ困るからね。

 

と言われる権藤の伯父さんも、親から抑圧される辛い人生を送って来たのだろうなというワンシーンもあったし、それは常に親に愛されたくて試行錯誤してきた浩二の苦悩にも繋がる。

けれども、この時代の名家の親として、意に染まぬ結婚を息子と娘の2人にまで許した権藤家も十分に寛容だったよね(笑)

 

どんな親でも、どんな人生でも、老いた姿を見たら孝行しなければという気にもなってくる……。

先生も、まさ母も、そこにたぶん変わりはないのだった。

 

でも。

裕一は違うぞ。

逃げているだけにしか見えない。

そして、複雑な世界情勢の中、留学は取り消しに……。

 

今期から朝ドラは月曜から金曜の週5日放送。土曜は一週間の総集編です。

 

【エール】
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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

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キャスト

古山裕一 – 窪田正孝(子役期:石田星空)

古山三郎 – 唐沢寿明
古山まさ – 菊池桃子
古山浩二 – 佐久本宝
権藤茂兵衛 – 風間杜夫

佐藤久志 – 山崎育三郎(子役期:山口太幹)
村野鉄男 – 中村蒼(子役期:込江大牙)

藤堂清晴 – 森山直太朗

関内音 – 二階堂ふみ(子役期:清水香帆)
関内安隆 – 光石研
関内光子 – 薬師丸ひろ子
関内吟 – 松井玲奈(子役期:本間叶愛)
関内梅 – 森七菜(子役期:新津ちせ)
双浦環 – 柴咲コウ
岩城新平 – 吉原光夫
御手洗清太郎 – 古川雄大

 

語り… 津田健次郎

スタッフ

脚本 – 清水友佳子、嶋田うれ葉
原作 – 林宏司(第3週まで)
制作統括 – 土屋勝裕
プロデューサー – 小西千栄子、小林泰子、土居美希
演出 – 吉田照幸、松園武大
音楽 – 瀬川英史

主題歌 – GReeeeN「星影のエール」

コメント

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