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NHK朝ドラ【エール】第1回(第1週 月曜日) 感想

激動の昭和という時代、音楽の力で人と人とを結んで勇気づけたある夫婦の物語。昭和39年、10月10日、東京オリンピック開会式の日。聖火ランナーが東京の街を走り、国立競技場でまもなく開会式がはじまろうという時、会場に来ていた古山裕一(窪田正孝)が姿を隠してしまう。あわてて裕一を探しまわる妻の音(二階堂ふみ)。裕一は、自分が作曲した開会式の音楽を皆が受け入れてくれるか不安だったのだが、その時…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「エール」第1週「初めてのエール」 第1話

NHK朝ドラ『エール』感想

感想

明けましてこんにちは。
今春も新しい朝ドラが始まりました~~。

……という出だしでレビューを始める予定だったのだけれど、色々とモヤがかかったような初日になってしまった。

いや、元より、たぶん2020年東京オリンピックのために企画された……はずだった、この朝ドラ。

企画段階では、というより、つい最近までは、肝心のオリンピックが延期になってしまうなんて嘉納治五郎もまーちゃんも思ってもいなかったに違いない。
大河ドラマ『いだてん』第32回感想 オリンピック招致委員会

 

そして、開始初日に出演者のお一人だった志村けんさんがコロナで亡くなられた。

 

国難……とは、まさに今。

モデルは「オリンピック・マーチ」作曲家


今期の主人公は「マッサン」ぶりの男性。

あの「オリンピック・マーチ」の作曲家・古関裕而と、歌手であった妻・金子をモデルとした夫婦の一代記となる。

 

古関裕而さんは、早慶の応援歌、「巨人軍の歌」「ドラゴンズの歌」、夏の「高校野球大会歌」、数多くの校歌、社歌、主題歌、主題曲のみならずクラッシック系楽曲も手掛け、紫綬褒章受章、勲三等瑞宝章も受勲した作曲家。

一言で言ってしまえば、ものすごい偉い作曲家。である。

これを演技力でキャスティングされた窪田正孝…………すごくね。(←すいません、ただのファンの心からのつぶやきで……)

 

もちろんドラマ自体はいつものように「史実をモデルとしたオリジナルドラマです」。

亡くなった志村けんさんもキャストだった…


NHK朝ドラ、いつものように豪華キャスティング。

主人公の父さんは唐沢寿明。ゲゲゲの再放送終わったばかりのイトツ伯父さん・風間杜夫。今や砂清水と慕われていた時代も遠く毎期のように連ドラに定着・山崎育三郎。個人的に推し続ける中村蒼。そういえば、この人、歌が上手いと『西郷どん』で知った二階堂ふみ。ヒロインじゃなくてこういう位置に来たかの柴咲コウ。(あ、敬称は略してます、すいません)

志村けんさんは山田耕筰をモデルとする人物を演じるはずだった。

どうか、そのまま放送されますように……。

脚本家は林宏司さんじゃないのね……


林宏司先生の脚本を楽しみにしていたのだけれど、何かあったらしい。

こういうところが不安要素に繋がるんだよね。

林宏司先生は「原作」になっている。しかも、第3週まで。

現在、脚本家としてクレジットされているお2人は、ここまで「セカンド」の位置で書かれていた方々のようで……うーーん、監修だけでもやらないのかしら。

初回感想「全編アバン」(爆)


初回は、とりあえず、面白かった。面白かったというよりも、勢いがあった(笑)

ドラマの内容よりも「音楽」について語った初回。

紀元前1万年から始まるって、「一番古い時代」競争でもしてんのかな(笑)
 NHK朝ドラ『エール』第1話 感想

 

待っていたGReeeeNの主題歌は13分から

 

とりあえず、志村さんの死を知ってしまってから録画で見たので、テンションがつらかった(←自分が悪い……)

 

でも。

「最後の聖火ランナー、坂井義則君が平和への祈りを込め力強く走っております」

には『いだてん』を思い出して胸あつになったし。
大河ドラマ『いだてん』第46回感想 坂井くん

 

先生。
自分は長崎の出身であります。
親や兄弟、親戚、みんな死んだとです。

生きる希望ば与えてくれたとは先生の「長崎の鐘」です。

先生の曲は人の心ば励まし応援してくれます。

先生の晴れ舞台ですけん、どうか……どうか会場で!

 

には、自然と泣けしまった。

 

とりあえず、よく分からないけれど、初回は楽しんだ。

 

ということで。

また半年、短くよろしくお願いいたします。

 

【エール】
1
 

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

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キャスト

古山裕一 – 窪田正孝(子役期:石田星空)

古山三郎 – 唐沢寿明
古山まさ – 菊池桃子
古山浩二 – 佐久本宝
権藤茂兵衛 – 風間杜夫

佐藤久志 – 山崎育三郎(子役期:山口太幹)
村野鉄男 – 中村蒼(子役期:込江大牙)

藤堂清晴 – 森山直太朗

関内音 – 二階堂ふみ(子役期:清水香帆)
関内安隆 – 光石研
関内光子 – 薬師丸ひろ子
関内吟 – 松井玲奈(子役期:本間叶愛)
関内梅 – 森七菜(子役期:新津ちせ)
双浦環 – 柴咲コウ
岩城新平 – 吉原光夫
御手洗清太郎 – 古川雄大

 

語り… 津田健次郎

スタッフ

脚本 – 清水友佳子、嶋田うれ葉
原作 – 林宏司(第3週まで)
制作統括 – 土屋勝裕
プロデューサー – 小西千栄子、小林泰子、土居美希
演出 – 吉田照幸、松園武大
音楽 – 瀬川英史

主題歌 – GReeeeN「星影のエール」

コメント

  1. 連続テレビ小説「エール」 (第1回・2020/3/30) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『エール』(公式サイト) 第1週『初めてのエール』の 『第1回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 激動の昭和という時代、音楽の力で人と人とを結んで勇気づけたある夫婦の物語。昭和39年、10月10日、東京オリンピック開会式の日。聖火…

  2. 巨炎 より:

    再放送中の「ひよっこ」も含め、「いだてん」と本作はオリンピックが発端なのは
    間違いないだけに現時点、延期で結局、中止になったりしたら、ある意味、伝説ですな…。

    この世界中を巻き込んだゴタゴタは「いだてん」内で描かれるイベントのように
    後にドラマに組み込まれてもおかしくない。
    そんな中でも制作側は一応、頑張っていて「いだてん」では
    利権塗れなエライさんへの皮肉も結構、込めていましたが本作はさて?

  3. 連続テレビ小説『エール』第1回

    「初めてのエール」内容昭和39年10月10日。東京オリンピックが開会した。聖火ランナーが東京を走る中、古山裕一(窪田正孝)が、会場から姿を消す。開会式の音楽を作曲した裕一。あまりに不安だったのだ。心配する妻・音(二階堂ふみ)は、教えてもらった、関係者のトイレへと向かって、裕一を励ましながら、連れだし。。。。。明治42年8月。福島の呉服店で、裕一は誕生した。敬称略原作は、林宏司さん演出は、吉田…

  4. 初めてのエール>『エール』第1話

    ​​志村けんさんの訃報にショックを受けている中 始まった『エール』 志村さん出演シーンはそのまま放送するそうだ (山田耕作をモデルとした音楽家の役で4/27の週から) 志村さんは東京オリンピック聖火リレーも予定されていたとか オリンピックも延期が発表されたばかりの中 ドラマは東京オリンピックで始まった あの様子では最後もオリンピックで終わるのかも? 内容は明るいのに これから半年、明…

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