ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の音楽を無事書き上げた裕一(窪田正孝)に、池田(北村有起哉)は映画「長崎の鐘」の主題歌を作らないかと声をかける。原爆の現実を克明に描いたこの作品と向き合うことで以前のような恐怖がぶり返さないか、音(二階堂ふみ)は裕一の事を心配するが、裕一は前に一歩進むために自ら進んでこの依頼を受ける。裕一は原作者の永田医師(吉岡秀隆)に会うために、長崎に向かう…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「エール」第19週「鐘よ響け」第94話
感想
永田医師@吉岡秀隆さん。コトー先生が病に倒れてしまったような悲しみがある。そういえばコロナからはご回復されたのだろうか。どうぞ、ご健康で……。
贖罪ですか?
はい。
私は 「長崎の鐘」をあなたご自身のために作ってほしくはなか。
原爆は兵隊だけでなく、普通に暮らす何万もの命をたったの一発で奪いました。
焦土と化した長崎、広島を見て、ある若者が「神は本当にいるのですか」と私に問うたとです。
私は……こう答えました。
落ちろ。落ちろ……どん底まで落ちろ。
その意味……
あなたに分かりますか?
答えは自分の中にある。自分で考えろと宿題を貰った裕一。
「どのようなお気持ちで治療に当たられたのか」
という裕一の質問に、よく事故や事件の遺族に「今どのような気持ちですか」とインタビューするマスコミを思い出してしまった。
心が無い。
まぁ、言葉が見つからなくて、そんな風にしか聞けないんだろうけれど。
裕一の苦しみは分かるけれど、結局、自分の悲しみでいっぱいいっぱいなんだよね。
兵隊に出してしまった贖罪の気持ちでいっぱいで、何も考えず明るく生きていた命が消えて行ったことに思いが及ばなかった。
結局、人間が考える「贖罪の気持ち」なんて、神の所業の前には小さいものなのね。
職業差別になるけれど、鏑木さん的にはどん底を味わっている気持ちらしい、現在。
戦災孤児の話を聞いて「自分のどん底」の浅さを思い知る。
それぞれ立ち直っていくんだね。
【エール】
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※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
キャスト
古山裕一 – 窪田正孝(子役期:石田星空)
古山三郎 – 唐沢寿明
古山まさ – 菊池桃子
古山浩二 – 佐久本宝(子役期:潤浩)
権藤茂兵衛 – 風間杜夫
佐藤久志 – 山崎育三郎(子役期:山口太幹)
村野鉄男 – 中村蒼(子役期:込江大牙)
希穂子 – 入山法子
藤堂清晴 – 森山直太朗
関内音 – 二階堂ふみ(子役期:清水香帆)
関内安隆 – 光石研
関内光子 – 薬師丸ひろ子
関内吟 – 松井玲奈(子役期:本間叶愛)
関内梅 – 森七菜(子役期:新津ちせ)
鏑木智彦 – 奥野瑛太
小山田耕三 – 志村けん
廿日市誉 – 古田新太
木枯正人 – 野田洋次郎
高梨一太郎 – ノゾエ征爾
杉山あかね – 加弥乃
梶取保 – 野間口徹
梶取恵 – 仲里依紗
田中隆 – 三浦貴大
双浦環 – 柴咲コウ
岩城新平 – 吉原光夫
御手洗清太郎 – 古川雄大
大河原隆彦 – 菅原大吉
桑田博人 – 清水伸
及川志津雄 – 田中偉登
落合吾郎 – 相島一之
鈴木廉平 – 松尾諭
菊池昌子 – 堀内敬子
松坂寛太 – 望月歩
語り… 津田健次郎
スタッフ
脚本 – 清水友佳子、嶋田うれ葉
原作 – 林宏司(第3週まで)
制作統括 – 土屋勝裕
プロデューサー – 小西千栄子、小林泰子、土居美希
演出 – 吉田照幸、松園武大
音楽 – 瀬川英史
主題歌 – GReeeeN「星影のエール」
コメント
如己堂>『エール』第94話
夫を尾行するために黒い男物のジャケット&ハンチングを一瞬で身に着ける吟。ベタ過ぎるけど…可愛いから許す>ぇ…ひじゅにですが何か?「自分で見つけ…
如己堂>『エール』第94話
夫を尾行するために 黒い男物のジャケット&ハンチングを 一瞬で身に着ける吟。 ベタ過ぎるけど…可愛いから許す>ぇ …ひじゅにですが何か? 「自分で見つけることがきっかけになるはずです」by永田 ↑そりゃあそうだろうなあ… だって裕一は常に周囲にお膳立てされて進んできたんだものな。 養子騒動の時も、自分では音楽から離れていたけれど 周囲に引っ張られ…