NHK朝ドラ【エール】第24回(第5週 木曜日) 感想

三郎(唐沢寿明)との光子(薬師丸ひろ子)の話し合いは思わぬ方向で決着がつき、三郎は福島の家族や茂兵衛(風間杜夫)の説得は自分に任せておけと言って、福島に帰っていった。豊橋に残った裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)は、豊橋のホールで行う予定の演奏会に向けて準備を進める。演奏会で歌う歌の詞を書けない音は、妹の梅(森七菜)に詞を作るように頼む。梅は裕一がどうやって作曲するのか知りたがり…

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「エール」第5週「愛の狂騒曲」 第24話

NHK朝ドラ『エール』感想

感想

ミュージックティーチャー……(泣)

 

ほら、私、こんなんでしょ?
学校でね、先生に男なら男らしくしろって殴られた。泥水を飲まされたこともあったわ。これで治るってね。


どうしようもないのよ。
こうして生まれてきちゃったんだから。


幸い両親は認めてくれてね、海外へ早く行かせてくれたの。

もちろん、あっちでも東洋人だって差別を受けたわ。

だけどあっちはね、結果を出せば認めてくれるの。死に物狂いで頑張ったわ。

 

私は恵まれてた方。
みんな隠して生きてるの。


「先生」って言葉が嫌いなのは、昔のつらい記憶を思い出しちゃうからってわけ。

ミュージックティーチャー・御手洗の過去が想定外の闇だった……。

 

この時代、海外だって性的マイノリティは差別を受けたし、同性愛者などは投獄されたり収容所に入れられたりしたわけだけれど、それも無かったのだから御手洗は本当に恵まれた環境だったよね。

 

どもりだっただけで殴られたり蹴られたりしていた裕一には、御手洗の気持ちが手に取るように理解できただろうなぁ。



ここで、「僕も学校で殴られていたんです!」とか言わずに話を聞いてあげる裕一。

 

創作に悩む梅にも的確なアドバイス。

 

ものを作るには何かのきっかけとかつながりが必要なんだ。

ほら梅ちゃん、今自分の中から出そうとしてっけど、書けないなら、ほら、外に目、向けてみっといいかも。

 

豊橋で、「ちょっと頼りになる」という、今までにない立ち位置が出来上がった裕一である。

 

……というか……

 

子役時代の後、そういう立ち位置を描かれることもなくコントを作られてきたからな……今週に入ってから明らかに脚本が落ち着いて普通のドラマになっている。

この方向なら見やすくていいよな。と思ったりしています。

 

音……忘れないで。
お父さんもお母さんもあなたをいつも見守ってる。

 

という大らかな関内家に対し、裕一の方は母も弟も大反対。

なのに

「バンジヨシスグカエレ チチ」

 

とは、一体どういうこと。

 

大丈夫か、三郎……。

 

今期から朝ドラは月曜から金曜の週5日放送。土曜は一週間の総集編です。

 

【エール】
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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

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キャスト

古山裕一 – 窪田正孝(子役期:石田星空)

古山三郎 – 唐沢寿明
古山まさ – 菊池桃子
古山浩二 – 佐久本宝
権藤茂兵衛 – 風間杜夫

佐藤久志 – 山崎育三郎(子役期:山口太幹)
村野鉄男 – 中村蒼(子役期:込江大牙)

藤堂清晴 – 森山直太朗

関内音 – 二階堂ふみ(子役期:清水香帆)
関内安隆 – 光石研
関内光子 – 薬師丸ひろ子
関内吟 – 松井玲奈(子役期:本間叶愛)
関内梅 – 森七菜(子役期:新津ちせ)
双浦環 – 柴咲コウ
岩城新平 – 吉原光夫
御手洗清太郎 – 古川雄大

 

語り… 津田健次郎

スタッフ

脚本 – 清水友佳子、嶋田うれ葉
原作 – 林宏司(第3週まで)
制作統括 – 土屋勝裕
プロデューサー – 小西千栄子、小林泰子、土居美希
演出 – 吉田照幸、松園武大
音楽 – 瀬川英史

主題歌 – GReeeeN「星影のエール」

コメント

  1. 連続テレビ小説『エール』第24回

    内容三郎(唐沢寿明)光子(薬師丸ひろ子)から結婚の許しを得た裕一(窪田正孝)音(二階堂ふみ)伯父・茂兵衛(風間杜夫)のことは、「任せておけ。」。。。と、三郎は、福島へと帰っていく。福島に帰った三郎。しかし、まさ(菊池桃子)浩二(佐久本宝)は、結婚に猛反対。一方、姉・吟(松井玲奈)から祝福を受けた音。演奏会の詩を妹・梅(森七菜)に頼み込み。。。そして、裕一は、御手洗(古川雄大)に協力を受け、作…

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