NHK朝ドラ【エール】第82回(第17週 火曜日)　感想

裕一(窪田正孝)は、東都映画の三隅(正名僕蔵)から依頼された海軍航空隊の予科練習生を主題とした映画の曲づくりに取り組む。曲作りで国に多大な貢献をしているということを理由に召集を解除になった裕一だったが、一度は覚悟を決めていただけに、喜ぶ音(二階堂ふみ)とは対照的に内心複雑だった。一方、豊橋では集会での礼拝を禁止された光子(薬師丸ひろ子)たち信徒が集まって話し合っていた……

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「エール」第17週「歌の力」第82話

感想

ねえ、お母さん。

うん？

私のために歌をやめたの？


私が選んだの。あなたを。


重っ……。

そうですよね。
音さんは何でもご自分で選んでこられました。

それはすごく恵まれた人生だよね。

そのあと「夢は捨てていない。お父さんに預けた。」というイイ話的にまとめてはいたものの、選んでいただいた子供はプレシャーでかいよね。


もっとも、選んでいただいた華の人生は、選んでいただいたから良い曲を書かなくてはならないという裕一のプレッシャーに被る。


そして、みんなが信仰を続けるために行動しようと話し合う中、

私は私の信仰は捨てたくない。守りたい。だからといって危険を冒すくらいなら今は……。


と自由な信仰を主張する光子さんは、音にちょっと似ている。

(しかし、神の教えに従ってこの非常時に人々の役に立とうとか祈ろうとかいう方向ではなくて「何か(なんだ？(笑))」しようとしているらしいから、やっぱりこの団体、特高に目を付けられても仕方ないかも(笑))


都合がよすぎるわ。
まあそれもしょうがないわ。
あんたら軍のお金でごはん食べとるで。

そのおかげで兵役逃れの人もおるし。


で、初めて知る、梅も五郎ちゃんも信仰しているらしい事実(笑)


なるほどね。

五郎ちゃんを描き続けるのは、裕一と同じく「従軍せずに引け目を感じる男たち」の一端だったからか。


もっとも、五郎ちゃんの方は終戦近くなったら徴兵されそうだなぁ。いくつか知らないけど世代が若者みたいですし。


まぁ、いずれも生きづらい世の中だったことには違いない。

 

【エール】
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キャスト

古山裕一 – 窪田正孝（子役期：石田星空）

古山三郎 – 唐沢寿明
古山まさ – 菊池桃子
古山浩二 – 佐久本宝（子役期：潤浩）
権藤茂兵衛 – 風間杜夫

佐藤久志 – 山崎育三郎（子役期：山口太幹）
村野鉄男 – 中村蒼（子役期：込江大牙）

希穂子 – 入山法子
藤堂清晴 – 森山直太朗

関内音 – 二階堂ふみ（子役期：清水香帆）
関内安隆 – 光石研
関内光子 – 薬師丸ひろ子
関内吟 – 松井玲奈（子役期：本間叶愛）
関内梅 – 森七菜（子役期：新津ちせ）
鏑木智彦 – 奥野瑛太

小山田耕三 – 志村けん
廿日市誉 – 古田新太
木枯正人 – 野田洋次郎
高梨一太郎 – ノゾエ征爾
杉山あかね – 加弥乃

梶取保 – 野間口徹
梶取恵 – 仲里依紗

田中隆 – 三浦貴大

双浦環 – 柴咲コウ

岩城新平 – 吉原光夫
御手洗清太郎 – 古川雄大

大河原隆彦 – 菅原大吉
桑田博人 – 清水伸
及川志津雄 – 田中偉登

落合吾郎 – 相島一之
鈴木廉平 – 松尾諭
菊池昌子 – 堀内敬子
松坂寛太 – 望月歩

 

語り… 津田健次郎

スタッフ

脚本 – 清水友佳子、嶋田うれ葉
原作 – 林宏司(第3週まで)
制作統括 – 土屋勝裕
プロデューサー – 小西千栄子、小林泰子、土居美希
演出 – 吉田照幸、松園武大
音楽 – 瀬川英史

主題歌 – GReeeeN「星影のエール」