NHK朝ドラ【エール】第18回(第4週 水曜日) 感想

豊橋の音(二階堂ふみ)は、声楽の先生・御手洗清太郎(古川雄大)から、のちに自分の人生を変えることになる新聞に掲載されたビッグニュースを教えてもらって感激する。さかのぼること1か月前、裕一(窪田正孝)のもとに海外から手紙が届く。そんな折、裕一の祖父の源蔵(森山周一郎)が急死する。裕一が一人前になったら権藤家に養子に入る約束だったが、茂兵衛(風間杜夫)はもしものことを考えて、養子縁組を急ごうとする…

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「エール」第4週「君はるか」 第18話

NHK朝ドラ『エール』感想

感想

そもそも、親戚筋で跡継ぎのための養子縁組ならば、一人前だろうが何だろうが、家を離れた段階でさっさとやっちゃうと思うんだよね。

以前から書いているように、太平洋戦争前の日本はずっと明治民法が生きていて、お家は大事、お跡継ぎは必須な時代だったから。ぼんくらだろうが貧乏だろうが、ましてや名家ならなおさら、後継ぎはとにかく必要なのである。

 

史実では実家の呉服店は倒産してしまい、長男である古関裕而さんは家業を継ぐ必要がなくなった。

けれども、食えないのは困るので、銀行頭取の伯父が銀行で仕事をさせてあげた、という温情話なのに、なぜこんな、夢を邪魔する存在みたいにされているのか。可哀想、伯父さん。

もちろん、ドラマはドラマであって史実である必要はないので面白ければいいのだけれど、……面白い?(困)

 

権藤家の当主、源蔵が急死。

物語はここからまたバタバタと、藤堂先生に相談→先生が鉄男に話してしまう→記事になる→知れ渡る。

という展開。

流れが今日もコント。

 

記事が元で音がファンレターを書き、そこからあれよあれよと……というところは実は史実通り。

 

でも……

『竹取物語』を聞きたかったよね。聞いてからファンレター書いてほしかったよね(笑)

写真だけで「これと!?」と言った音は、名声だけで男を選ぶ女なんだ。

 

自分の人生だ。 
自分の人生を生きる。
天から授かった宝物はドブには捨てない。

 

も、まぁまぁ、好きにすればいいけれど、これから夫婦になって家族を作る物語。「夢のためには家族も捨てる」はそっちにも掛かってくると思うんですが、そういう男でいいのかな……。

 

今期から朝ドラは月曜から金曜の週5日放送。土曜は一週間の総集編です。

 

【エール】
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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

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キャスト

古山裕一 – 窪田正孝(子役期:石田星空)

古山三郎 – 唐沢寿明
古山まさ – 菊池桃子
古山浩二 – 佐久本宝
権藤茂兵衛 – 風間杜夫

佐藤久志 – 山崎育三郎(子役期:山口太幹)
村野鉄男 – 中村蒼(子役期:込江大牙)

藤堂清晴 – 森山直太朗

関内音 – 二階堂ふみ(子役期:清水香帆)
関内安隆 – 光石研
関内光子 – 薬師丸ひろ子
関内吟 – 松井玲奈(子役期:本間叶愛)
関内梅 – 森七菜(子役期:新津ちせ)
双浦環 – 柴咲コウ
岩城新平 – 吉原光夫
御手洗清太郎 – 古川雄大

 

語り… 津田健次郎

スタッフ

脚本 – 清水友佳子、嶋田うれ葉
原作 – 林宏司(第3週まで)
制作統括 – 土屋勝裕
プロデューサー – 小西千栄子、小林泰子、土居美希
演出 – 吉田照幸、松園武大
音楽 – 瀬川英史

主題歌 – GReeeeN「星影のエール」

コメント

  1. くう より:

    千早太夫さん
    レスがお久しぶりになってしまって申し訳ありません!

    >くうさん、エールにハマッてないのが丸わかりです(笑)

    ですねぇ……正直、面白いと思えたのが裕一の子役時代くらいで、後は何だかいい加減な話だなと思いながら見てます(苦笑)

    >とはいえ、私はエールに結構ハマッています。

    そうなんですね!何だか毎日こんな内容ですいません(笑)

    今、自分にとってこの朝ドラが「わろてんか」や「まれ」レベルになってきているので、とりあえず早く脚本家の先生を何とか……と思っています。

    大河の方は楽しんでいるのですが、記事が出来上がらず毎週過ぎていきます。そのうち書く予定です(ホントに……)

    今期もよろしくお願いします。

  2. 千早太夫 より:

    くうさん、エールにハマッてないのが丸わかりです(笑)。

    週6回が5回になった影響って、意外に大きいですね。
    週6回なら福島少年編は土曜日まで使って終わり、豊橋少女編はたっぷり6回分使えてもっとじっくり描けた。

    「わろてんか」や「なつぞら」同様に、毎日が総集編みたいで少し残念です。

    原曲の「竹取の翁」は楽譜も録音も残っていないらしいですが、そこはNHK、それっぽい曲を作ることは出来たはず。
    音ちゃんが曲を聴かずにファンレターを書いたのはもしかしたら史実かもしれませんが、多分、彼女がじっくり曲を聴いている場面なんか描く余裕がなかったのだろうなと思います。

    とはいえ、私はエールに結構ハマッています。
    コント仕立てと福島・豊橋の両面作戦が私には面白いです。
    子役ちゃんが2人とも本役の面影があるのも、スカーレット同様素晴らしいと思います。
    (チビ音ちゃんは「面影」どころじゃなく二階堂さんそっくりでしたが)

    でも、今はそんなことよりも、早くコロナが終息してフツーに朝ドラや大河が楽しめる生活が戻りますように!

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