もう俺が出でいぐごどもねえだろ。 2人できちんと話し合えばいいんだよ。
2人できちんと話し合えばいいんだよ。
大きくうなずく朝である。
そして、耕治が「後は2人で」と下がって行ったのだから、あなたたちも下がったらどう……。
新次(浅野忠信)が、お金のことで相談があると永浦家にやってくる。そして、新次は耕治(内野聖陽)に、亮(永瀬廉)が船を買う資金のために、ある提案を話す。それは新次の美波(坂井真紀)に対する気持ちに深くかかわる内容だった。そこへ、亮もやってくる。百音(清原果耶)、亜哉子(鈴木京香)、未知(蒔田彩珠)が見守る中、新次は、ずっと、その提案を考えた経緯をぽつりぽつりと話し出す……
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「おかえりモネ」第23週「大人たちの決着」第112話
感想
新次の話には泣けた。もう9年。まだ9年。
10年って、案外昨日の事のようにあっという間で。
ぼーーっと生きていると自分だけが置いて行かれている。
新次はやっと前へ進める。
永浦家の存在
昨日の みーちゃんの「お父さん、りょーちんと船に乗ってくれないかな」にはゾッとしたけれど。
そういう風にはならないように、ちゃんとできていた。
(安達脚本を信じられなくてすいません)
永浦家は及川家を導く灯台的な存在だった。
まぁ、これは島の中だけでも解決する問題だったので、ここにヒロインが絡んでいることに関してはいまだによく分からないけれど、これを経てヒロインも島に拘らず自分の道を歩いてくれないかな……(それはそうはならなそう)。
お母さんの遺志
美波さんの死亡届を出す決心がついたと新次は言う。
そうすると、いくばくかの見舞金が入る。それを船の頭に乗せてほしいと。
いい使いみぢだ。
お母さんも喜ぶ。
新次は息子が遭難しそうになって、やっと察したのだった。妻が向こうにいることを。
美波さんの声が入った携帯を握りしめ、海の向こうに祈りをささげる新次の映像が強く、印象に残るシーン。
頼むがら、亮返してくれってよ。
冗談じゃねえって思ってたよ。
もうな、亮、戻してくれってひたすら美波に祈ってだんだよ。
そしたらな、俺、気付いだんだよ。
美波が向ごうにいるって。
そう思ってるがら美波に祈ってだんだよ。
新次は船に乗らないな
流れを見ていて、これは新次は船に乗らないな……と思った。
それが亮の独立であり、新次の独立ではないのかな。
新次は「育てる喜び」を知り、りょーちんはオヤジではなく自分の好きな船に乗る。
そうなって本当にお互いを支えることが出来るのだと思う。
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【おかえりモネ】
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※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
キャスト
永浦百音 – 清原果耶
永浦耕治 – 内野聖陽
永浦亜哉子 – 鈴木京香
永浦未知 – 蒔田彩珠
永浦龍己 – 藤竜也
永浦雅代 – 竹下景子
及川亮 – 永瀬廉
野村明日美 – 恒松祐里
後藤三生 – 前田航基
早坂悠人 – 髙田彪我
及川新次 – 浅野忠信
新田サヤカ – 夏木マリ
菅波光太朗 – 坂口健太郎
佐々木翔洋 – 浜野謙太
川久保博史 – でんでん
田中和久 – 塚本晋也
中村信弘 – 平山祐介
朝岡覚 – 西島秀俊
神野マリアンナ莉子 – 今田美桜
内田衛 – 清水尋也
野坂碧 – 森田望智
安西和将 – 井上順
沢渡公平 – 玉置玲央
高村沙都子 – 高岡早紀
井上菜津 – マイコ
鮫島祐希 – 菅原小春
語り… 竹下景子
スタッフ
◆制作統括 : 吉永証、須崎岳
◆プロデューサー : 上田明子
◆演出 : 一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子
◆脚本 : 安達奈緒子
◆音楽 : 高木正勝
◆主題歌 : BUMP OF CHICKEN「なないろ」