NHK朝ドラ【おかえりモネ】第2回 (第1週 火曜日) 感想

初回視聴率が19.2%で20%を割ったとか、何も起こらなくて面白くないとか、なぜか叩かれ気味な『おかえりモネ』である。

いや……。

むしろ、朝ドラには贅沢過ぎる15分間だと思いますけれど。

ヒーリング上等。

 

百音(清原果耶)は、サヤカ(夏木マリ)の山の樹齢300年のヒバの木の存在を知って、心を揺さぶられる。森林組合の課長の翔洋(浜野謙太)は週末に登米の伝統の能の定例会を控えて、そわそわしていた。百音は、能舞台を見学に行き、サヤカと川久保(でんでん)が、ヒバの伐採について話し合っているのを目撃する。その夜、百音の妹・未知(蒔田彩珠)の水産高校での取り組みのニュースを見て、百音は妹をまぶしく感じる…

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「おかえりモネ」第1週「天気予報って未来がわかる?」第2話

NHK朝ドラ『おかえりモネ』感想

感想

とにかく徹底して「命」と「役に立つこと」を描いていることが伝わる。

それもセリフからだけではなく、山や海や、木や風や、役者さんの表情から伝わる。

視聴率視聴率


本来NHKはスポンサーは関係ないのだからどうでもいいのでは、と思うのだが、朝ドラは視聴率で語られがちである。

面白いのは、他局のドラマではなく、朝ドラ枠同士で比較されるところ(笑)

「前作に引き続いて史上最低」とか「前作は良かったのに今作は…」のように語られる。他局では月9などはそこそこ歴史のある枠だと思うけれど、枠内で比較されることはほとんどない。

まぁ、国民のほとんどが、見ていなくても時計代わりにつけていたりはするわけだから、注目の枠であることは確か。


視聴率だけで語れば、今作は苦戦するだろうな、とは思った。

だって、見ていなければ味わえないもん。

ジックリ見る必要のある朝ドラは視聴率低め傾向である。

もったいない。

人の命を救いたいと思ったから


先生はどうしてお医者さんになろうと思ったんですか?

ほとんど話もしたことない人からいきなりされる内容じゃないと思うんですが…。

そうですよね…。すみません。 失礼しました。

人の命を救いたいと思ったからです。

……普通すぎて面白くない。

このラストのセリフ「普通すぎて面白くない」が、ヒロインのセリフで有りがちなのが朝ドラあるある。

そういう失礼なヒロインではないことにホッとする。


妹は科学者になって漁業に貢献したい。と言っている。(お父さん、これじゃ下の娘も島を出ちゃうね)


人の役に立ちたい。

老いたヒバの木が能舞台になろうとしているように。


では、自分は何になる?

というところを丁寧に描く初週。


個人的には高感度しかない。

理解されると良いなぁ。

 

 

【おかえりモネ】
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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

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キャスト

永浦百音 – 清原果耶

永浦耕治 – 内野聖陽
永浦亜哉子 – 鈴木京香
永浦未知 – 蒔田彩珠
永浦龍己 – 藤竜也
永浦雅代 – 竹下景子

及川亮 – 永瀬廉
野村明日美 – 恒松祐里
後藤三生 – 前田航基
早坂悠人 – 髙田彪我

及川新次 – 浅野忠信

新田サヤカ – 夏木マリ
菅波光太朗 – 坂口健太郎
佐々木翔洋 – 浜野謙太
川久保博史 – でんでん
田中和久 – 塚本晋也
中村信弘 – 平山祐介

朝岡覚 – 西島秀俊
神野マリアンナ莉子 – 今田美桜
内田衛 – 清水尋也
野坂碧 – 森田望智
安西和将 – 井上順

沢渡公平 – 玉置玲央
高村沙都子 – 高岡早紀
井上菜津 – マイコ
鮫島祐希 – 菅原小春

 

語り… 竹下景子

スタッフ

◆制作統括 : 吉永証、須崎岳
◆プロデューサー : 上田明子
◆演出 : 一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子
◆脚本 : 安達奈緒子
◆音楽 : 高木正勝
◆主題歌 : BUMP OF CHICKEN「なないろ」

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