NHK朝ドラ【おかえりモネ】第5回 (第1週 金曜日) 感想

霧は、 いつか晴れます。

 

やはり、話は「あの日」に帰結する。

そう考えると、あの地に住み続ける人たちは、とても強い人たちなのかも知れない。

 

いよいよ「登米能」の定例会がはじまる。百音(清原果耶)は、サヤカ(夏木マリ)の奏でる笛の音や、ふだんと全く違う雰囲気で能舞台に立つ翔洋(浜野謙太)の姿に感動する。定例会後、サヤカ(夏木マリ)が電話で百音の祖父・龍己(藤竜也)に百音の様子を伝えていると、龍己は電話越しの百音の楽しそうな声に驚く。そしてサヤカ自身も、ある決意を固める。翌日、朝岡(西島秀俊)の希望で百音たちは北上川を見にでかける…

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「おかえりモネ」第1週「天気予報って未来がわかる?」第5話

NHK朝ドラ『おかえりモネ』感想

感想

余計なセリフが多くないところが好きだな。

「あの日」も百音の表情だけで語られる。

安定の演技。
清原果耶さんがヒロインで本当に良かったな。

この島を離れたい


親族が島に居るので、環境は想像できる。

窓から外を見れば海。道路は全て海沿い。海が見えなくなる場所に入っても、ちょっと歩けばそこはまた海。

昔は「海の近くの生活って素敵で理想」と思っていたけれど、大人になれば素敵なことばかりではないと分かってくる。

洗濯物は湿気るし、金属は錆びる。湿った風は強いし、クセ毛持ちにはつらい。

天気のいい日は気持ちがいいが、天気の荒れた日は、恐い。


ぐるりと海が見える環境には、思い出したくない記憶を常に掘り起こされるだろう。

そこに住み続ける人たちは、とても強い人たちなのだと、今日改めて思う。

百音は、あの日、それを見た。


私の地元、気仙沼の海にも冬になっとけあらしっていう霧が出るんです。

これとすごぐよく似た風景が港に広がるんです。

私…。
そのけあらしを見るのが…。
小さい時がら…。
とても好きで。
海がら昇る朝日もとても好きで。


でも、あの日…。

私……何もできなかった。

彩雲


この雲は見るといいごどがあるって聞きました。本当ですか?


と、画像を見せる百音に、

迷信でしょう。

と、バッサリ切る朝岡さん。

でも、空を見て雲がきれいだと思えた時点で、その人は前向きになれていると僕は思います。

だとしたら、それはよいことが起きる前兆といってもいいんじゃないでしょうか?


そうか……。
それは、そうだよね。

10分後にまたそれを見ることが出来るよ、と予言して帰っていく。

そして、それはピッタリ当たるのだった。

あの人、何者…!?


公安ですよ……(違)
諸葛孔明です。

「おかえりモネ」初週を終えて


丁寧で「綺麗」な作りには癒される。

(キャストにはもちろん癒されてる)

ヒロインが、これから「なりたいもの」に出会う初週。

それを目指すのに十分な説得力で描かれていたと思う。

私は、推します。

ご覧にならなかった方は土曜の再放送で、ぜひ。

 

 

【おかえりモネ】
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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

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キャスト

永浦百音 – 清原果耶

永浦耕治 – 内野聖陽
永浦亜哉子 – 鈴木京香
永浦未知 – 蒔田彩珠
永浦龍己 – 藤竜也
永浦雅代 – 竹下景子

及川亮 – 永瀬廉
野村明日美 – 恒松祐里
後藤三生 – 前田航基
早坂悠人 – 髙田彪我

及川新次 – 浅野忠信

新田サヤカ – 夏木マリ
菅波光太朗 – 坂口健太郎
佐々木翔洋 – 浜野謙太
川久保博史 – でんでん
田中和久 – 塚本晋也
中村信弘 – 平山祐介

朝岡覚 – 西島秀俊
神野マリアンナ莉子 – 今田美桜
内田衛 – 清水尋也
野坂碧 – 森田望智
安西和将 – 井上順

沢渡公平 – 玉置玲央
高村沙都子 – 高岡早紀
井上菜津 – マイコ
鮫島祐希 – 菅原小春

 

語り… 竹下景子

スタッフ

◆制作統括 : 吉永証、須崎岳
◆プロデューサー : 上田明子
◆演出 : 一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子
◆脚本 : 安達奈緒子
◆音楽 : 高木正勝
◆主題歌 : BUMP OF CHICKEN「なないろ」

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