そうか。
もう、あの時から、この家は父親を息子が支える形になってしまっていたのか。
絶望に浸れる者は幸いである。
支える者は強くなるしかない。
実は、亜哉子(鈴木京香)は、新次(浅野忠信)の通院を手伝っていた。かつて、永浦家と及川家は家族ぐるみで仲が良く、耕治(内野聖陽)と新次、その妻・美波(坂井真紀)は、亀島でともに育った幼なじみだった。震災前の2010年、新次は、新しい船を買う相談をするため、よく永浦家に来ていた。にぎやかに話す大人たち横目に、百音(清原果耶)、未知(蒔田彩珠)そして、亮(永瀬廉)は、静かにおしゃべりを楽しんでいた……
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「おかえりモネ」第8週「それでも海は」第37話
感想
どうして亜哉子さんは家に黙って新次に付き添っているのかな、と思ったけれど。知っているんだな。きっと。
出過ぎたことだと、じいちゃんも耕治も分かっている。
だから、いいかげん止めようか迷っている。でも止められない。
これは、贖罪の気持ちなのかも知れない。
何が罪?
家族全員が無事で、今も幸せであること?
美波さんという存在
耕治と新次と美波さんは幼馴染みで。
美波さんはみんなから愛されるアイドルのような存在だった。
娘と息子は同じ年。
家族ぐるみで仲良く過ごしていた。
新次は自分の船をずっと夢見ていて、やっと手に入れたばかりだった。
息子も後を継いでその船に乗ってくれるという。
明るいマドンナは、島の外から嫁いできた亜哉子さんのこともすぐに受け入れ、溶け込ませてくれた。
潤滑油。
島は、あの日その存在を失った。
亮
父は母を失って、船も財産も失って、廃人のようになってしまった。
りょーちんさんは、泣くことも出来ず。
父を支えるしかなくなってしまった。
とりあえず。
進学の予定をあきらめて船乗りになったとか、そういうことではなくて良かったわ。それだけは良かったわ。
しかし、乗る予定だった船は父の城ではなくなってしまう。
でも私、りょーちんのお母さん好きだよ。
だって明るいし。
みんなのごどすぐ仲よくさせちゃう。
うちのお母さんが島になじめてるの、りょーちんのお母さんがいてくれっからだよ。
と、母をほめられて、
そうか~?
と言う時のりょーちんの照れたような嬉しそうな顔。
自慢の母だっただろうし。
愛していただろうし。
りょーちんは今、父を励まし、母の願いを叶えるために船に乗っている。
でも、新次に、しっかりしろ、とは誰も言えない。
震災さえなければ……。
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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
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NHK朝の連続ドラマ『おかえりモネ』クチコミ感想投稿ページ
NHK朝ドラ『おかえりモネ』◆放送期間 : 2021年05月17日 ~◆制作 : NHK(AK)◆平均視聴率 : %◆脚本 : 安達奈緒子◆主題歌 : BUMP OF CHICKE...
キャスト
永浦百音 – 清原果耶
永浦耕治 – 内野聖陽
永浦亜哉子 – 鈴木京香
永浦未知 – 蒔田彩珠
永浦龍己 – 藤竜也
永浦雅代 – 竹下景子
及川亮 – 永瀬廉
野村明日美 – 恒松祐里
後藤三生 – 前田航基
早坂悠人 – 髙田彪我
及川新次 – 浅野忠信
新田サヤカ – 夏木マリ
菅波光太朗 – 坂口健太郎
佐々木翔洋 – 浜野謙太
川久保博史 – でんでん
田中和久 – 塚本晋也
中村信弘 – 平山祐介
朝岡覚 – 西島秀俊
神野マリアンナ莉子 – 今田美桜
内田衛 – 清水尋也
野坂碧 – 森田望智
安西和将 – 井上順
沢渡公平 – 玉置玲央
高村沙都子 – 高岡早紀
井上菜津 – マイコ
鮫島祐希 – 菅原小春
語り… 竹下景子
スタッフ
◆制作統括 : 吉永証、須崎岳
◆プロデューサー : 上田明子
◆演出 : 一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子
◆脚本 : 安達奈緒子
◆音楽 : 高木正勝
◆主題歌 : BUMP OF CHICKEN「なないろ」