鞠子(相楽樹)の制服が突然なくなってしまう。
常子(高畑充希)は鞠子と一緒にあちこち探すも、見つからない。
翌朝、常子は富江(川栄李奈)の部屋の前で、見慣れないボタンを拾う。
学校で級友・綾(阿部純子)の制服を見て、常子は事情を察する。
配達帰りの富江に尋ねる常子。
富江は衝動で着てみた拍子に裏側が破れてしまい、誰にも言えず黙っていたのだと告白する。
常子は富江の思いをくみ、森田屋の皆に内緒で直そうと決める。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「とと姉ちゃん」第5週「常子、新種を発見する」 第25話
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
簡単に。
ねえ、知らない?見つからないんだけど。
何が?
私の制服よ。
下に干してたんだけど気付いたら無くなってたの!
ということで、鞠子の制服がなくなった。
まぁ先週からもう誰がやったのかは解っているわけですけどね。
森田屋の厨房や照代さんには解るはずもなく。
女学校の制服ね。いいもんですね。
そういう性分なんだろ?
女の格好をして喜びを感じる性分なんだろ!?
まぁ…でも…
制服に憧れ感じる気持ちはわかるよね。(長谷川の気持ちはまた別だけどね…(違))
海外からだって日本の制服文化は注目されていてマネしている有名人もいるわけだし。
萌えアニメにも常に反映されているし。
着ている方にとってみれば手入れも面倒だし画一的だし、私服で学校行きたいと何度思った事か解らないくらいだが、着ていない人にとっては憧れだよね。
結局、富江も同じ部分があるかもしれない。
特に学びたいわけではなく、漠然と制服を含む女学校への憧れがあっただろう。
大将はすぐに怒鳴って短気で恐いし、言い出せないよねぇ。
今までは、それでもあまり気にしていなかったのかも知れないが、バタバタと下宿してきた使用人の娘が2人も女学校へ行っているのである。
どうして、私だけ…と思うわ。
しかし、この件は決してどす黒い心から出たわけではなく、意地悪でもなく、本当にただの憧れから起きた事だった。
当の鞠子は結構サバサバ。
浜松の時の制服で行くわ。
ないものはしょうがないですから。
まりちゃん!
教室で一人だけ違う格好でいるのって勇気いるのよ。
平気よ。お友達できたし。
常子の敏感さの方が細かいのだった。
以前の常子だったらあり得なかった事。
やられて初めてやられる気持ちが解るってやつだね。
体験が人間性を広げたってことなんだな。
そう考えると「いじめられ」も人生の中で無駄では無かったってことか。
あっ、じゃあ、お友達には洗濯屋さんに出したってごまかしなさい。
どうして?
だって無くなったなんて言ったら「どんな物騒な所にお住まい?」って思われちゃうんじゃないかって。
そうよ!それでもし「鞠子さんとは関わらないようにしましょう」なんて事になったらね…。
えっ?
どうかした?
とと姉…大変だったのね。
前のとと姉だったら同級生にそんな事されるなんて考えもしなかった。
一人だけ制服違ってそんな目に遭ったって事でしょ?
今さら察せられて苦笑いで誤魔化すしかないのだった。
今は綾さんもいますし、お友達もできましたから。
まさか、あいつらも簡単にお友達になったんじゃあるまいね……。
鞠子の教室を密かに覗きに行くところは、お節介というよりもイイ姉さんって感じで微笑ましい。
鞠子はお友達に囲まれてセーラー服もいいわねーー。みたいな人気者っぷり。
確かにセーラー服もいいものね。
妹さんのを見たらそう思ったわ。
綾さんにもそう言われて、自分が悪いのかよ、と、ちょっと拗ねる常子である。
さて。
綾さんの制服のボタンが富江の部屋の前に落ちていたボタンだと気付いて聞いてみる常子。
あくまでも「聞いてみる」であって、問い詰める、ではない。
私…羨ましかったの。
だから…。
だからちょっと着てみたくて袖を通したらこんなふうに…。
そんな太ってるようには見えないけれども…
破けちゃったんですね…
むしろ背の高さといいサイズ的には鞠子の方がデカそうだけど。
私、慌ててしまって…。自分で何とかしようと思ったのよ。
知らないふりをしたのも朝までに直そうって思って。でも…。
お裁縫はからっきし駄目だから結局直せなくて…。
善良で純粋で、だから可哀想である。
母親も一つ家の中に女学校に通うような子が入ってきて、複雑な心境の娘心を慮らないんだな…
そう思うと、この世界の親、ちょー鈍感!と思ってしまう部分もあるが、昔の親は子どもの心なんかをアタフタと心配しなかったからね。
平成になってから「子供の心」「子供の心」と世間が敏感に騒ぎ出したわけで。
物事が片付くのが簡単単純すぎる部分はあるが、うるさく犯人を捜したりしつこく問題を長引かせないのはこのドラマの良心でもあるんだよなぁ…とは思った。
周りには内緒にして自力で縫い直しを計画する常子。
しかしミシンは動かない…
というところで、やっと清のミシンが報われる~~?
よろしければ→【2016年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
小橋 常子 … 高畑充希(子役期:内田未来)
小橋 君子 … 木村多江
小橋 鞠子 … 相楽樹(子役期:須田琥珀)
小橋 美子 … 杉咲花(子役期:川上凛子、根岸姫奈)
小橋 鉄郎 … 向井理
小橋 竹蔵 … 西島秀俊
青柳 滝子 … 大地真央
隈井 栄太郎 … 片岡鶴太郎
青柳 清 … 大野拓朗
森田 まつ … 秋野暢子
森田 宗吉 … ピエール瀧
森田 照代 … 平岩紙
森田 富江 … 川栄李奈
長谷川哲典 … 浜野謙太
中田 綾 … 阿部純子
星野 武蔵 … 坂口健太郎
玉置茂雄 … 大内田悠平
玉置正雄 … 加藤諒
玉置幹雄 … 藤野大輝
山田 … 田中幸太朗
杉野栄治 … 田山涼成
大迫博文 … ラサール石井
東堂 チヨ … 片桐はいり
花山 伊佐次 … 唐沢寿明
五反田 一郎 … 及川光博
谷 誠治 … 山口智充
水田 正平 … 伊藤淳史
早乙女 朱実 … 真野恵里菜
山岸 隆一 … 田口浩正
ナレーション(語り) … 檀ふみ
※スタッフ
脚本 … 西田征史
演出 … 大原拓、岡田健、藤並英樹、松園武大
プロデューサー … 盆子原誠
制作統括 … 落合将
音楽 … 遠藤浩二
衣装監修 … 黒澤和子
主題歌 … 宇多田ヒカル「花束を君に」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/totone-chan/
とと姉ちゃん(part1) [ NHK出版 ] |
暮しの手帖 2016年4月号 【特集】 『暮しの手帖』を創ったしずこさん(連続テレビ小説 『と… |
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暮しの手帖別冊 しずこさん「暮しの手帖」を創った大橋鎭子 2016年 04月号 [雑誌] |
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とと刑事>『とと姉ちゃん』第25話
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とと刑事>『とと姉ちゃん』第25話
女学生は制服が命?
イジメも友情も
学校外での事件や人間関係も
全て制服が鍵!?
…ひじゅにですが何か?
「女の恰好をして喜びを感じる性分なんだろ」byピエール
先週、実は気の良い人だと分かった長谷川さん。
だから、今のメンバーの中で
コメディリリーフってことなのだろう。
それに、今の展開の中で
ちょこっと笑いを入れて雰囲気を和らげ…
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お役に立てて幸いです(笑)
>でも制服って、ウォッシャブルになる前は滅多に洗わないものだったような気もします。しかも、陰干しじゃない?とか変な事が気になってしまいます。
あーーそうですよね!
私はセーラー服を着た事がないのでブラウスを毎日洗濯していました。
ああいうくっついた制服はやはり干すだけなんですかね…
「暮らし」をテーマにした雑誌を作る人になる話なのだから、そこは丁寧にしてほしいですね^^;
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>心配して教室までみにいったところ、大丈夫とわかって笑顔になるところにととらしさを感じました。
普通ーーにお姉さんらしさを感じましたよね(笑)
ちゃんと気にしている優しさが描かれたのは良かったな。
そして綾さんとの会話も割と好きです。
>割烹着のままで上着を着ようとし、また、呼ばれてあわてて脱いだと考えれば破けるのはまだわかります。
割烹着の上からあれ着ようと思ったんですね(笑)
じゃあ身体の嵩が増すはずだ(笑)
>糸子がほしくてほしくてだった高価なミシンが十数年前から小橋家にある!
それは私も思いました。
小橋家が案外お金持ちだったのか…元々はかかが実家から持ってきた(駆け落ち同然らしいけど(笑))ミシンなのか…
>ああいうかぎざきは別布買ってきてかがるしかないと思うの。
ですよね。
手仕事ですよね^^;
そこら辺はきっと明日説明があるのでしょう。きっと…
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>子役時代は鞠子は常子にコンプレックス抱きそうな印象でしたが 以降は普通に中の良い姉妹ですね。
おーーそうですか。
確かに不満はありそうでしたよね。
今や鞠子の方が落ち着いた印象^^;
>家族全体で主役っぽいイメージではある訳ですが
どうせなら一年前にそれをやって欲しかった。
1年前って…アれですかね^^;
充分家族揃って主役っぽくなかったですか。
というか、最終的には何もかもあの家族の思い通りになっていた気がします。
恐か一家です!
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浜松編も終わり、隈井さんに学費を出してもらう事に引っかかり、以降ながら見になっていて、話の細部がわからなくなっていましたが、くうさんのお陰で理解できました。ありがとうございます。でも制服って、ウォッシャブルになる前は滅多に洗わないものだったような気もします。しかも、陰干しじゃない?とか変な事が気になってしまいます。
とと姉ちゃん (第25回・5/2) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第5週『常子、新種を発見する』『第25回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
鞠子(相楽樹)の制服が突然なくなってしまう。常子(高畑充希)は鞠子と一緒にあちこち探すも、見つからない。翌朝、常子は富江(川栄李奈)の部屋の前で、見慣れないボタンを拾う。学校で級友・…
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心配して教室までみにいったところ、大丈夫とわかって笑顔になるところにととらしさを感じました。
言葉尻をとらえてカッとなり大きな声を出す大将に対し、
なにがあったのかじっくり聞くところもととらしいなーと思いました。
一方、ミシンの話はヘンだと思いました。
割烹着のままで上着を着ようとし、また、呼ばれてあわてて脱いだと考えれば破けるのはまだわかります。
(でもどうやって破けたのかまで考えて書いていない感じ)
糸子がほしくてほしくてだった高価なミシンが十数年前から小橋家にある!
制服の難しいところを縫うのに試し縫いもせずいきなり縫おうとする。
チャレンジャーです。
ああいうかぎざきは別布買ってきてかがるしかないと思うの。
そしてああいう裏地あの当時売っていたのか?
常子を青柳の家の中に入れたいがための話だと思いますが書く前に衣装さんに取材してーと思いました。
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子役時代は鞠子は常子にコンプレックス抱きそうな印象でしたが
以降は普通に中の良い姉妹ですね。
自分の方が背が高くなったから?勉強が出来るから?
常子はそこそこ主役っぽさは出しますが、
抜きん出てという程でないのは現行の大河にも通じるかな?
家族全体で主役っぽいイメージではある訳ですが
どうせなら一年前にそれをやって欲しかった。
「マッサン」で男性(実質は夫婦でですが)主役だったのだし
男としてデッカイ夢を掴みたい気持ちと
家族の事を考える気持ちで葛藤する徹を中心で家族を描くとか。
娘さんは普通に市役所勤務で上司の息子と結婚でいいよ(笑。
大泉洋誕生と一日違いで始まった「北の家族」は
北海道に始まり、失踪した父を探すべく一家全員で
金沢、横浜と各地を転々とする物語だったそうですが…。