東洋動画の新年会で、大杉会長からテレビ漫画に力を入れるよう言われるなつ(広瀬すず)と坂場(中川大志)。新年会後、自分が映画から外されたのは、仲から嫌われているからだと言い出す坂場。だが、仲(井浦新)が才能を買っているはずのなつまで、テレビ漫画に異動させたことに疑問を持つ茜(渡辺麻友)。桃代(伊原六花)が、二人が付き合ってると思われているからではと言い出すが、坂場は付き合ってないと否定して…。…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「なつぞら」第18週「なつよ、どうするプロポーズ」 第103話
スキャンダルじゃねえ。
あれは美しい悲恋だ。
やめて下さいよ、そんな昔の話。
ダメですか?
亜矢美さん、その話、聞いたら。
ダメに決まってるでしょ……。
そんなことで時間使わないでぇ……。
まぁ……それがこのドラマの趣向ならもういいけど。
だって、これは朝ドラであって、別に伝記じゃないもんね。だから枝葉の恋物語があったって別にいいんだよね。(と、自分自身に何度も言い聞かせる)
しかし、これだけは思うのである。
このドラマのアニメ時代背景を監修しているのは、なつのモデルといわれている奥山玲子さんの旦那さまだ。
坂場くんのモデルは高畑監督だといわれている。
奥山さんも高畑さんもすでに亡くなっている。
えっ、いいの、こんな死人に口なしみたいな恋物語……まぁ……ご主人がいいんだろうからいいけど~~。
昭和39年。なつは27歳らしい。
大杉社長の新年祝辞は、個人的にはとても良かった。
私はね、皆さん。
映画会社の社長になるとは思ってもみなかった。
私が子どもの頃から好きだったものは、そろばんです。
そろばんが上手くなること。
それが世の中の役に立つことになると信じて生きてきました。
例えばね、いい鉄道とはどんな鉄道か分かりますか?
それはたくさんの人が利用する鉄道のことです。
そろばんのできる鉄道マンは、いいレール、いい列車をつくることだけを考えない。
レールの周りに家を建て、買い物のできる店を作り、娯楽をつくる。
つまり、街をつくって人々を呼び込めなければいい鉄道マンとは言えないのです。
皆さんには子どもたちが喜んで集まってくれる街をつくってもらいたい。
どうか、漫画の皆さん。
いい街づくりをして下さい。
その「子どもたちが喜んで集まってくれる街」の中に漫画映画もテレビ漫画もある。鉄道の話からここに繋げること、ものすごく上手い話だし、子どもたちがアニメを楽しむ風景が見えるようだったわ。
まぁ、この後に、そろばんの話、「予算と期日を守りながら」が入るから、坂場くんがカチンと来るのかも知れないが、どんな仕事にも期日はある。
実際、高畑監督は期日よりも完成度の高さを優先させる芸術家だったことは事実だけれども、そんなことが許されるのは一部の才能ある人たちだけだ。
仕事は仕事。
期日は期日。
予算も予算。
坂場くんは人の話をネガティブに捉えがちで、そして、会社組織の歯車になることには向かない人だとよく分かるエピソードだった。
そういう部分は面白いから……。
恋バナをタイトルに持って来るのは止めてもいいのにね(笑)と、今週も思う。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
※キャスト
奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)
奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 清原果耶(子役期:田中乃愛)
柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)
戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真
小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴
山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
山田靖枝 – 大原櫻子
阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑
岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
川谷幸一 – 岡部たかし
川谷幸子 – 池間夏海
高山 – 須藤蓮
豊富遊声 – 山寺宏一
藤井 – 高木渉
仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
堀内幸正 – 田村健太郎
猿渡竜男 – 新名基浩
露木重彦 – 木下ほうか
山根孝雄 – ドロンズ石本
荒井康助 – 橋本さとし
大杉 満 – 角野卓造
語り… 内村光良
※スタッフ
脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利
アニメーション時代考証 – 小田部羊一
アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション
【なつぞら】
1(史実のモデルの話など前知識込み) 2 3 4 5 6
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コメント
紫花浜匙さん
レスが遅くてスイマセンーー。
>私の職場でもそうでした^^。私は普通に制服でしたが、
窓口に座る先輩方は着物で、お客様もそんなに来なくて、
昼は同じビルの中の中華レストランで食事。仕事の後、お酒も出たような。
私の当時の職場も初う売りの日は晴れ着出勤して来ている人たちも居ました。今よりも季節感も日本の行事も大切にされている時代でしたねーー懐かしいなと私も思いました。
>一昨日まで、北海道に行っていました。
十勝 帯広にも^^。道の駅にはスピッツの歌が流れ、ポスターが貼ってあって。
なつぞらの応援スポットも所々にありました。
ちゃんとお国宣伝に役立っているんだね!某「〇れ」の時はウチの実家の方はほとんど関わらない雰囲気で、地元の友達も舞台になっていることすら知らなかったわ(笑)作品によるーー。
こんにちは。
予告を見た時に、なつが見合いをするのかと思ったけど、晴れ着を着て新年に出社。
私の職場でもそうでした^^。私は普通に制服でしたが、
窓口に座る先輩方は着物で、お客様もそんなに来なくて、
昼は同じビルの中の中華レストランで食事。仕事の後、お酒も出たような。
まだ自分の生まれる前の『なつぞら』だけど、どこか懐かしく、
そうそう!と自分の思い出に沿ってる部分、楽しんでいます。
ネットで調べれば、あれは実はこうでああでと、相違点を知る事は出来るけど、
私はやっぱり、本当の事をドラマで知りたい。
そのまま、あ〜、そうだったんだな〜と、感動したい。
早くに逝去した人が、ドラマでは幸せに永く生きる設定は好きですけどね。
一昨日まで、北海道に行っていました。
十勝 帯広にも^^。道の駅にはスピッツの歌が流れ、ポスターが貼ってあって。
なつぞらの応援スポットも所々にありました。
なつがかけ下りた小高い草原は、見当たりませんでしたけど^^。
ロケがあったパン屋さんとか、六花亭の本店とか、なつじゃないけど
余市のマッサンの研究所跡もニッカウィスキーで見てきましたよ。
千早太夫さん
>おそらく、自分をモデルにしたイケメン俳優が妻をモデルにした広瀬すずちゃんと、あんなことやこんなことやそんなことを行うのが超絶照れ臭くて我慢できない!
ってことは、小田部さんキャストはもう出ないってことなんでしょうかね。この後、もう一人くらいイケメンキャストが出て来るのかと思っていた(笑)
坂場くんが完全に創作ならば「どこかのイケメンとくっつく」でも構いませんが、モデルがいるのに遺族もいるのに失礼な気がしていたのですが、思えば別になつも明確に奥山玲子さんではないし、坂場くんも高畑監督ってわけではないんですよね。(史実通りなら奥山玲子さんと小田部さんは前年に結婚しているし~)
一生独身ってこともあり得ますよね。まぁ、ドラマはドラマなのだと思う事にしました(笑)
なつぞら (第103回・2019/7/29) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト) 第18週『なつよ、どうするプロポーズ』の 『第103回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 東洋動画の新年会で、大杉会長からテレビ漫画に力を入れるよう言われるなつ(広瀬すず)と坂場(中川大志)。新年会後、…
連続テレビ小説『なつぞら』第103回
「なつよ、どうするプロポーズ」内容昭和39年正月。なつ(広瀬すず)たちは、東洋動画に集まっていた。大杉社長(角野卓造)は、テレビ漫画に力を入れると。。。。新年会後後、なつたちは、場所を移し映画から外されたのは仲(井浦新)から嫌われているから。。。と、坂場(中川大志)は、不満を口にする。すると、なつは。。。敬称略演出は、木村隆文さんいやぁ。。。ほんとに、気持ち悪いわ。序盤から、恋バナのフラグ三…
登場女性たちの晴れ着ファッションショーでしたね。
まあ、なつは年中ファッションショーですが。
私の職場でも、オイルショックくらいまでは、新年1日目には女子は着物だったそうです。まあ、新年1日目には挨拶と式典?と新年会だけで、仕事なんかしなかったそうですから。
女子だけが着物姿の是非は別として、おおらかな良い時代だったのでしょう。
(男子でも、井戸原さん、坂場さん、仲さんあたりの袴姿はカッコ良かったろうなぁと思います。)
監修の小田部さんについて私の妄想ですが、おそらく、自分をモデルにしたイケメン俳優が妻をモデルにした広瀬すずちゃんと、あんなことやこんなことやそんなことを行うのが超絶照れ臭くて我慢できない!という心境だったのではないでしょうか(笑)。
少なくとも私なら嫌です。
自分をモデルにした役は出さないでお願い!と、なりますよ。
まあ、全く逆に、自分をモデルにした役以外の相手とイチャイチャされたくない!と考える人もいるでしょうから、一概には言えませんが。
なつよ、どうするプロポーズ>『なつぞら』…
あんまり梅雨が長いと農作物に影響が出て、また野菜が高騰するんじゃ…とか色々な面で不安になるけど梅雨明けの猛暑は辛い季節の中で一番辛いな…
なつよ、どうするプロポーズ>『なつぞら』第103話
あんまり梅雨が長いと 農作物に影響が出て、また野菜が高騰するんじゃ…とか 色々な面で不安になるけど 梅雨明けの猛暑は辛い 季節の中で一番辛い なのに初っ端から暑苦しい振袖姿を見せられるとは― 喧嘩売っとんのか、『なつぞら』!?>ぇ …ひじゅにですが何か? 「日本の漫画映画は、あのディズニーに対抗したあの人の そろばんから弾き出されたものと言える…