なるほど~~……
りょーちんが、みーちゃんに踏み込ませてくれない理由はここか……。
と、ラストの菅波電話で気づく。
姉妹の悩みの繋がりよ。
百音(清原果耶)は、滋郎(菅原大吉)に海上気象の解析や詳細情報などの提供をできないかと提案するが、全く相手にされない。さらに、市役所に提案していた「けあらしツアー」も断られ…挙句(あげく)の果てには、三生(前田航基)からも意見される。落ち込んだ百音はサヤカ(夏木マリ)に電話をする。そんなある日、農家の女性(小野寺ずる)が、畑の野菜の生育と天気の関係について、相談にやって来て……
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「おかえりモネ」第22週「嵐の気仙沼」第107話
感想
毎日伝えることが正しければ、人は信用するし。 立場が明確だと、人は信用する。俺は寺、悠人は市役所、りょーちんは漁師、みーちゃんは水産試験場。
わかる。
よく分からない「フリーの何とか」が信用を得ることはとても難しい。
「リモート何とか」が認知されるまで、あと少しなんだけどね……。
悪くなる予測ばっかり
そもそも、モネがこの職業に就いた発端が「災害から人を救いたい」だから、仕方ないんだけれどね。
それに現実、気象情報を正しく知ることで救われることがあるわけだし。
ただ、大災害にはそんなに頻繁に起きてもらっては困るわけで。
「今日もいいお天気で何もありません」
「今日も雨でどうしようもありません」
という事がほとんどなわけで。
そうなると「平和な時」この仕事は「あの人は何やってるの?」になってしまう。
そして、災害が来るという段になっても「逃げてください」以外の選択肢はない。
「悪いコト」は伝えなくてはならないけれど、だからどうするの?が提示できないと厳しい。
これ、相談料って要んの?
と言われてしまうし、「いえ、結構です」としか言えないよね。
そもそも気象予報士は雨乞いの巫女ではないし。
こうなると、ここでの仕事は「では、ほうれん草の代わりに、この期間は乾燥に強い〇〇を栽培してはどうでしょう」という提言まで出来ないときついかも。
知識の幅を広げないと、仕事にならない。
菅波電話に出られない
物事が上手く行っていない時。 「頑張れ」と言ってくれる人に「また駄目でした」と報告するのはつらい。
「頑張れ」が、だんだんしんどい。
みーちゃんが、りょーちんに完全に踏み込ませてもらえないのもそういう点はあるかも知れない。
失ってばかりいる自分に「頑張れ」と寄り添ってくれる人。
いいかげん「頑張れ」と言われたくないのかもしれない。
これは、悪い予想しか伝えられないモネに対する島民の気持ちも似ているかもしれない。
「何もしてあげられない」という結果に対して、「でも寄り添うよ」という言葉は綺麗ごとに聞こえがち。
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【おかえりモネ】
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※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
キャスト
永浦百音 – 清原果耶
永浦耕治 – 内野聖陽
永浦亜哉子 – 鈴木京香
永浦未知 – 蒔田彩珠
永浦龍己 – 藤竜也
永浦雅代 – 竹下景子
及川亮 – 永瀬廉
野村明日美 – 恒松祐里
後藤三生 – 前田航基
早坂悠人 – 髙田彪我
及川新次 – 浅野忠信
新田サヤカ – 夏木マリ
菅波光太朗 – 坂口健太郎
佐々木翔洋 – 浜野謙太
川久保博史 – でんでん
田中和久 – 塚本晋也
中村信弘 – 平山祐介
朝岡覚 – 西島秀俊
神野マリアンナ莉子 – 今田美桜
内田衛 – 清水尋也
野坂碧 – 森田望智
安西和将 – 井上順
沢渡公平 – 玉置玲央
高村沙都子 – 高岡早紀
井上菜津 – マイコ
鮫島祐希 – 菅原小春
語り… 竹下景子
スタッフ
◆制作統括 : 吉永証、須崎岳
◆プロデューサー : 上田明子
◆演出 : 一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子
◆脚本 : 安達奈緒子
◆音楽 : 高木正勝
◆主題歌 : BUMP OF CHICKEN「なないろ」