「向き合えば向き合うほど少年少女たちの更生の道を見つけられる」というのは、やはり昭和だからなのだろうな、と、そこには時代を感じる。
令和の青少年はもっと複雑になっていて、そんなに簡単には変わらないよね……。
昭和44年1月、桂場(松山ケンイチ)が最高裁長官に就任。その祝賀会が梅子(平岩紙)と道男(和田庵)の店「笹竹」で盛大に開かれる。そんな中、戦後生まれの学生たちが中心となった運動が激化し、東大で安田講堂事件が発生。香淑(ハ・ヨンス)の娘・薫(池田朱那)が逮捕されてしまう。寅子(伊藤沙莉)はよね(土居志央梨)から呼び出される…(117話)
久しぶりに星家を訪れた朋一(井上祐貴)は、最高裁が出したある判決に大きな不満を抱えていた。朋一はのどか(尾碕真花)が恋人と結婚を約束していることを聞き出し、航一(岡田将生)と寅子(伊藤沙莉)に打ち明ける。昭和44年5月、安田講堂で逮捕された学生たちの刑事裁判が始まる。美位子(石橋菜津美)の裁判は一審が行われるが―(118話)
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「虎に翼」第24週「女三人あれば身代が潰れる?」第117・118話
感想
別に2話まとめるのをデフォルトにしようとしているわけではないのだけれど。
今日も簡単感想で。
笹竹
昭和44年1月。
梅子さんが継いだ竹もとと、道男が継いだ笹寿司は合併して「笹竹」になっていた。
最高の寿司と最高の甘味。……ということで、協力し合うのはとても良い。
しかし、人手が足らなかったらホールの人を雇ったら?
寿司職人の道男がホールに出ていたのにはビックリしたよ。
職人には寿司を握ることに集中させてやってくれ。(それとも甘味のお客の方が多いのか……)
桂場さん御贔屓の店なので、長官就任祝いもここで。いつものメンバーで。
これは多岐川さんの快気祝いも兼ねているらしい。
そうとうお加減悪そうだったから心配だけれど……。
🐯 #トラつばオフショット 🪽
— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) September 10, 2024
『竹もと』改め、お寿司と甘味が楽しめるお店『笹竹』🍡🍣
多岐川の快気祝いということで、多岐川をキラキラさせたポーズでパシャリ📷✨
このシーンを見る👀🔜https://t.co/WXrvunKjr1#朝ドラ #虎に翼#伊藤沙莉 #沢村一樹 #滝藤賢一 #平岩紙 #和田庵 #松山ケンイチ pic.twitter.com/0SuhHpKTVl
安田講堂と尊属殺人
今週は「尊属殺人」という、非常に重いテーマを持ってきているので、そこにあれこれ他の案件も被せるのは今一つ集中できないよね。
山田轟法律事務所に来た弁護案件。
美位子さんは、父親からのおぞましい虐待に長年耐えてきた。母親が家を出てから何年も彼女は…父親と夫婦同然で暮らすことを余儀なくされ、2人も子供を産まされた。
実の親による性加害というやつである。
そして、恋人ができて家を出ようとした美位子さんは、暴力を受けてついに父親を……。
ここで「刑法200条 尊属殺人罪」という法律が適用される。親殺しは他の何よりも重罪なわけである。
親(家長)が絶対だったこの国だからこそ適応される法律。
よねさんと轟は、これを
「憲法14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、経済的又は社会的関係において差別されない」
を元に戦おうとしている。
「親という絶対的地位」が娘に放った暴力を「人間の平等」をもって制する。法律を法律で押さえるのだ。
昭和ではなかなか難しそうだけれど……。
そのころ、寅子の方は学生運動で逮捕される数多くの裁判に関わっていた。
その中には汐見さんとヒャンちゃんの娘・薫ちゃんも居たらしい。
自分の娘の弁護を自分でやりたいと言い張るヒャンちゃん。
いつの間にか司法試験に合格していたのだった。ナレ合格……。
案件渋滞の水曜日
118回は、
と、星家の娘の結婚話まで手が回らない渋滞案件(笑)
もっと、美位子さんの裁判に焦点を当ててジックリやってもいいと思うのだけど。
配分を間違えちゃったのかな……と思うほど目まぐるしい。
ところで「みるはち」では、あなたのベスト朝ドラ投票所 をリニューアル。よろしければぜひ。
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広告虎に翼 キャストとスタッフ
キャスト
佐田(猪爪)寅子 – 伊藤沙莉
星航一 – 岡田将生
猪爪直明 – 三山凌輝
猪爪(米谷)花江 – 森田望智
猪爪直人 – 琉人
猪爪直治 – 楠楓
佐田優未 – 毎田暖乃 ← 竹澤咲子(子役期 : 山中天喜→三上ひめな→斎藤羽結→金井晶)
佐田優三 – 仲野太賀
猪爪直道 – 上川周作
猪爪はる – 石田ゆり子
猪爪直言 – 岡部たかし
山田よね – 土居志央梨
桜川涼子 – 桜井ユキ
大庭梅子 – 平岩紙
崔香淑(汐見香子) – ハ・ヨンス
轟太一 – 戸塚純貴
花岡悟 – 岩田剛典
小橋浩之 – 名村辰
稲垣雄二 – 松川尚瑠輝
玉 – 羽瀬川なぎ
桂場等一郎 – 松山ケンイチ
汐見圭 – 平埜生成
久藤頼安 – 沢村一樹
多岐川幸四郎 – 滝藤賢一
杉田太郎 – 高橋克実
杉田次郎 – 田口浩正
高瀬雄三郎 – 望月歩
深田仁助 – 遠山俊也
小野知子 – 堺小春
入倉 – 岡部ひろき
森口美佐江 – 片岡凜
穂高重親 – 小林薫
星朋彦 – 平田満
星百合 – 余貴美子
桜川寿子 – 筒井真理子
桜川侑次郎 – 中村育二
笹山 – 田中要次
竹中次郎 – 高橋努
久保田聡子 – 小林涼子
中山千春 – 安藤輪子
雲野六郎 – 塚地武雅
増野 – 平山祐介
大庭徹男 – 飯田基祐
稲 – 田中真弓
壇 – ドンペイ
浦野 – 野添義弘
語り – 尾野真千子
虎に翼 スタッフ
◆放送期間 : 2024年4月1日 ~ 2024年9月 日(予定)(全120回)
◆制作 : NHK(AK)
◆平均視聴率 : %
◆制作統括 : 尾崎裕和
◆プロデューサー : 石澤かおる,舟橋哲男,徳田祥子
◆演出 : 梛川善郎,安藤大佑,橋本万葉
◆脚本 : 吉田恵里香
◆音楽 : 森優太
◆主題歌 : 米津玄師「さよーならまたいつか!」
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