花岡よ……そうだったのか。
寅子に会う目的はプロポーズではなかったのか。
そしてもよねさんよ!
そうだったのか!?
寅子(伊藤沙莉)の一年先を行く花岡(岩田剛典)は司法修習後の試験に合格。どうしても早く伝えたいと寅子に電話をしてきたのだった。みんなでお祝いをしようと提案した寅子に花岡はあるリクエストをする。それを聞いて、花江(森田望智)とはる(石田ゆり子)は大喜び。華やかなワンピース姿でお祝いの食事に行った寅子は、花岡から故郷である佐賀に赴任することになったと告げられる…
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「虎に翼」第7週「女の心は猫の目?」第32話
感想
花岡は寅子のためを思って身を引いた……のかも知れないとも思えたし。
実家の方へ戻るということで、親に用意された婚約者が待っているのかも知れない。
とにかく……
これで退場になってしまうのかもね。そう考えると寂しいな。
プロポーズ……かもよ?
やだ~!ねえ、えっ、どうするの?何着ていくの?
花岡が2人で会いたいと寅子に言ったという話。聞いた花江ちゃんのテンションは高い。
仕事のあとだからいつもと同じ。
せっかくならお休みの日に会えばいいのに。
花岡さんがなるべく早く会いたいって。
やだ~!フフフ!えっ…えっえっえっえっ…。ねえ、どうする?もしプロポーズされちゃったら。
廊下で会話を立ち聞きする はるさん。
母としては、そんないいお家と一緒になってくれれば嬉しいでしょうね。
寅子の方もまんざらでもない様子。
寅子は花岡なんかに全く関心が無い!ということでは、きっと無かったと思うのだ。
それが恋愛感情かと言われれば微妙だけれど、とりあえずモテて嫌な気持ちになる事はない。
花江ちゃんに言われるままに口紅をつけて出かける寅子。
しかし、職場の男性は誰も気づいてくれず、気づいて褒めてくれたのは事務の常盤さんのみ。
さようなら
2人きりのお祝いは、竹もとではなく、フレンチ。
その服とてもよく似合ってるよ。
と、会った途端に寅子を褒めてくれる花岡である。
本当は別の場所でお祝いしたかったんだけれど、私、お店といえば竹もとくらいしか知らなくって。
俺も同じようなものだよ。
それに一度ここで食事をしてみたかったから。
大人になった気分だと言う寅子に、花岡は、もう大人だろうと返す。
そうだけど、まだ半人前だし…。
私たちの道はまだ始まったばかり。
というか、私なんてまだ始まってもいないというか。
やめていった仲間たちのためにも、私も早くたくさん経験を積んで立派な弁護士になりたいわ。
とにかく、今日はここでの初めての食事が花岡さんとで、私とってもうれしいの。
このセリフはどういう意図で出たのかなぁ。
どんな友達とでも、そう言っていたのかもしれないし、花岡に対する気持ちが少しはあったのかもしれない。
でも、花岡にとっては、こういう言い方は「ずるい」。
ずるいよな猪爪は……そういうことをさらっと言ってのけるから。
実はさ、春から佐賀地裁に赴任することになった。
ここで、「ついてきてくれ」が出て、盛大にフラれるのかなぁと思っていたのだけれど……。
花岡は最後までそれを言わなかった。
2人で食事して、握手をして別れる。
それだけ。
じゃあ気を付けてね。
お互い頑張りましょうね。
ありがとな、猪爪。
山で崖から落ちちゃったりもしたけれど。概ねカッコ良かったよ。花岡さん。
直言の事件の時も、ずっと寄り添ってくれた。
こういう人が同業者でパートナーだったら……それは寅子にとってのプラスにもなったかも知れない。
モデルの人・三淵嘉子さんの将来の結婚相手のことを考えれば……花岡さんは無いってこともなかったよね。
人生は分からないものね。
えっ、よねさん
花岡と別れ、あの小さかった弟の直明くんも進学のために岡山に行ってしまい、どっと寂しくなった寅子のさばに何と 米さんがやって来た。
今年も高等試験に落ちてしまった よねさんを雲野先生が手伝いとして事務所で雇ってくれたのだ。
花岡が抜けたお弁当仲間はまた3人になった。
そうか!お前まだ勉強続けてたのか!
当たり前だろ、なめてんのか。何だその口のきき方は!
相変わらず、すぐに突っかかっていく よねさん。
しかし……。
ほらほら、ケンカしないで。私も轟さんも喜んでるのよ。花岡さんも佐賀に行ってしまったし。
……そうだったのか……ふ~ん。
えっ……よねさんの表情と、間……。
轟でもピンとくるほどではないですか。
よねさん、花岡のこと、好きだったのか……。
昭和15年。
寅子は晴れて正式に弁護士資格を得る。
しかし、世の中に女性弁護士を信頼する顧客は まだおらず。
なかなか厳しい道のり。
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広告虎に翼 キャストとスタッフ
キャスト
猪爪寅子 – 伊藤沙莉
猪爪はる – 石田ゆり子
猪爪直言 – 岡部たかし
猪爪直道 – 上川周作
猪爪直明 – 三山凌輝
猪爪(米谷)花江 – 森田望智
佐田優三 – 仲野太賀
山田よね – 土居志央梨
桜川涼子 – 桜井ユキ
大庭梅子 – 平岩紙
崔香淑 – ハ・ヨンス
轟太一 – 戸塚純貴
花岡悟 – 岩田剛典
小橋浩之 – 名村辰
桂場等一郎 – 松山ケンイチ
穂高重親 – 小林薫
桜川寿子 – 筒井真理子
桜川侑次郎 – 中村育二
笹山 – 田中要次
竹中次郎 – 高橋努
久保田聡子 – 小林涼子
中山千春 – 安藤輪子
雲野六郎 – 塚地武雅
増野 – 平山祐介
大庭徹男 – 飯田基祐
星航一 – 岡田将生
汐見圭 – 平埜生成
稲 – 田中真弓
久藤頼安 – 沢村一樹
多岐川幸四郎 – 滝藤賢一
語り – 尾野真千子
虎に翼 スタッフ
◆放送期間 : 2024年4月1日 ~ 2024年9月 日(予定)(全120回)
◆制作 : NHK(AK)
◆平均視聴率 : %
◆制作統括 : 尾崎裕和
◆プロデューサー : 石澤かおる,舟橋哲男,徳田祥子
◆演出 : 梛川善郎,安藤大佑,橋本万葉
◆脚本 : 吉田恵里香
◆音楽 : 森優太
◆主題歌 : 米津玄師「さよーならまたいつか!」
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