環を連れ去った犯人は大体わかっていたけれど、ものすごく簡単に片付いたよね……。
根岸季衣さんと三浦貴大さんの、言いたいことを言いきれない天邪鬼の演技は好きだったな。
娘の環(宮島るか)を取り戻すために栃木へ向かったりん(見上愛)は、虎太郎(小林虎之介)と再会する。虎太郎は、奥田の店は相変わらず繁盛しているが、亀吉(三浦貴大)は酒を飲んでは暴れているとりんに話す。心配する虎太郎に、りんは奥田家には一人で行くと告げる。りんは、久しぶりに亀吉(三浦貴大)と貞(根岸季衣)に向き合い、離縁の意思を伝えるが…(第19回)
環(宮島るか)を無事に取り戻したりん(見上愛)は、東京へと戻り美津(水野美紀)にトレインドナースになる決意を伝えると、美津はりんに見合い話があると話す…(第20回)
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「風、薫る」第4週「私たちのソサイエティ」第19・20話 感想

感想
簡単感想で。
環を取り戻す
誰が環を攫っていったのか?については、視聴者みんなが知っている予告通りである。
あの男…奥田様と何度かうちへ…。
はあ~…ごめんなさい。
母上は何も悪くありません。
いいえ、私がまんまとだまされたのです。
私を油断させて…。最初からそのつもりだったのでしょう。
ひきょう者…どうして環を!
いや……火事のどさくさに紛れて蒸発してしまったのは、こっちも卑怯だと思うし……(令和DVとは違うので!)
何より跡取りが大事なこの時代、亀吉に男児が生まれない限り、環は跡取りだからね。
(その割には、亀吉も義母も子供を大事にしないよね)。
小林虎之介くんが再登場してくれるのは嬉しいけれど、りんが東京から奥田屋へ帰る道中に虎太郎に会う……嫁ぎ先と実家の距離感がイマイチよく分からない。
奥田屋のヤクザ(笑)と戦ってくれる虎太郎。なんか、ありがとう。
離縁してください。お願いします。
と頭を下げると、環は絶対やらないと言う亀吉。
しかし会話のどこにも一切、環は奥田屋の子というセリフが出てこなかったなぁ……。
とにかく、まずこれをあの子に渡してやってくれませんか?
小魚のつくだ煮です。
知らないでしょう?あの子の好物。
ハッ、そんなもん俺が知るわけねえべ。
だったら、どうして環を連れ戻したんですか?
そりゃあ、おめえを連れ戻すため…。
これが本音、ということらしい。
それなら環を女学校へやってくれませんか?
だから!女が学つけてもしかたねえっつってんだろ!
でしたら環は絶対に渡しません。
う~~ん……。男尊女卑を描きたいのだろうけれど、この状態でこんなに幼い環の進路のことばかり言うのもどうかと思うの。
まずは、「環と戻ってほしかったら酒と暴力をやめて」じゃない?まずは安全な生活じゃない?
私が育てます。
女手一つでどうやって育てんだよ。
ここで、
私…私、ナースになります!
が出て来る。
なるほど、こう繋げるのですね。
でも、学校へ行ってしまったら「環は私が育てます」は無理よね。
母と妹任せの子育て。令和でも問題になりそう……。
ここであなたに女だからと罵られて生きるより、苦労しても自分の手で環を育てた方がずっといい。
この家では環は…。
女は幸せになれない。
それを聞いて、貞母が、
くれてやればいいべ!娘なんて!
娘は金食い虫だ。どうせ嫁にやることんなる。
落ちぶれた武家の娘の子じゃ、もう大した箔も付かねえわ。
環も東京であっちの家に染まっちまって…。
ちっとも可愛くねえ!
と、口を出してくれるのだった。
環の好物もちゃんと知っていて、愛しそうに孫を見ていた貞さん。
あまのじゃくは身を亡ぼすなぁ。
もっと素直なお義母さんだったら仲良くなれていたかもしれないのに。
ナースの許可が下りる
環を取り戻して東京へ戻ると、最後の難関である母が待っている。
決めました。
私、ナースになります。
あなたは一ノ瀬家の娘なのですよ。恥を…。
恥は知りました。
私にとっての恥は己の良心に反すること。
環を女学校に行かせる道があるのに選ばぬこと。
世間に対してではありません。
女学校に行けば嫁ぐ以外の道もあるんです。
私も母上のような奥様になりたかった。
でもなれなかった。
今の私には何もない。
環におんなじ思いはさせらんないんです。
自分の力で生きていかなくてはならなくなった時、学はあった方がいい。
父上が言っていました。
「学ぶことは時に世を渡る翼となり時に身を守る刀になる」と。
これはもう……。
「父上」を出すと母上はすぐ折れるよね……。
そんな りんに縁談があると言い出す母。
私…間違えました。
すみません!お断りしてください!
ナースになるのは環のためだけど、私が…私が自分の力で生きていきたいんです。しかたなくじゃない。
私と環の人生を嫁ぐ相手に委ねるのはもう嫌なんです。
私の双六の上がりは、もう「奥様」じゃない。
縁談の話はウソだと言って、帯を売って りんの学費を出してくれる母であった……。
環を母と安に預けることについては何も触れられず話が進んだけれど……。
母上、いい加減 安の縁談は探してあげてほしいよ。
この時代、縁談が破談になったまま、姉の子供を育てさせられるなんて気の毒すぎる…。
ともあれ、来週から看護学校編。
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風、薫る キャストとスタッフ
キャスト
一ノ瀬りん – 見上愛
大家直美 – 上坂樹里
一ノ瀬美津 – 水野美紀
一ノ瀬信右衛門 – 北村一輝
一ノ瀬安 – 早坂美海
中村義正 – 小林隆
竹内虎太郎 – 小林虎之介
竹内之宣 – つぶやきシロー
竹内栄 – 岩瀬顕子
奥田亀吉 – 三浦貴大
奥田貞 – 根岸季衣
うなぎ屋の女将 – 大島美幸
和菓子屋の女将 – 義達祐未
柴田屋・松永屋 – たくや・かずや(ザ・たっち)
吉江善作 – 原田泰造
島田健次郎 – 佐野晶哉
小日向栄介 – 藤原季節
槇村太一 – 林裕太
清水卯三郎 – 坂東彌十郎
柳川文 – 内田慈
松原喜介 – 小倉史也
勝海舟 – 片岡鶴太郎
大家トヨ – 松金よね子
大家キク- 広岡由里子
大家嘉平 – 春海四方
大山捨松 ‐ 多部未華子
大山巌 ‐ 高嶋政宏
松山ふさ ‐ 二田絢乃
河合志摩 ‐ 中田青渚
木村佐保 ‐ 井上向日葵
中山マツ ‐ 丸山礼
真風 ‐ 研ナオコ
玉田多江- 生田絵梨花
泉喜代 – 菊池亜希子
東雲ゆき – 中井友望
柳田しのぶ – 木越明
工藤トメ – 原嶋凛
松井エイ – 玄理
梶原敏子 – 伊勢志摩
今井益男 – 古川雄大
藤田邦夫 – 坂口涼太郎
黒川勝治 – 平埜生成
渡辺行成 – 森田甘路
永田フユ – 猫背椿
永田康介 – じろう
柴田万作 – 飯尾和樹
丸山忠蔵 – 若林時英
夕凪 – 村上穂乃佳
三浦ツヤ – 東野絢香
園部弥一郎 – 野添義弘
多田重太郎 – 筒井道隆
和泉千佳子 – 仲間由紀恵
風、薫る スタッフ
◆放送期間 : 2026年3月30日 ~ 2026年3月 日(全130回)
◆制作 : NHK(AK)
◆初回視聴率 : %
◆平均視聴率 : %
◆制作統括 : 松園武大,宮本えり子
◆プロデューサー : 葛西勇也,松田恭典
◆演出 : 佐々木善春,橋本万葉,新田真三,松本仁志
◆原案 : 田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
◆脚本 : 吉澤智子
◆音楽 : 野見祐二
◆主題歌 : Mrs. GREEN APPLE「風と町」
『風、薫る』各回リンク
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