クリーニングの平助さんと和子さんはここまでで終了なのだろうか。
寂しい……。物語的には別に突然「京都」に行く必要性を感じないのよね。
「心機一転」のためなら町を変えるだけでもいいじゃん……。
るい(深津絵里)はクリーニング店の平助(村田雄浩)と和子(濱田マリ)の元を離れ、心機一転、京都で暮らすことを決意します。錠一郎(オダギリジョー)と一緒に、京都でお茶のお師匠さんをしているベリーこと野田一子(市川実日子)を訪ねますが、何をして暮らしていくか決まりません。そんな時、北野天満宮の縁日でたち並ぶ出店の間を歩いていたるいは、気になるものをみつけ……
(『カムカムエヴリバディ』上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第13週「1964−1965」第60話
感想
どうして京都なんやろな……どうして京都なんだろう。それは、ひなた編が京都と関連深いから。えっ。そんな理由なん?
と、割とシレっとしている自分がいる。
まぁ……ファンタジーだから。
家族を得る
るい編の出だしはミュージカルのようで可愛くてファンタジックで好きだったけれど、演出が普通になるに連れ、現実感のなさが目立つようになってしまった気がする。
ずっとミュージカル調で良かったのでは。
そんな中、家族に恵まれなかった るいと、家族を完全に失っていたジョーに「家族」が出来たことにはちょっと感動した。
大阪をたつ前にるいと錠一郎は婚姻届を出しました。るいは「大月るい」になり、錠一郎の戸籍に初めて家族が加わりました。
初めて「家族」を得たジョーにも感動したし、るいの父の欄の「雉真 稔」にも胸が熱くなるわ……。
今更だけれど、るいはやはり勇ちゃんの養女には入っていなかったんだね。
ここは子供である本人の意思など無関係だろうから、千吉さんがどう考えて養子に入れなかったのかはよく分からない。(まぁ、申し訳ないけれど設定的にはよく分からないことが多い)
でも、結果的にはこういう幸せをつかめたのは良かったのかも。
京都
ベリーが京都出身で京都に帰ることは複線ではあったけれど、別にベリーを頼って行ったわけではないので、なぜ京都なのかはよく分からない。
【 ベリーのファッションスナップ 】
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) January 25, 2022
今朝はベリー(#市川実日子 さん)が着物姿で登場!これまでで印象的だったベリーのファッションスナップを振り返り。詳しくは⇒ https://t.co/NrrZEW3aT2
見逃した方は配信番組で⇒ https://t.co/tGWI6rmCK2#カムカムエヴリバディ pic.twitter.com/lKGiiZbnkD
今まで2人の生い立ちに京都が関わってきたことは一度もないし、心機一転なら奈良でもいいじゃん(←単なる奈良好き)などと思ってしまうのだった。
関東民から見れば京都は「一見さんお断り」「プライド高い」「和菓子は大衆向けよりも高級本格派」というイメージがある(偏見)。
なぜ京都?なぜ京都?
と思ってしまうのだった。しつこくてすいません。
えっ?えっ?
家も仕事も決まってへんの?何やそれ。
大丈夫かいな。
ギャンブラーやな。
ベリーのセリフが、まんま当方の気持ちです(笑)
天神さんの屋台で見た「回転焼き」から思いついた「そうだ回転焼き屋をやろう」。
大丈夫かいな……。
あんな幼すぎるころの記憶で餡子を作れる才能にもビックリする。
何回かは失敗してもいいのでは……。
今日の放送で一番うれしかったのは、勇ちゃんの回想シーン。
記憶を通り過ぎて行った人が亡霊のように懐かしく画面に現れるのにはたまらない懐かしさを感じる。
そういう演出は好き。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
キャストとスタッフ
キャスト
橘安子 – 上白石萌音
雉真るい – 深津絵里
ひなた – 川栄李奈
橘金太 – 甲本雅裕
橘小しず – 西田尚美
橘算太 – 濱田岳
橘杵太 – 鷲尾真知子
雉真千吉 – 段田安則
雉真美都里 – YOU
雉真稔 – 松村北斗
雉真勇 – 村上虹郎
村野タミ – 西川かの子
雪衣 – 岡田結実
水田きぬ – 小野花梨
水田卯平 – 浅越ゴエ
水田花子 – 小牧芽美
水田力 – 小林よしひさ
赤螺吉兵衛 – 堀部圭亮
赤螺清子 – 宮嶋麻衣
赤螺吉右衛門 – 中川聖一朗
柳沢定一 – 世良公則
柳沢健一 – 前野朋哉
平川唯一 – さだまさし
ロバート・ローズウッド – 村雨辰剛
小川澄子 – 紺野まひる
こわもての田中 – 徳井優
小椋くま – 若井みどり
村野タミ – 西川かの子
神田猛 – 武井壮
大月錠一郎 – オダギリジョー
女子大生 – 市川実日子
トミー – 早乙女太一
竹村平助 – 村田雄浩
竹村和子 – 濱田マリ
片桐春彦 – 風間俊介
笹川奈々 – 佐々木希
木暮洋輔 – 近藤芳正
西山太 – 笑福亭笑瓶
磯村吟 – 浜村淳
エンタツ – 中川剛
アチャコ – 中川礼二
桃山剣之介 – 尾上菊之助
語り – 城田優
スタッフ
◆制作統括 : 堀之内礼二郎、櫻井賢
◆プロデューサー : 葛西勇也、橋本果奈、
齋藤明日香
◆演出 : 安達もじり、橋爪紳一朗、
松岡一史
◆脚本 : 藤本有紀
◆音楽 : 金子隆博
◆主題歌 : AI「アルデバラン」
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