昨日は るい編はホラーなのかな?と書いたけれど、とりあえずホラーではなく、ミュージカルであることがわかった(爆)
るい、美しく育ったのぉ……。
しかし額の傷はそのまま。
成長したるい(深津絵里)は、雉真家を出て一人で生活を始めたいと岡山を離れることに。向かったのは大都会・大阪。見たこともないほど華やかな建物や街の人々の様子を見て、胸をときめかせるるいでしたが、道でぶつかりそうになった自転車をよけたところ、仕事の面接のためにせっかく新調したワンピースを汚してしまいます。責任を感じた自転車の持ち主・竹村平助(村田雄浩)は、経営するクリーニング店にるいを連れていき……
(『カムカムエヴリバディ』上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第8週「1951−1962」第39話
感想
るいは額の傷を目立たなくする手術を受けませんでした。
いくら千吉に説得されても拒み続けました。
雉真家に縛られたくない。それは るいの意地でした。
まぁ、子どもなので。
「雉真の力」は使えるうちに使っておくんだよ、るい!と言っても聞かないわけである。
積み立ててあるお金というのも貰っておいた方がいいし。
安子から養育費は一切無かっただろうし、この先、苦労するぞ……。
経済に関しては割と朝ドラクオリティ……。
千吉さん逝く
昨日ラストの喪服シーンは、やはり千吉さんの葬儀のものだった。
優しい優しいおじいちゃんだったはずなのに。
るいは雉真を憎んで育った。
心残りゃあ るいのことじゃ。
あねん明るかった子が声う出して笑うことものうなって…。
わしが安子さんにるいと引き離すようなこと言わなんだらこねえなことにゃあ…。
ずっとそれを気にしてきたらしい千吉さん。
いやいや……安子自身もナンですよ…アレですから……。
あれから10年。
雉真の家はどうなっていたのだろう。
千吉さんがずっと孤独でなかったらいいのだけど。
るいがずっと疎外感の中で生きていなければいいのだけど。
葬儀の朝。
雪衣は朝ドラの最終回を見ている。
あの時、できた子(算太の子かもよ……)は男の子。
葬式が始まったら勉強できんから今やりょんじゃ。
と、葬儀の朝なのに勉強している。
朝ドラのタイトルは『母と娘』
あっ、るいは?
と尋ねると無言で顔が歪む雪衣。
それだけでもう……
奥様の座に納まった雪衣が、るいをどう扱って来たか分かる。
「いつまでここに居るのか」
と、かつて算太と安子に言った女。
上手くやったねぇ……。
大阪編
るいは二度と戻らないと心に決めて、岡山を、そして雉真の家を去りました。
この18歳までが、るいにとっての戦後だったんだね。
しかし、岡山を去ったものの、出て行く先は「あの大阪」。
自分の額に傷を作った大阪。
母との思い出の大阪。
母が外人の男と密かに会っていた大阪。
よく、ここへ来たな、と思う。
しかし、大阪の描写は夢のように明るくファンタジックで。
傷も闇も今のところは感じない。
やはり、るいは母と過ごした幼い日に戻りたいのかな……。
優しいクリーニング屋の夫婦と出会い。
初めて涙を流す るい。
不安だったね、ずっと。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
キャストとスタッフ
キャスト
橘安子 – 上白石萌音
雉真るい – 深津絵里
ひなた – 川栄李奈
橘金太 – 甲本雅裕
橘小しず – 西田尚美
橘算太 – 濱田岳
橘杵太 – 鷲尾真知子
雉真千吉 – 段田安則
雉真美都里 – YOU
雉真稔 – 松村北斗
雉真勇 – 村上虹郎
村野タミ – 西川かの子
雪衣 – 岡田結実
水田きぬ – 小野花梨
水田卯平 – 浅越ゴエ
水田花子 – 小牧芽美
水田力 – 小林よしひさ
赤螺吉兵衛 – 堀部圭亮
赤螺清子 – 宮嶋麻衣
赤螺吉右衛門 – 中川聖一朗
柳沢定一 – 世良公則
柳沢健一 – 前野朋哉
平川唯一 – さだまさし
ロバート・ローズウッド – 村雨辰剛
小川澄子 – 紺野まひる
こわもての田中 – 徳井優
小椋くま – 若井みどり
村野タミ – 西川かの子
神田猛 – 武井壮
大月錠一郎 – オダギリジョー
女子大生 – 市川実日子
トミー – 早乙女太一
竹村平助 – 村田雄浩
竹村和子 – 濱田マリ
片桐春彦 – 風間俊介
笹川奈々 – 佐々木希
木暮洋輔 – 近藤芳正
西山太 – 笑福亭笑瓶
磯村吟 – 浜村淳
エンタツ – 中川剛
アチャコ – 中川礼二
桃山剣之介 – 尾上菊之助
語り – 城田優
スタッフ
◆制作統括 : 堀之内礼二郎、櫻井賢
◆プロデューサー : 葛西勇也、橋本果奈、
齋藤明日香
◆演出 : 安達もじり、橋爪紳一朗、
松岡一史
◆脚本 : 藤本有紀
◆音楽 : 金子隆博
◆主題歌 : AI「アルデバラン」
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