マスターが、こんなに歌が上手かったなんて！！！
(いや……知ってます。)
世良公則コンサートを堪能した回。
でも……今、何時なの？これ。るいは……。
ロバート（村雨辰剛）に招かれ将校クラブに立ち入った安子（上白石萌音）。これまでの人生で見たこともないけんらん豪華な会場の空気に圧倒されてしまいます。稔（松村北斗）の命を奪った国の豊かさを前に呆（ぼう）然と立ち尽くすばかり。そんな中、会場にシンガーたちの歌声が響き渡ります。アカペラコーラスに聞き入る安子は、いつの間にか涙を流していました。そうして、ロバートは安子をこの場へ連れてきた意味を語りはじめ……
(『カムカムエヴリバディ』上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)
連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第5週「１９４８」第30話
感想
ここには書かないけれど、公式が開始前から結構なネタバレをしていることを私は今さら知ったのである。
お母さんが今、一体何をしているのか るいちゃんには見えないけれど、ここはもう るいちゃんの物語に食い込んでいるのだった。
安子単体の物語はあと半月弱……。
私の妻も
まさか、そうするんじゃないだろうな！(ぃゃ、ムロじゃなくて…←分かる人だけ分かればいい)
と昨日書いたけれど、そうなってるじゃん。
私も悲しいのであなたも我慢してください、的なまとめは個人的にはあまり好きではない。心が狭いんで。すいません。
「空襲」といったら真珠湾。ロバートさん、ハワイに住んでたのか？
……ということではなかったらしい。
奥さんが心臓が弱って亡くなったことは お気の毒だが、奥さんの弟さんが亡くなったというその戦争、日本は敵ではないよね。
今、敵国と直接接している日本。
みんなが身内を失って敵国を憎む中、敵国の言葉を勉強し敵国のパーティに顔を出しちゃった安子。
これは……
ご近所に知られたら大変よ、奥さん。
そして、ロバートさん、昨日よりもさらに日本語ペラペラだな。
これはもうお買い物に困るレベルではないぞ……。
(それとも、これは「のだめ」方式で、実際の会話は英語で行われています。ということ……)
るいのことしか考えられない
世良公則コンサートも嬉しかったし、音楽も良かったけれど。
そんなことより、こんなパーティをやっているとは、今は何時なのだろうか。
るいの話をするなら「娘が待っています」と変えるべきではーー！
……と思いながら見ているので、ちっとも安子の悲しさに集中できない。
「安子に共感できない」で正解なのかも
全く安子に共感できず、るいちゃんの心配で頭がいっぱいの視聴者が私以外にもチラホラしているようなのですが。
結局……
この先の物語を考えると、視聴者が安子を憎く思ってしまうことは、正解なのかもしれない。
だって、 藤本有紀先生の脚本は職人芸。
たぶん……
これは全て、もうるいの物語が始まっているからなんだ。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
キャストとスタッフ
キャスト
橘安子 – 上白石萌音
雉真るい – 深津絵里
ひなた – 川栄李奈
橘金太 – 甲本雅裕
橘小しず – 西田尚美
橘算太 – 濱田岳
橘杵太 – 鷲尾真知子
雉真千吉 – 段田安則
雉真美都里 – YOU
雉真稔 – 松村北斗
雉真勇 – 村上虹郎
村野タミ – 西川かの子
雪衣 – 岡田結実
水田きぬ – 小野花梨
水田卯平 – 浅越ゴエ
水田花子 – 小牧芽美
水田力 – 小林よしひさ
赤螺吉兵衛 – 堀部圭亮
赤螺清子 – 宮嶋麻衣
赤螺吉右衛門 – 中川聖一朗
柳沢定一 – 世良公則
柳沢健一 – 前野朋哉
平川唯一 – さだまさし
ロバート・ローズウッド – 村雨辰剛
小川澄子 – 紺野まひる
こわもての田中 – 徳井優
小椋くま – 若井みどり
村野タミ – 西川かの子
神田猛 – 武井壮
大月錠一郎 – オダギリジョー
女子大生 – 市川実日子
トミー – 早乙女太一
竹村平助 – 村田雄浩
竹村和子 – 濱田マリ
片桐春彦 – 風間俊介
笹川奈々 – 佐々木希
木暮洋輔 – 近藤芳正
西山太 – 笑福亭笑瓶
磯村吟 – 浜村淳
エンタツ – 中川剛
アチャコ – 中川礼二
桃山剣之介 – 尾上菊之助
語り – 城田優
スタッフ
◆制作統括 : 堀之内礼二郎、櫻井賢
◆プロデューサー : 葛西勇也、橋本果奈、
齋藤明日香
◆演出 : 安達もじり、橋爪紳一朗、
松岡一史
◆脚本 : 藤本有紀
◆音楽 : 金子隆博
◆主題歌 : AI「アルデバラン」
『カムカムエヴリバディ』各回リンク
