NHK朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第40回 (第8週 金曜日) 感想

朝ドラにオダギリジョーが来たぁ\\ //

役名は「ジョー」らしい。まんまやん。

るい編の始まりはクリーニング探偵。

仕事の面接がうまくいかなかったるい(深津絵里)は、荷物を預かってくれたクリーニング店に戻り、事情を話しました。話を聞いてくれた店主の竹村平助(村田雄浩)と妻の和子(濱田マリ)の提案にのって、るいは店に住み込みで働くことになります。和子からクリーニングの仕事を一つ一つ丁寧に教えてもらうるい。ある日、店番を任されたのですが、そこにちょっと変わったお客さん(オダギリジョー)が訪れ……

(『カムカムエヴリバディ』上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第8週「1951−1962」第40話

NHK朝ドラ【カムカムエヴリバディ】感想

感想

とても無口で下を向いている印象だったけれど、るいの心の中は雄弁だった。

とりあえず……

想像力が豊かでユニークな部分もあるということなは安心する。

洗濯屋の夫婦

イイ人といきなり出会えてしまうのはドラマ。

そもそも雉真繊維のお嬢さんということで、大阪に出て来るならば勇ちゃんが密かに就職のコネを作っておくことはできたはず。

勇ちゃんって、安子を大阪に送る時も何も紹介してくれなかったようだし、女性を都会に一人送り出す時の下準備が足らないのでは(笑)

まぁ……

そこはドラマなので。

とにかく、るいはイイ人と出会えて良かったな。

ちょうど従業員を募集していたクリーニング店。

履歴書を見て驚く夫婦。

岡山で雉真いうたら、学生服の雉真か?えっ。

はい…。

……親戚です。

お父さんとお母さんはどない言うてはんの?


もうおりません。 

父も…母も…。

間違いはない。

父は戦死し。

母は国を出て行った。

「制服の雉真」は関西方面では知らぬ人が居ない大企業らしい。

それは間違いなく勇ちゃんの功績なのだけれど。

千吉さんも勇ちゃんも会社を育てるほどには家庭は育てられなかったんだよね。

稔さんが居たら?

居たらどうなっていただろう。

居てくれたらまず、るいの額に大きな傷はできなかった。

でも。

傷がなければ百貨店の面接で怯む必要もなかったし、だからクリーニング屋に勤めることもなかった。

あんた。
大事にしたげよな。あの子のこと。

と言ってくれる優しい夫婦との出会いもなかった。

人生は何が幸いだか分からないものね。

お客さんのうれしそうな顔

クリーニングの様子は丁寧。

丁寧で優しい。

餡子を作る職人のごとく。ここにも職人がいる。

和菓子は3世代引き継いでいく話なのだと勝手に思い込んでいたけれど、そうではないらしい。

ようは、「受け取る人の笑顔」を作ることが出来る……それを引き継いでいくということなのかな。

しかし、安子の場合は結局、多くの人の笑顔を作る餡子を売り歩くことで一番身近な人の笑顔を失った。

るいには……そういう人生を送って欲しくない。

何か気持ちがええ。
こりょう受け取るお客さんのうれしそうな顔が見える気がします。


そない思えるんやったらあんたはこの仕事でけるわ。

これもまた、人と人とを繋ぐ仕事。

良い人と繋がっていってほしいね。

宇宙人

この胸の染みな、これ、赤ちゃんが吐いたもんや。
見たところ職業婦人や。
これは大事な仕事のために買うたブラウス。
鏡の前で合わせとったら赤ちゃんが泣きだしてだっこした途端に……ウワ~ッや。

るいはここでクリーニング探偵の修行をしていくらしい。

この人あ、双子のお母さんなんじゃろうか。何じゃろう?これ。どっちのコートにも付いとる。あっ、犬の毛じゃあ。犬う飼ようる家なんじゃなあ。

心の声はなかなかお喋り。

そんなとき、彼がやって来るのである。

(何じゃあ?この人?)


え~っと…背広の上下ですね。こりゃあ 綿のワイシャツ…。


(え~っと……この数家族の分まとめて持ってきたんじゃろうか…せえでも男もんしかねえが……男ばあでぎょうさんで暮らしょるんじゃろうか。集団就職でどっかの工場の寮に……いや、それじゃったら寮母さんが洗うはずじゃあ。それに工場の人が着る服じゃねえ。)

(わ……分からん…。この人の日常がまるで見えてこん。)

別に見なくてもいいと思うよ(笑)

ちょっと明るい方向が見えてきた。

るいも幸せにならないと。

せっかく、もう戦争は終わったのだから。

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

キャストとスタッフ

キャスト

橘安子 – 上白石萌音
雉真るい – 深津絵里
ひなた – 川栄李奈

橘金太 – 甲本雅裕
橘小しず – 西田尚美
橘算太 – 濱田岳
橘杵太 – 鷲尾真知子

雉真千吉 – 段田安則
雉真美都里 – YOU
雉真稔 – 松村北斗
雉真勇 – 村上虹郎

村野タミ – 西川かの子
雪衣 – 岡田結実

水田きぬ – 小野花梨
水田卯平 – 浅越ゴエ
水田花子 – 小牧芽美
水田力 – 小林よしひさ
赤螺吉兵衛 – 堀部圭亮
赤螺清子 – 宮嶋麻衣
赤螺吉右衛門 – 中川聖一朗
柳沢定一 – 世良公則
柳沢健一 – 前野朋哉

平川唯一 – さだまさし
ロバート・ローズウッド – 村雨辰剛
小川澄子 – 紺野まひる
こわもての田中 – 徳井優
小椋くま – 若井みどり
村野タミ – 西川かの子
神田猛 – 武井壮

大月錠一郎 – オダギリジョー
女子大生 – 市川実日子
トミー – 早乙女太一
竹村平助 – 村田雄浩
竹村和子 – 濱田マリ
片桐春彦 – 風間俊介
笹川奈々 – 佐々木希
木暮洋輔 – 近藤芳正
西山太 – 笑福亭笑瓶
磯村吟 – 浜村淳
エンタツ – 中川剛
アチャコ – 中川礼二

桃山剣之介 – 尾上菊之助

語り – 城田優

スタッフ

◆制作統括 : 堀之内礼二郎、櫻井賢
◆プロデューサー : 葛西勇也、橋本果奈、
齋藤明日香
◆演出 : 安達もじり、橋爪紳一朗、
松岡一史
◆脚本 : 藤本有紀
◆音楽 : 金子隆博
◆主題歌 : AI「アルデバラン」


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