NHK朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第25回 (第5週 金曜日) 感想

安子の戦争はまだまだ続いていた。

ある意味、稔さんと「稔さんの家族」という存在を感じながら逃げ回っていた戦中の方が気持ち的には楽だったかもしれない。

今は一人……。

安子(上白石萌音)の前に突如現れた千吉(段田安則)。安子に、るいを連れて雉真家に戻ってくるよう説得するためでした。しかし、安子の固い決心は揺らぐことはありません。安子は一層おはぎ作りに精を出し、大口の顧客を増やすために営業にも回るようになりました。これまで安子とるいの日々の楽しみだったカムカム英語を聴く余裕すらないほど、忙しい日々を送っています。息つく間もなく、作業に没頭する安子でしたが……

(『カムカムエヴリバディ』上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第5週「1946−1948」第25話

NHK朝ドラ【カムカムエヴリバディ】感想

感想

そう。

本当に るいのためと言うのなら、それはただの意地なんだよね。すでに。

頼れるものは頼ればいい。

味方は……きっと居る。

千吉さんはいつも割と正しい

千吉さんも勇ちゃんも、そして稔さんも、美都里さんの存在を独裁的な女王様にしてしまっていたことで起きた今回の事態。

元々そういう甘えた状態だった上に、今の美都里さんは心の病。

これを解決しなければ、あんたら雉真の男たちが何を言おうが信用できないよ。「帰って来て欲しければお義母さんを入院させてください。」と言いたいところだけれど……。

安子さん。
るいは安子さんの子じゃ。しゃあけど同時に稔の子、雉真の子じゃ。

というのもまた正しいんだよね。

現代の離婚に際してもそれは言えることで。

まぁ、夫側が育児放棄していて離婚になることが多いから後腐れないのだろうが、子どもは2人のものである。

そしてまた、安子の現状を考えると。

あの日、岡山を出た日、私は決めたんです。
どねえにつろうても苦しゅうても顔を上げて前う見て、ひなたの道を歩いていく。


その姿を るいにも見せる。
そねんして るいを育てていく。
そう決めたんです。

今のままでは日向の道を歩けないよ。

わしゃあ、るいにそれにふさわしい教育を受けさせてやりてえ。

ここじゃあ……そりゃあ、かなわんじゃろう。

という千吉さんの声が本当に無念そうに聞こえて。

これは、妻をコントロールできず、嫁を家から出す方が楽だと考えてしまった罰なのかも知れない。

るいちゃんの成長の一番可愛い時に接することもできなかった。

雉真の家はきっと今は暗く沈んでいるのだろう。

しかし、安子の言い分もすでにただの意地だと思えるのだった。

一人ならばそれでもいいけれど。

推さないるいちゃんのためを思えば……。

そうして、無理は必ず祟るのだった。

事故

自分で道を切り開いて日なたの道を歩いていく姿を娘に見せたいと。

大見得切ったあげくの事故。こんな事になってしまい、娘の顔に一生残る傷をつけてしまった。

ここも「自分の娘」だけではなく、「稔さんの娘」だと思うと、自然と雉真へ顔を上げて接することが出来なくなっていく。

自身は左腕を骨折。

ばかにせられな!
お菓子くれえ右腕一本で作れるわ!
これまでどねんなことがあっても乗り越えてきたんじゃ。


今更甘えるわけにゃあいかん。逃げるわけにゃあいかん!


るいがおるもの。
るいのためじゃったらどねえなことでも…。

それはもう、完全に自身の意地である。

「るいがおるもの」と言った直後、包帯を巻いた るいを見て、自分の余裕のなさが事を引き起こしたのだと初めて気づく。

しかし、あの事故を起こした車はどうしていたのだろうか。

轢き逃げ?

という感じでもなかったし……あっちはあっちで転がって事故になっていたのかしら。三輪車だったし。

雉真へ帰る

事故が起きなくても、もう「カムカム英語」すら一緒に楽しめなくなっていた状態。

これは帰るしかないだろう。

玄関で待ち構える美都里さんのカットを残して次週へ続く。

いびりは無いと思う。

元々、いびりはしていなかっただろうし。

心の病がどれほど治っているか……。

救世主は るいかな。

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。
このドラマについてひと言ふた事書きたい、書いて下さるって方はぜひどうぞ。
『カムカムエヴリバディ』◆放送期間 : 2021年11月01日 ~ ◆制作 : NHK(BK)◆平均視聴率 :  %◆脚本 : 藤本有紀◆主題歌 : AI◆主演 : 上白石萌音、深...

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キャストとスタッフ

キャスト

橘安子 – 上白石萌音
雉真るい – 深津絵里
ひなた – 川栄李奈

橘金太 – 甲本雅裕
橘小しず – 西田尚美
橘算太 – 濱田岳
橘杵太 – 鷲尾真知子

雉真千吉 – 段田安則
雉真美都里 – YOU
雉真稔 – 松村北斗
雉真勇 – 村上虹郎

村野タミ – 西川かの子
雪衣 – 岡田結実

水田きぬ – 小野花梨
水田卯平 – 浅越ゴエ
水田花子 – 小牧芽美
赤螺吉兵衛 – 堀部圭亮
赤螺清子 – 宮嶋麻衣
赤螺吉右衛門 – 中川聖一朗
柳沢定一 – 世良公則
柳沢健一 – 前野朋哉

平川唯一 – さだまさし
ロバート・ローズウッド – 村雨辰剛
小川澄子 – 紺野まひる
こわもての田中 – 徳井優
小椋くま – 若井みどり
村野タミ – 西川かの子
神田猛 – 武井壮

大月錠一郎 – オダギリジョー
女子大生 – 市川実日子
トミー – 早乙女太一
竹村平助 – 村田雄浩
竹村和子 – 濱田マリ
片桐春彦 – 風間俊介
笹川奈々 – 佐々木希
木暮洋輔 – 近藤芳正
西山太 – 笑福亭笑瓶
磯村吟 – 浜村淳
エンタツ – 中川剛
アチャコ – 中川礼二

桃山剣之介 – 尾上菊之助

語り – 城田優

スタッフ

◆制作統括 : 堀之内礼二郎、櫻井賢
◆プロデューサー : 葛西勇也、橋本果奈、
齋藤明日香
◆演出 : 安達もじり、橋爪紳一朗、
松岡一史
◆脚本 : 藤本有紀
◆音楽 : 金子隆博
◆主題歌 : AI「アルデバラン」


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