母親はひと晩ぢう、子守唄をうたふ 母親はひと晩ぢう、子守唄をうたふ
然しその声は、どうなるのだらう?
たしかにその声は、海越えてゆくだらう?
中原中也。
やりたいことは分かる。
けれどエピソードがズレてるよね。
暢子(黒島結菜)は和彦(宮沢氷魚)との結婚に反対する、和彦の母・重子を翻意させるために、あまゆに来てもらい美味(おい)しい料理でもてなそうとする。だが、当日、事情を知らない賢秀(竜星涼)がその場に現れて、重子と鉢合わせした上に、大混乱を招いてしまう…。それでもめげない暢子は、諦めそうになる和彦に、あることを提案する…
(『ちむどんどん』上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ちむどんどん」第16週「御三味(うさんみ)に愛をこめて」第79話
感想
当方は男子の母だから、きっと、きちんと描いてくれれば共感する話になるのだろうと思う。
けれど、どうしてそこからそうなるの?(笑)
繋がらないでしょ。
幸せになれよ
あの戦争エピソードを通っても、何も変わらなかった賢秀。
むしろ、突然変わったら気持ち悪いので、そこは頑なにブレていないということで。
競馬で祝儀を出すその資金は前借してきた給料なんでしょ。
暢子。バカなニーニーでごめんな。
だけど少しは俺の気持ちも分かってちょうだい。
暢子は幸せになれよ。じゃあな。
前借り詐欺と一攫千金の夢を繰り返すその感じ。
「病気だから診せた方が良いですよ」とよく言われている依存症そのもの。
もっとも、お金が無ければ医療費から削られるのが家計というものなので。病のある場所が身体の末端になるほど医者に行かずに終わらせてしまうんだよね。
賢秀は病気だよ。
そういう風に描いているつもりかどうかは分からないけれど。
重子さんが比嘉家と婚姻関係を持たせたくないという理由は、現状の描き方だとそこに尽きるはず。
和彦は渡さない
この流れから、
今回のことでよく分かったでしょ?
ずっと仕事を続けたい女性と結婚して幸せになれる?家事や育児は誰がやるの?
に、なる意味が分からない。
あんな兄がいる子と結婚するのは絶対に反対です。
でしょ。
暢子が仕事していることと、賢秀や比嘉家の体質は全く無関係じゃ……。
そこ繋げてくれないと。
「和彦は渡さない」
にも繋がらないわ。
※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
ちむどんどん キャストとスタッフ
キャスト
比嘉暢子 – 黒島結菜(子役期:稲垣来泉)
比嘉優子 – 仲間由紀恵
比嘉賢三 – 大森南朋
比嘉賢秀 – 竜星涼
比嘉良子 – 川口春奈
比嘉歌子 – 上白石萌歌
青柳和彦 – 宮沢氷魚(子役期:田中奏生)
石川博夫 – 山田裕貴
砂川智 – 前田公輝
前田善一 – 山路和弘
前田早苗 – 高田夏帆
下地響子 – 片桐はいり
比嘉賢吉 – 石丸謙二郎
喜納金吾 – 渡辺大知
新垣のおばぁ – きゃんひとみ
安室のおばぁ – あめくみちこ
マスター – 川田広樹
青柳史彦 – 戸次重幸
矢作知洋 – 井之脇海
大野愛 – 飯豊まりえ
猪野清恵 – 佐津川愛美
田良島甚内 – 山中崇
猪野寛大 – 中原丈雄
大城房子 – 原田美枝子
二ツ橋光二 – 高嶋政伸
平良三郎 – 片岡鶴太郎
平良多江 – 長野里美
金城順次 – 藤木勇人
知念陽平 – 木村文哉
校長 – 大原康裕
仲宗根誠 – 潤浩
嘉手刈源次 – 津嘉山正種
語り – ジョン・カビラ
ちむどんどん スタッフ
◆制作統括 : 小林大児、藤並英樹
◆プロデューサー : 高橋優香子、松田恭典、川口俊介
◆演出 : 木村隆文、松園武大、中野亮平
◆フードコーディネート : 吉岡秀治
◆脚本 : 羽原大介
◆音楽 : 岡部啓一、高田龍一、帆足圭吾
◆主題歌 : 三浦大知「燦燦」
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