来週も続くのか、この展開……、
朝ドラの基本は「女性の一代記」。恋愛・結婚・子育てを通るのはデフォルトなわけだけれど。
結婚しないヒロインがそろそろ出てきてもいいのでは。
暢子(黒島結菜)は、和彦(宮沢氷魚)と愛(飯豊まりえ)の様子を偶然に見てしまったことに動揺する。賢秀(竜星涼)がひょんなことから暢子の勤め先、レストランのフォンターナで、房子(原田美枝子)の酒を勝手に飲んで酔いつぶれてしまい、迎えに行った暢子は、房子とふたりで差し向かいで酒を酌み交わすことになってしまう。房子との会話の中で、暢子は生まれて初めての「恋愛感情」に気づいてしまう…
(『ちむどんどん』上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ちむどんどん」第12週「古酒(くーす)交差点」第60話
感想
昨夜、終了した『カナカナ』がなかなか微笑ましくて感動的な良作だったので、ヒロインがずっと子役の朝ドラがあってもいいんじゃないカナ?と、思っていた所である…。
令和の朝ドラ、もう少し、工夫があっても良いよね。
それは決して歴史を捻じ曲げて令和史観を織り込むということではなく。
何でお父さんと結婚したの?
先生になるために勉強している時に出会って……。
お父さんと一緒に沖縄の未来を考えていきたいね、って話し合って。
お互いに立派な先生に……。
立派な先生に一緒になりたいって思ったから。
誠くんのことで、教育者として思い悩む良子。それを相談するのは石川にでしょ?と昨日書いたけれど。
良子の場合は根本的に「子どもと接する」こと自体が不器用な気がする。
本来ならば、それは我が子からまず解消することだと思うのだけれど、結局、自分の子育てから逃げているから復職を希望したのではという気すらしてしまう。
セリフでよく「賢秀は一生懸命」「良子は一生懸命」というものが出てくるけれど、あまり一生懸命には見えないんだよね……。お母ちゃん。
暢子も大人にはなれない。
何で今のままでいられないんですか?みんな結婚とか考えないで、何もかも全部今のままでいいじゃないですか!
もちろん(私も、しょっちゅうそう思っている人間なので)セリフ自体には共感する部分もあるのだけれど、何だかね……比嘉家の兄妹は必要以上に幼く見えてしまう。
お母ちゃん、抱え込んで育てたよねぇ。
智、あれから大丈夫?
帰り道、愛と和彦のキスシーンに遭遇してしまった暢子。
愛さんの方が逃げるように去っていかなきゃならないのが可哀想すぎる。
帰ってきちゃったけど、あれから智も大丈夫なのかな。
智、かわいそう。愛さん、気の毒。
……を継続したまま来週へ。
この展開は、もういいので、来週決着付けていただきたい。
※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
ちむどんどん キャストとスタッフ
キャスト
比嘉暢子 – 黒島結菜(子役期:稲垣来泉)
比嘉優子 – 仲間由紀恵
比嘉賢三 – 大森南朋
比嘉賢秀 – 竜星涼
比嘉良子 – 川口春奈
比嘉歌子 – 上白石萌歌
青柳和彦 – 宮沢氷魚(子役期:田中奏生)
石川博夫 – 山田裕貴
砂川智 – 前田公輝
前田善一 – 山路和弘
前田早苗 – 高田夏帆
下地響子 – 片桐はいり
比嘉賢吉 – 石丸謙二郎
喜納金吾 – 渡辺大知
新垣のおばぁ – きゃんひとみ
安室のおばぁ – あめくみちこ
マスター – 川田広樹
青柳史彦 – 戸次重幸
矢作知洋 – 井之脇海
大野愛 – 飯豊まりえ
猪野清恵 – 佐津川愛美
田良島甚内 – 山中崇
猪野寛大 – 中原丈雄
大城房子 – 原田美枝子
二ツ橋光二 – 高嶋政伸
平良三郎 – 片岡鶴太郎
平良多江 – 長野里美
金城順次 – 藤木勇人
語り – ジョン・カビラ
ちむどんどん スタッフ
◆制作統括 : 小林大児、藤並英樹
◆プロデューサー : 高橋優香子、松田恭典、川口俊介
◆演出 : 木村隆文、松園武大、中野亮平
◆フードコーディネート : 吉岡秀治
◆脚本 : 羽原大介
◆音楽 : 岡部啓一、高田龍一、帆足圭吾
◆主題歌 : 三浦大知「燦燦」
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