なつ(広瀬すず)はアニメーションのトレースという作業に挑戦する。簡単そうで難しい作業に改めてアニメーションの奥の深さを実感する。昼休み、なつが桃代(伊原六花)と話していると、アニメーターの下山(川島明)から、ファッションについて指摘される。驚くなつ。そしてなつは川村屋を訪れる。信哉(工藤阿須加)の取材した迷子のニュースを見るとなつは、妹の千遥のことを思い出す。…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「なつぞら」第11週「なつよ、アニメーターは君だ」 第63話
お仕事描写が丁寧なのは、この朝ドラの好きな所。
あの時、すんなり作画に合格してしまっていたら、トレースなんて見ることは出来なかったもんね。
映画のフィルムは1秒間に24コマです。
私たちが作っているアニメーションは、大半がセル画1枚を2コマずつ使って12コマで出来ています。
その1秒間に動いていない部分がこれだけ動けばどうなりますか?
しかし、こっちもきれいに一本の線に重なっているように見えて、微妙にズレがあります。
どんなに上手く描いても完璧に重なることはないんです。けど、これが絵に命を与えることになります。
動いてないように見えるところでさえも、こうやってかすかに動いてるから絵が生きてるように見えるんです。
こういう話が聞けることは本当に嬉しい。
生きている絵。それが漫画映画。
アニメの輝く時代がドラマの中で生きているの、良い話。
反面……。
生活方面の話は適当に見える(笑)
ねえ、信さん。お願いがあるんだけど。
千遥を見つけたい。
千遥の行方を捜したいの。
お兄ちゃんには私が話す。
したら信さん、捜してくれる?
いいけど。人探しは高いよ。
古美門事務所に頼んだら?(もっと高いよ)(探偵じゃないし(爆))
探偵でも刑事でも兄弟でもないのに、使い倒される信さん……本当に幸せになってほしい……。
咲ちゃんは違うんじゃないのかな。
もし会っちゃったら、自分がどうなるか分からなくて苦しんでるんじゃないかしら?
千遥ちゃんに今の自分が何をしてやれるかって……そんなふうに自分の心が乱れるのが怖いのよ、きっと…。
なっちゃんの時もそうだったじゃない。
マダムよ。
咲太郎が千遥を探さない理由づけ、頑張ってたとは思うけれど、それは人間的には酷いと思うぞ。
目の前に現れたら何かしたくなってしまう。
目の前に居なければ、例え死んでいても気づかないので考えなくて済む。
それって逃げだよねぇ。
まぁ、確かに逃げなのかも。
子ども咲太郎はそんな男じゃなかったけれども、大人咲太郎は、そんな男になっちゃったんだね。
なつよ、どうしても知りたいか?
知りたいよな……。
ナレよ、何だか他人事でノンキだな。父だよね?(笑)
父がこんなにノンキだってことは、無事に幸せに生きているってことでいいのかな。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
※キャスト
奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)
奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 田中乃愛
柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)
戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真
小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴
山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑
岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
露木重彦 – 木下ほうか
大杉 満 – 角野卓造
語り… 内村光良
※スタッフ
脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利
アニメーション時代考証 – 小田部羊一
アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション
【なつぞら】
1(史実のモデルの話など前知識込み) 2 3 4 5 6
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コメント
巨炎さん
>AK作品では行方不明の肉親ネタが良くありますね。
そういえば……近年、誰かしら不明になっている気がしますね(笑)
>実は「まれ」が一番、描き方に無理が無かったかも。
(失踪する側の方に問題があり過ぎて誰も探さない)
確かに!千遥とはえらい違い。千遥のことは早く探してやってほしいです~
AK作品では行方不明の肉親ネタが良くありますね。
もっとも設定を引っ張る割に過程もオチも大した事がありませんが。
実は「まれ」が一番、描き方に無理が無かったかも。
(失踪する側の方に問題があり過ぎて誰も探さない)
親探しのロードムービーは「とっとテレビ」で少し触れられた
「繭子ひとり」(映像保存無し)と後は「北の家族」(1973年)でしょうか。
父を探して家族全員で津軽海峡を超えて金沢、横浜と…アレ?
この作品放映開始と一日違いで産声を上げた大泉洋は何を思ったか…。
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内容石井富子(梅舟惟永)の指導で、トレースの練習を始めたなつ(広瀬すず)しかし、上手く出来なかった。富子の説明で、奥の深さを感じる。一方で、昼食時、なつと桃代(井原六花)が話をしていると、下山(川島明)が声をかけてくる。。。。そんななか、“川村屋”を訪れたなつは、偶然、やってきた信哉(工藤阿須加)から。。。。敬称略なつ「どんな仕事も、奥が深い」。。。だそうだ。今作を見ていると、全く、そんな風…
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