NHK朝ドラ【わろてんか】第128回(第23週月曜日) 感想

てん(葵わかな)が隼也(成田凌)を勘当してから数年、風太(濱田岳)の元には隼也から近況を伝える手紙が届いていたが、てんはそれに気づかない素振りをしていた。

中国での戦火が徐々に拡大し北村笑店や伊能(高橋一生)の映画会社は、軍から国策に沿う演芸や映画を制作するよう強く要請される。

そんな中てんは、楓(岡本玲)が以前勤めていた新聞社から、戦地に笑いの慰問団を派遣して欲しいと持ちかけられる。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

スポンサーリンク

連続テレビ小説「わろてんか」第23週「わろてんか隊がゆく」 第128話

   warotenka-op

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。

…テンプレだす…。

簡単感想で。

「おじちゃん、おばちゃん、北村の皆さん、お元気ですか?

僕は相変わらず工場で働いて、毎日汗をかいています。

息子の藤一郎もようやくハイハイができるようになり、あちこち動き回って目が離せません。

妻とあたふたしながらも、家族三人で仲よく毎日笑って生きています。」

 

という、年に何通か届く隼ちゃんからの手紙を「名無しの手紙」と言いつつ おてんに読んで聞かせる……

 

のが、あれから数年も経ったらしい北村の今である。

 

勘当されて出て行ったん。
史実の人はこの世から消えてしまっていたん。

綺麗さっぱり、もう振り返らないであげるのも優しさのような気がする。

ぼっちゃん嬢ちゃんだった2人が工場で働いているらしい現状。

「毎日笑って生きています」じゃ、親は怒りが募るばかりで救われない。(あ、もちろん、この時代のセレブ階級のお話です)

実際には史実の「吉本」の家系図も、ほぼ せいの実家「林」に乗っ取られており(風太にあたるモデル人物は吉本せいの実弟)、ドラマでも おてんと風太の血で占められていきそう。藤吉の血筋に出る幕なし。

 

さて、時節は太平洋戦争へ向かう頃。

帝国陸軍が、エンターテイメントを国策に利用しようとやって来る。

もちろん、お断りの余地はない。

それは、伊能さんの所も同じく。

 

やっと日本にも華やかな大衆文化が咲き誇る時代が来たと思ったのに悔しいよ。

経営者としては国や軍の顔を立てるギリギリの選択をしなければならないのはよく分かってる。

だが、恋愛映画まで目の敵にされるような世の中がまともな訳がない。

こういう時こそ愛や自由をうたった映画を作るべきなんだよ。

 

自由恋愛やパルピテーションが描かれないと朝ドラ脚本に困るだろ??

と、ぶちぶち愚痴る栞さまである。

いやいやいや……部下が言う通り、親孝行や忠義の心を描く……のも朝ドラやん、社長(笑)

 

新聞社から持ち込まれた戦地の慰問団企画に、女たちは顔を曇らせ、風太はめっさ乗り気。

病気で戦争に行けない男はマイノリティに苦しみ、戦争に行けない年齢になったおじさんたちは「俺が若ければ活躍できたのによ」と張り切っていた時代。

 

そら、芸人らだけを戦地に送り出す訳にはいかんやろ。

あいつらも大事な家族や。
それを守るのが俺の仕事や。

素手で守れるようなもんと、ちゃうんやで……。

というのも、体験してみなければ実感できないもんなんだろうな。

ご存知ですか? 1月15日は「わらわし隊」が中国に向け出発した日です | 文春オンライン
日中戦争の勃発から初めて年明けを迎えた1938(昭和13)年1月、落語家や漫才師による戦地慰問演芸団「わらわし隊」が結成された。1月15日には、わらわし隊のうち北支那慰問班が、下関より中国・大連に向…

PVアクセスランキング にほんブログ村  にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村



 


 
※キャスト

藤岡てん… 葵わかな(子役期:新井美羽)

北村(藤吉)藤吉郎… 松坂桃李
北村隼也… 成田凌(子役期:渡部翔夢→大八木凱斗)
武井風太… 濱田岳
トキ… 徳永えり
伊能 栞… 高橋一生

藤岡儀兵衛… 遠藤憲一
藤岡しず… 鈴木保奈美
藤岡ハツ… 竹下景子
藤岡新一… 千葉雄大
藤岡りん… 堀田真由

北村啄子… 鈴木京香
秦野リリコ… 広瀬アリス(子役期:莉帝)
キース… 大野拓朗(子役期:前田旺志郎)
アサリ… 前野朋哉
万丈目吉蔵… 藤井隆
万丈目 歌子… 枝元萌
岩さん… 岡大介
川上四郎… 松尾諭
寺ギン… 兵動大樹
亀井庄助… 内場勝則

安達 都… 大後寿々花
勝部なつ… 畦田ひとみ
錦織あや… 鈴木球予
小豆沢とわ… 辻凪子

月の井団吾… 波岡一喜
月の井団真… 北村有起哉
お夕… 中村ゆり
杉田楓… 岡本玲

喜楽亭 文鳥… 笹野高史

語り… 小野文惠

※スタッフ

脚本 … 吉田智子
演出 … 本木一博、東山充裕、川野秀昭
プロデューサー … 長谷知記
制作統括 … 後藤高久

音楽 … 横山克

主題歌 – 松たか子「明日はどこから」

公式サイト http://www.nhk.or.jp/warotenka/

【わろてんか】
0 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
31 32 33 34 35 36
37 38 39 40 41 42
43 44 45 46 47 48
49 50 51 52 53 54
55 56 57 58 59 60
61 62 63 64 65 66
67 68 69 70 71 72
73 74 75 76
77 78 79
80 81 82 83 84 85
86 87 88 89 90 91
92 93 94 95 96 97
98 99 100 101 102 103
104 105 106 107 108 109
110 111 112 113 114 115
116 117 118 119 120 121
122 123 124 125 126 127
128

コメント

  1. わろてんか隊がゆく>『わろてんか』第128話

    ​​​​​​中国に慰問団を送ったのは史実なので それを取り上げること自体は良いと思うけど 史実とは全く違う隼也の恋愛騒動に 3週間(だっけ?)もかけた後だし 史実に基づいたマーチン・ショーや25周年記念イベントは 台詞のみで終わっちゃったわけだし 何だか白々しいというか シラケるんだよなあ… …ひじゅにですが何か? ​「あん時から大事なんは愛と自…

  2. 連続テレビ小説『わろてんか』第128回

    『わろてんか隊がゆく』内容てん(葵わかな)が隼也(成田凌)を勘当して数年。風太(濱田岳)トキ(徳永えり)には近況を知らせる手紙が、年に数回と届いていたが。。。。そのころ、戦争のため、北村笑店だけでなく、伊能商会も、軍から厳しい指導が入っていた。そんななか、楓(岡本玲)が、かつて勤めていた新聞社から、戦地への慰問団の提案があり。。。敬称略う~~~ん。。。。いまさらの老化(苦笑)主人公も、風太も…

  3. わろてんか (第128回・3/5) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『わろてんか』(公式) 第23週『わろてんか隊がゆく』 『第128回』の感想。 ※ 本作は、2018/2/27 にクランクアップ(撮影終了)しています。 ※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 …

タイトルとURLをコピーしました