道頓堀、懐かしいなあ……と心から思えた。おかえりただいま、久しぶりの岡安。
でも………
昭和3年夏、竹井千代(杉咲花)は、京都の鶴亀撮影所を離れ、新しい喜劇の一座に参加するため、4年ぶりに道頓堀に戻ってきた。千代はシズ(篠原涼子)たちと再会し、芝居茶屋「岡安」に居候させてもらうことに。千代が参加する一座に集まったのは、旧天海一座の面々や歌舞伎、新派、歌劇団など出身が様々だった。その中で、鶴亀株式会社から座長に指名されたのは、天海一平(成田凌)だった。しかし、不安が募る座員たちは………
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「おちょやん」第9週「絶対笑かしたる」第41話
感想
懐かしいねぇ……。岡安のみんなが集まってくるシーン。
御寮さんとの再会シーン。
思わず涙ぐんでしまったよ。
変わり果てた福富
しかし、懐かしいばかりではない。
芝居小屋の町だった道頓堀はすっかり変わってしまっていた。
一念発起。
お父ちゃんと2人でお母ちゃん説き伏せたんや。
このまま芝居茶屋続けてても時代に取り残されるだけや言うてな。
と、得意げに福助が言う。
昭和3年。
芝居小屋文化は廃れ、岡安の好敵手だった福富は楽器屋&ジャズ喫茶に替わってしまっていた。
みつえと福助の間にも何かありそうだけれど、まぁ、それは置いておくとして……。
よろしおますか、あんさん。
これからはジャズ。ジャズだっせ。
と、すっかりジャズ喫茶の女将に替わった菊さん。
まぁ……ここまでくるのにも葛藤はあったんだろうなぁ。
代々継いで来た看板だったのだから……。
看板を下ろせない岡安
そんな中、岡安は変わらず芝居小屋茶屋を続けている。
しかし経営はますます苦しそう。
この日は、長年贔屓にしてくれていた清水屋から組見の廃止を告げられたシズさんだった。
この状況は全く現代とは違うけれど、「老舗」と言われた店もバタバタと休業したり倒産したりするコロナ禍の令和。
痛さだけは他人事ではないわよね……。
新しい劇団
そんな中、鶴亀社長が立ち上げた新しい喜劇一座。
座長はなんと鶴亀の大山社長の鶴の一声で決まった天海一平。
この発表を受けて、新しいメンバーは「千之助さんが居ないなら」とバタバタ去って行こうとしている。
早くも波乱の予感。
でも……
きっと、千代とこの一座が道頓堀も岡安も救うんだよね。
千代の恩返しへの道は険しい。
|
|
【おちょやん】
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10
11 12 13 14 15
16 17 18 19 20
21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
31 32 33 34 35
36 37 38 39 40
41
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
キャスト
竹井千代 – 杉咲花(子役期:毎田暖乃)
竹井テルヲ – トータス松本
竹井栗子 – 宮澤エマ
竹井ヨシヲ – 荒田陽向
岡田シズ – 篠原涼子
岡田宗助 – 名倉潤
岡田みつえ – 東野絢香(子役期:岸田結光)
岡田ハナ – 宮田圭子
富川菊 – いしのようこ
富川福松 – 岡嶋秀昭
富川福助 – 井上拓哉(子役期:松本和真)
かめ – 楠見薫
富士子 – 土居志央梨
節子 – 仁村紗和
玉 – 古谷ちさ
椿 – 丹下真寿美
ぼたん – 沢暉蓮
あやめ – 藤本くるみ
天海一平 – 成田凌(子役期:中須翔真)
初代 天海天海 – 茂山宗彦
須賀廼家千之助 – 星田英利
須賀廼家万太郎 – 板尾創路
熊田 – 西川忠志
大山鶴蔵 – 中村鴈治郎
高城百合子 – 井川遥
山村千鳥 – 若村麻由美
高峰ルリ子 – 明日海りお
小山田正憲 – 曽我廼家寛太郎
須賀廼家天晴 – 渋谷天笑
須賀廼家徳利 – 大塚宣幸
漆原要二郎 – 大川良太郎
石田香里 – 松本妃代
須賀廼家百久利 – 坂口涼太郎
宮元潔 – 西村和彦
宇野真理 – 吉川愛
若崎洋子 – 阿部純子
薮内清子 – 映美くらら
小暮真治 – 若葉竜也
片金平八 – 六角精児
守屋 – 渋谷天外
語り(黒衣)… 桂吉弥
スタッフ
◆制作統括 : 櫻井壮一、熊野律時
◆プロデューサー : 村山峻平
◆演出 : 梛川善郎、盆子原誠
◆脚本 : 八津弘幸
◆音楽 : サキタハヂメ
◆主題歌 : 秦基博「泣き笑いのエピソード」