塩の品質が劣っているとされたことにショックを受けた萬平さんは、塩の品質を一層あげようと、作業をより丁寧にするよう指示します。しかし、手間がかかる分、生産量は落ちていき、みんなへとへと。
経営が苦しく、なんとかしなければと考える福ちゃんでしたが、そんなところに世良さんから悪だくみの誘いがきて…。
福子:安藤サクラ/萬平:長谷川博己/鈴:松坂慶子/世良:桐谷健太/神部:瀬戸康史
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「まんぷく」第7週「私がなんとかします!」 第39話
いいか。これからは一切 手抜きをするな。
一回海水を流すごとに必ず鉄板をよく拭いて、絶対に鉄分の茶色が混じらないようにしてくれ。
鹹水はもっと煮詰めて、にがりも しっかり取り、純度の高い塩にする。
消費者としては当然だと思うこの話、生産者としてはどうだろう。
食品偽装は現代でもある。
「このくらい」「どうせ」「分らなきゃ」の闇はどの時代でもある。
ましてや戦後なら……。
克子さんの子どもたちに茶色い塩を食べさせたいと思いますか。
孫には白い塩を食べさせたいわよ。
そやけど、知らない人なら……。
ブシムスのこのセリフ。
正直すぎていっそ清々しい(笑)
工程が増え厳しくなって、ますます大変な塩づくり。
大変な上に生産量は少なくなる。
それでも品質の追及をやめられない萬平さん@職人である。
生産量が減るなら品質が上がっても給料は減りそうな予感しかしないし、力仕事が大変なのに昼食はたくわんとご飯一膳だけになってしまったのに……。
食卓のおかずを増やすためにみんなで魚釣りに出かける塩軍団。
塩軍団が可愛すぎてつらい……。
俺はな、盗みに入ったんや。
社長や奥様たちがいる家に。
盗み?
戦争から帰ってみたら家族は空襲で死んでしもてて、もうヤケになってな。
せやけど社長は俺を許してくれた。
俺は社長に恩義があるんや。
どんだけ会社が苦しくても絶対に辞めへん。
正直にみんなに話す神部くん。
この人のこういうところ、ほんま好きや。
わしもおんなじや。
戦争から帰ったら家はなかった。
家族も行方知れずや。
わいもです。
僕も。
みんな軍隊帰りなのに、仕事がつらいつらいって結構甘い部隊にいたのかね……と思っていたけれども、やっと戦争の話が出てきた。
むしろみんな、国のためにあんなに頑張ったのに帰ってみたら家も家族もなく、負けたことで詰られ嫌気がさしていたところに、また見返りのない体力仕事かよ!みたいな気持ちだったのね。
あのまま大阪うろついてたら、今頃俺もやけになって何か悪さして捕まってたかもな。
神部には感謝してる。
俺もや。
俺も感謝してますよ。
社長にも神部さんにも。
なんて……なんてイイ子たちなんだ!!
みんな幸せになってほしい~~。
そんな塩軍団の紹介コメントは公式に載っているので、みんな見てね。(何の宣伝……)
魚がさばける赤津がブシムスの「しもべ」になったところで……。
お金は私がなんとか工面しますから。
萬平さんは自分のやりたいようにやって下さい。
と、とにかく「なんとかする」一点の福ちゃんは今日も萬平教徒状態。
で、その「なんとかする」とは、またハナちゃんの家への借金申込みなのだった。
えーー……「借金」とは返すあてのある前提でするもので、これじゃ無心と同じだよ……。
と、思っていたところで。
分かりました。お貸ししましょう。
せやけど、福子さん。
今のままではこれが最後にはなりませんで、きっと。
萬平さんは職人さんでっしゃろ。
とにかくええもんを作りたい。
せやけどそれでは社長は務まらん。
福ちゃんがちゃんと考えてあげないと、会社は潰れてしまうわよ。
ハナちゃん夫妻は「貸す」のではなく「あげる」覚悟でお金を出してくれている……
そして、ちゃんと言う事を言ってくれる。
「私が頑張ります」「考えます」の結果がいつも借金申込みってどうなの?福ちゃん。と思っていたけれども、ちゃんと言ってくれた。
「今のままではこれが最後にはなりませんで」「潰れてしまうわよ」
この夫婦、思っていたけれども、思っていた以上に人間的に未熟で、ここからなんだよね #まんぷく— くう (@kukucoo) 2018年11月14日
福ちゃんがノープランで、ただの萬平教徒であること、ちゃんと分っていて書いている脚本で安心する。
呆然とする福ちゃん……
ここで、冒頭の世良くんからの電話が気になる。
立花君の作った塩僕が闇市で売ったる。
ばか正直に専売局なんか通すことない。
闇市に流せば茶色い塩かて構わんし、専売局に売るよりずっと金になる。
これに誰か引っかかっちゃうんじゃないでしょうね……。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
※キャスト
立花(今井)福子 – 安藤サクラ
立花萬平- 長谷川博己
今井鈴 – 松坂慶子
今井咲 – 内田有紀
香田克子 – 松下奈緒
香田忠彦 – 要潤
小野塚真一 – 大谷亮平
世良勝夫 – 桐谷健太
加地谷圭介 – 片岡愛之助
三田村亮蔵 – 橋爪功
牧(保科)恵 – 橋本マナミ
牧善之介 – 浜野謙太
野呂幸吉 – 藤山扇治郎
大前田三郎 – 曾我廼家寛太郎
樫田うた江 – なるみ
竹ノ原大作 – 宮田佳典
桑原(鹿野)敏子 – 松井玲奈
水島(池上)ハナ – 呉城久美
水島賢作 – 松木賢三
神部茂 – 瀬戸康史
香田タカ – 岸井ゆきの
岡幸助 – 中尾明慶
小松原完二 – 前原滉
森本元 – 毎熊克哉
佐久間春男 – 川並淳一
赤津裕次郎 – 永沼伊久也
長久保陽介 – スチール哲平
大和田英二 – 梅林亮太
高木一夫 – 中村大輝
峰岸政利 – 三好大貴
野村泰造 – 南川泰規
堺俊一 – 関健介
倉永浩 – 榎田貴斗
堀和則 – 原雄次郎
増田誠一 – 辻岡甚佐
三原竹春 – 阿南健治
三原まさの – 久保田磨希
東太一 – 菅田将暉
稲村大悟 – 六平直政
村城啓治 – 平原テツ
ハリー・ビンガム – メイナード・プラント (MONKEY MAJIK)
ジョナサン・メイ – ブレイズ・プラント (MONKEY MAJIK)
チャーリー・タナカ – 岡崎体育
語り… 芦田愛菜
※スタッフ
脚本 … 福田靖
演出 … 渡邊良雄、安達もじり
プロデューサー … 堀之内礼二郎
制作統括 … 真鍋斎
音楽 … 川井憲次
主題歌 – DREAMS COME TRUE「あなたとトゥラッタッタ♪」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/mampuku/
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【まんぷく】
1(実在のモデル・安藤百福・仁子夫妻の話込み) 2 3 4 5 6
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コメント
巨炎さん
>ツイッターで教えてもらいましたが高木一夫役の中村大輝氏は
パッチ屋の山口さんで「マッサン」では悟と取っ組み合いをした復員兵
朝ドラ巡りの方がいらっしゃるんですよね(笑)
「ちりとて」の順ちゃん@宮嶋麻衣さんもBK朝ドラご用達だし~。
>マッサンとエリーはちょくちょく夫婦喧嘩もしていたけど
エリーは時代の割にはズケズケと旦那さんに物を言うんですよね。お国柄。
他はやはり昭和の女房は一歩下がるんでしょうかね。(福ちゃんは別だけど(笑))
連続テレビ小説『まんぷく』第39回
内容福子(安藤サクラ)萬平(長谷川博己)らの気遣いにより、神部(瀬戸康史)岡(中尾明慶)らも、ようやく落ち着きはじめる。そんな折、世良(桐谷健太)から“誘い”があるが、萬平は。。。萬平は、もっと質の良い塩を。。と考え、多少、生産量が落ちることも覚悟して、丁寧な塩づくりを始める。敬称略質の良い塩づくりと同じで。多少、物語の進行は遅くなるモノの、丁寧な描写で、良い雰囲気のドラマになっている。
ツイッターで教えてもらいましたが高木一夫役の中村大輝氏は
パッチ屋の山口さんで「マッサン」では悟と取っ組み合いをした復員兵なんですね。
何だか映画会社と専属契約を結ぶ往年の大部屋俳優を見ているようだ…。
世良さんが発端となって始まった逆境が皆の糧になればいいですが。
どのみち萬平さんと、その信徒な福ちゃんのままでは行き詰る。
マッサンとエリーはちょくちょく夫婦喧嘩もしていたけど
克子姉さんが主役の時はどんなでしたっけ?
まんぷく (第39回・11/14) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『まんぷく』(公式) 第7週『私がなんとかします!』の 『第39回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 塩の品質が劣っているとされたことにショックを受けた萬平さんは、塩の品質を一層あげようと、作…
おめで鯛>『まんぷく』第39話
神部君への不満が出て来て、ちょっと心配していたけどサックリと解決ついでに>ぇ萬平さんに付いて行くと決意表明の塩軍団さらに金銭面でハナちゃん家に…
おめで鯛>『まんぷく』第39話
神部君への不満が出て来て、ちょっと心配していたけど サックリと解決 ついでに>ぇ 萬平さんに付いて行くと決意表明の塩軍団 さらに 金銭面でハナちゃん家に頼ってばかりなのも心配だったけど そのハナちゃんから助言が (というか苦言というか忠告というか…いや、やっぱり助言だよね) ドロドロしないでサラリとしているので観やすい あ、やはりそこは…