軍から支給された物資を横流ししたという罪で逮捕された萬平さんを救おうと、福ちゃんは悩み続けます。
心配したホテルの先輩の恵さんは、歯医者の牧さんとホテルの厨房係の野呂さんに頼んで、福ちゃんの様子を探ってもらうことに。すると、福ちゃんは親友の敏ちゃんとハナちゃんと一緒に憲兵隊の庁舎に乗り込んでいくではありませんか!
福子:安藤サクラ/萬平:長谷川博己/恵:橋本マナミ/牧:浜野謙太/敏子:松井玲奈
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「まんぷく」第3週「そんなん絶対ウソ!」 第14話
ああ……萬平さん。
牢名主に背中向けて寝ちゃダメぇぇ……。
ヒロイン、貞操の危機。…
とにかく。
2日目にしてすでに萬平さんにホレたらしく、優しい牢名主さんである。
実在のモデルである安藤百福さんも投獄された当初ご飯が食べられなかったという話なので(でも、この時代じゃないかも(いゃ、こっちの話)(えっ……))、それが後々「おいしいもの」を追求するバックボーンになったとも言えるし、現時点では、とりあえず反骨精神があることが分かる。
私の中ではすでにヒロインであるこのカワイイ人も、ものすごく芯があって賢くて揺らぎのない人なのだ。
何とかハラスメントと言われても良いから書くけれども、男らしい!ますますホレる。
だって、毎日毎日あんなに殴られているんだよ。
しかし、それでも僕はやってないのである。
ほんまは腹減って死にそうなんやろ。
そんなもんいつまでも続かへんぞ。
やってもないことを認めるくらいなら、僕は死んでも構いません。
毅然とした態度と誠実さは必ず伝わる。
牢名主さんにも萬平さんの背中に真実の姿が見えているよね。
(でも、後ろから抱きついちゃダメだから)
ヒロインが苦しんでいても(あ、福ちゃんの方)、周りが能天気に自分の事ばかり考えて生きている様は「らしい」と思った。
初めてのモテキ(ありえん(笑))に舞い上がる保科さん。
保科さんの事しか見えていない牧野呂コンビ。
咲姉ちゃんのことで頭がいっぱいで、一緒に暮らしている末娘も同じだと思い込んでいるお母さん。
そして会社の事しか考えていない(?)加地谷さん(??)。
みんな福ちゃんから見たら平和な人たちだ。
平和な人たちは誰も目の前の危機に耳を傾けてくれないと分かったので、福ちゃんも騒ぎ立てて相談はしない。
しかし、この世界はとても優しいので、「福ちゃんの様子がおかしい」と、みんな次第に思ってくれるようになるのだった。
なんだか救われる。
実際の世界はこんな事ではないから。
これは萬平さんと福ちゃんだけの危機ではなくて、権力に目を付けられたら誰でもこんな風に罪に陥れられるかも知れないという大きな問題なのだもの。
話を聞いてくれた親友だけを半ば無理矢理連れ(心強さから考えたら、これは仕方ない)、憲兵に乗り込む福ちゃん……
立花さんを返して下さい!
あの人が悪いことなんてするはずありません!
お願いします!
お願いします!
が、当然乗り込めない。
ちゃんと飛び込んで来て助けてくれる野呂さん……と、(1人だったらどうだったか分らないけど)牧さん。
申し訳ありません!
この人は最近身内を亡くしまして。
許してやって下さい。
なんて男前。
そして、ついに。
保科さん始め全員が、ボロボロの福ちゃんを連れて鈴さんに事情を話すためについてくるのだった。
さぁ……。
悩める末娘に対して、武士の娘はどう出るか。
母親に理解されないってつらいよね。
気持ちだけでも支えてあげてほしいなぁ。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
※キャスト
今井福子(立花) – 安藤サクラ
立花萬平- 長谷川博己
今井鈴 – 松坂慶子
今井咲 – 内田有紀
香田克子 – 松下奈緒
香田忠彦 – 要潤
小野塚真一 – 大谷亮平
保科恵 – 橋本マナミ
野呂幸吉 – 藤山扇治郎
大前田三郎 – 曾我廼家寛太郎
樫田うた江 – なるみ
竹ノ原大作 – 宮田佳典
鹿野敏子 – 松井玲奈
池上ハナ – 呉城久美
世良勝夫 – 桐谷健太
加地谷圭介 – 片岡愛之助
三田村亮蔵 – 橋爪功
神部茂 – 瀬戸康史
香田タカ – 岸井ゆきの
牧善之介 – 浜野謙太
岡幸助 – 中尾明慶
東太一 – 菅田将暉
稲村大悟 – 六平直政
ハリー・ビンガム – メイナード・プラント (MONKEY MAJIK)
ジョナサン・メイ – ブレイズ・プラント (MONKEY MAJIK)
チャーリー・タナカ – 岡崎体育
語り… 芦田愛菜
※スタッフ
脚本 … 福田靖
演出 … 渡邊良雄、安達もじり
プロデューサー … 堀之内礼二郎
制作統括 … 真鍋斎
音楽 … 川井憲次
主題歌 – DREAMS COME TRUE「あなたとトゥラッタッタ♪」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/mampuku/
|
【まんぷく】
1(実在のモデル・安藤百福・仁子夫妻の話込み) 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12
13 14
コメント
まんぷく (第14回・10/16) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『まんぷく』(公式) 第2週『…会いません、今は』の 『第14回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 軍から支給された物資を横流ししたという罪で逮捕された萬平さんを救おうと、福ちゃんは悩み続けま…
雨と泥とハンスト>『まんぷく』第14話
昨日の福ちゃんと周囲のズレ具合も面白かったんだけど あれがまだ続いていたら、ちょっとキツイ …と思っていたら 皆がスルスルと福ちゃん寄りになっていく 福ちゃん一人ではどうにもならないことなので 皆が一丸となっていく様子が嬉しい シリアスとコミカルの2つの要素が 少しばかり比重は変わりながらも両立しているところも楽しい …ひじゅにですが何か? …
連続テレビ小説『まんぷく』第14回
内容毎晩のように、福子(安藤サクラ)がうなされていると、母・鈴(松坂慶子)から聞く克子(松下奈緒)笑顔も不自然だと。。。きっと、咲が亡くなったためだろうと母は言うが、克子は妙な印象を受ける。なぜ、咲に助けを求めるのか?と。仕事場での福子は、ため息ばかり。ミスをするようになり、恵(橋本マナミ)は、心配する。そんなとき牧(浜野謙太)野呂(藤山扇治郎)がやって来て、福子のことを相談。2人が、仕事を…