福ちゃんは萬平さんと会わない日々が続いていました。
ある日、福ちゃんは咲姉ちゃんの旦那さんの真一さんの家を訪ねます。いい病院を紹介してもらって、萬平さんに感謝していた真一さんは、福ちゃんに本当の気持ちを尋ねます。
真一さんの言葉に背中を押された福ちゃんは萬平さんの会社を訪れますが、そこに憲兵隊が突然踏み込んできて…
福子:安藤サクラ/萬平:長谷川博己/咲:内田有紀/真一:大谷亮平
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「まんぷく」第2週「…会いません、今は」 第12話
「昭和17年 夏。」
「アメリカ・イギリスなどの連合国を敵に回した戦争は日本の勝利が続いている。」
「新聞にはそんな見出しが躍っていましたが、人々の暮らしは次第に苦しくなっていました。」
桜散る季節から夏へ。
ドラマの中はまだ咲姉ちゃんを失った悲しみでいっぱい。
世情としては、外国人のお客様が居なくなって、ホテルは閑散。
フロントでの福ちゃんの英語も生かされなくなってきていただろうし、そのせいか帰りも早くなっているよう。
そんな状況下でも支配人や保科さんは、咲姉ちゃんを亡くした福ちゃんを心配してくれている。
人の心は相変わらず温かいし、みな、ふた言目には「でも、日本が勝ったらまた。」。まだ国は戦勝への希望に溢れている。
そんな中、蘭丸供出のニュースが寂し過ぎる……。
牧善之介は「春太郎枠」としては出過ぎだよなぁ……とは思っていたけれども、まさかこんな形で相棒が居なくなってしまうとは思わなかった。
確か犬が「供出」させられるシーンが何かの朝ドラ(?)で、あったはず。
「供出」という名のもとに、多くの動物たちが「処分」された。
蘭丸は躾が行き届いて美しい飼い馬なので、上手く行けば軍上層部がそのまま飼ってくれる可能性もある……かも。せっかくキャラクターの1つとして導入したのだから戻ってきてほしいなぁ。
保科さんを巡る牧vs野呂くんは、どちらかというと野呂くん優勢だった気がするのだけれど、これは同情票集まっちゃうね。
しかし、野呂くんの場合は、野呂くん自身に赤紙来ちゃいそうだなぁ……。
たちばな工房では竹ノ原くんに赤紙が。
若者が取られていってしまう時代がやってきた。
おめでとう。竹ノ原君。
とカラッと言い、
お国のために戦えるんや。
若いやつらは。
羨ましいやないか。
と微笑む加地谷さんは、この時代の国民性以上に、含む物があるように感じた。
ああ……姉貴が元気になるまでは会えへんって約束してたのに、まさか死ぬとはな…。
俺やったら縁がなかった思て別の女を探すけどな。
と言う冷たさも、うん……この人は要らない物は未練無く切り捨てていく人なのだなとよく分る。
未練を断ち切ることなんかできない今井家の人たちは、咲さんの事しかまだ頭になく。
久しぶりに亡き姉の夫を訪ねた福ちゃんは、ここで真一さんに赤紙が着た事を知る。
何かなぁ……。
真一さんとは、本当に大人で落ち着いた男性なのだな、と思った。
それ故に寂しい。
たった独りで誰にも告げずに出征するつもりだったのだろう。
妻の遺影を抱きしめて。
そして、愛する人を失った身だからこそ義妹の背中を押してくれる。
立花さんは福ちゃんにとって大事な人ではないの?
自分の気持ちに正直になるべきだ。
咲やお義母さんは関係ないんと違うか。
大事な人がいるなら、生きてそこにいるなら、簡単に手放してはいけない。
鈴さん、真一さんは無愛想じゃなくて微笑むと素敵な人やで。
やっと、勇気を出して萬平さんに会いに行く福ちゃんである。
……というか、会いに行ったその場でよ……。
空気を読めない憲兵隊。(ってか、この状況で、よく福ちゃん一緒に引っ張って行かれなかったよね……「お前も来い」に絶対なりそう)
モデルの人・百福さんがこの後、拷問に遭うという悲劇に遭遇することは初回の記事にチラっと書いた。
まぁ、史実の人がそんな目に遭ったのは日本人ではなかったからというのも大きいと思うんですよね。
このドラマではガッツリ日本人設定のようなので、だったら早めに終わらせてほしいな。(朝ドラだから、そんなに長々と拷問しないよね……よね……)
そして、加地谷さん……やっぱ、そうなるか。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
※キャスト
今井福子(立花) – 安藤サクラ
立花萬平- 長谷川博己
今井鈴 – 松坂慶子
今井咲 – 内田有紀
香田克子 – 松下奈緒
香田忠彦 – 要潤
小野塚真一 – 大谷亮平
保科恵 – 橋本マナミ
野呂幸吉 – 藤山扇治郎
大前田三郎 – 曾我廼家寛太郎
樫田うた江 – なるみ
竹ノ原大作 – 宮田佳典
鹿野敏子 – 松井玲奈
池上ハナ – 呉城久美
世良勝夫 – 桐谷健太
加地谷圭介 – 片岡愛之助
三田村亮蔵 – 橋爪功
神部茂 – 瀬戸康史
香田タカ – 岸井ゆきの
牧善之介 – 浜野謙太
岡幸助 – 中尾明慶
東太一 – 菅田将暉
ハリー・ビンガム – メイナード・プラント (MONKEY MAJIK)
ジョナサン・メイ – ブレイズ・プラント (MONKEY MAJIK)
チャーリー・タナカ – 岡崎体育
語り… 芦田愛菜
※スタッフ
脚本 … 福田靖
演出 … 渡邊良雄、安達もじり
プロデューサー … 堀之内礼二郎
制作統括 … 真鍋斎
音楽 … 川井憲次
主題歌 – DREAMS COME TRUE「あなたとトゥラッタッタ♪」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/mampuku/
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コメント
蘭丸さん
ありがとうございます!
巨炎さん
そうですね!私もこれ書いた後で自分の当時のツイートを見て気づきました(笑)
朝ドラでは「花アン」だとTwitterで教えてもらいました。
>私らがガキの頃は名作アニメって沢山ありましたが最近は絶滅危惧種だなぁ…。
懐かしいですねぇ。
子どもの頃は海外児童文学はまず「世界名作劇場」から入っていたなぁ。
>確か犬が「供出」させられるシーンが何かの朝ドラ
「花子とアン」ですね
>確か犬が「供出」させられるシーンが何かの朝ドラ(?)で
確か民放版の黒柳サン物語「トットちゃん!」でありました。
朝ドラでは完全に母親が主人公の「チョッちゃん」であったかもしれませんね。
アニメ化もされて「トットちゃん!」の記念でDVD-BOXがリリースされたはずです。
私らがガキの頃は名作アニメって沢山ありましたが最近は絶滅危惧種だなぁ…。
世界名作劇場も10年前に復活して3年で途絶えた。
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内容姉・咲が亡くなったことを萬平(長谷川博己)に報告した後も、福子(安藤サクラ)は、萬平に会っていなかった。家族に残った心の傷は深く。。。。。ある日、福子が、真一(大谷亮平)を心配して訪ねていくと、“赤紙”が来たという。福子が萬平にあっていないと知った真一は、福子の背中を押す。大事な人がいるならば、手放してはいけない。。。。と。敬称略え~~~~~~蘭丸が!!一番、印象に残ったのが、それだった…
悲しみ>『まんぷく』第12話
ううううう~ん… 何だかさ、何だか 加地谷さんがアヤシイ雰囲気になってきたなあ… 今迄はアヤシく見せかけてるだけに思えたんだけど 今日は中身もアヤシく見える でも、それもまた見せかけてるだけって可能性もあるし… 萬平さんと彼と世良さんも加えて 良い感じのトリオで行ってほしいんだけどなあ 頑張れ、ラブリン!>ぇ …ひじゅにですが何か?…