たっすいがーにもほどがある嵩のとんちき面接……。
アピールする点はいくらでもあるじゃん。
製薬会社でデザインをやっていたし、戦時中は伍長として兵をまとめていた(まとめてないけど)、紙芝居も作ったし、今までは友達とリサイクル店で営業を(言い様)していたんでしょ！
こんなんで社会で生きて行けるのか心配すぎる……。
高知新報の入社試験を受けた嵩（北村匠海）は、久しぶりに会ったのぶ（今田美桜）にいつか世界一面白いものを作りたいと話す。その夜、急に思い立って会社の資料室に駆け込んだのぶは、古新聞の中からあるものを見つけ出す。すぐに採用者の人選をしていた東海林（津田健次郎）たちのところへ向かうが、話を聞いてもらえない。とその時、社会部の緑川（嘉島陸）が、明日の朝刊に穴が開きそうと慌ててやってきて……
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「あんぱん」第15週「いざ！東京」第71話感想
感想
簡単感想で。
たっすいがーの面接
嵩が高知新報の面接を受けにやってきた。
見るからに人手が足らなそうだし、どんどん雇うといいよ。
しかし、いくら人手不足でも会社にも選ぶ権利があるよね。
今日の嵩はどこからどう見ても「御社に入社したい」人には見えなかった。
落とされるわ、こんなん(笑)
柳井嵩さん。自己紹介をお願いします。
じ…自己紹介ですか。
自己紹介ですか？？？当たり前やん。面接だぞ！
柳井嵩です。
……
ん…それだけ？いや…何かほかにも「体力には自信があります」とか「数学は得意です」とか何でもえいですよ。
体力には自信は……ありません。
数学は大の苦手です。
つきたての餅のような…。
餅？餅がどういたが？
つきたての餅のような粘り強い性格だと思っています。
…うん。
あっ、たっすいがともよく言われます。
なるほど。確かに……そう見えます。
戦争に行ったのだし……体力に自信があると言っても……いいと思うよ……そこは記者として大事なところだよね……。
戦争について尋ねられ、嵩は
何が正しいのか逆転しない正義とは何なのか…。
そもそも逆転しない正義ってあるんでしょうか。
と質問に質問で返す。
弊社の新聞で最近関心を持った記事はありますか？
漫画です。
漫画？
漫画は人の心を明るくしてくれます。
僕もつらい時何度も漫画に救われてきました。
受ける会社を間違えたようやねえ。
受かる気ないな……。
図案家
嵩は帰りがけ、のぶに声をかけられる。
嵩。
たっすいがーはいかん！
え…のぶちゃん！？
どうしてここに？
こっちのセリフや。
本当に知らずにここに来たんだね。
久しぶりに会話を交わした2人。
進駐軍のガラクタを売って商売していた話などを嵩は語った。
そのガラクタの中に希望があったんだ。
アメリカの雑誌。
すごいんだ。
絵も写真も記事も漫画も。
最初は驚いて読んでたんだけど、そのうち絵を描きたい漫画を描きたいっていう思いがどんどん湧いてきて…。
大勢の若者が戦争で命を落としたり死ぬほど飢えたりしてる間にアメリカはあんなに面白いものを作ってたんだなって。
何か悔しいよ。
悔しい？
戦争でも娯楽でも負けたんだなって。
だから、僕はいつか必ずあれよりもっと…ああ…世界一…面白いものを作りたい。
そういう夢や希望を面接で語りましょうよ。
帰宅してメイコに嵩と会った話などをしているうちに。のぶは嵩の漫画がかつて賞を取ったことを思い出す。
自分が勤めている新聞社で……。
飛んで帰って資料室で嵩の受賞が掲載された新聞を探す。
それを持って……
それを持って行っても、のぶに人事に口出しする力はないはずなんだけれど。
編集室へ行くと、ちょうど紙面に穴が開いた件でみんな頭を抱えているところだった。
締め切りまであと2時間か。
分かった。整理部と割り付け話してくる。この記事の挿絵で埋めるぞ。
誰でもえいき、図案家呼んじょけ。
もうやりゆうがですけんど図案家つながりません。
のぶは恐る恐る口を出す。
あ……あの！あの、これ描いた人、挿絵も描けます。
うん？「柳井嵩」。
どっかで聞いたような…。
本日のボツ履歴書から嵩のものを出す琴子さん。
この人です。
まるで、ドラマのようにドラマティック！(笑)
こうして、嵩は図案家として高知新報に呼び出されることになった。
面接の段階では、こんなに社会性のない嵩と のぶは再婚していいんだろうか、と思ったけれど、ここまでラッキーだと一緒に居るのが正解かもと思えてくる(笑)
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あんぱん キャストとスタッフ
キャスト
若松(朝田)のぶ – 今田美桜（子役期 : 永瀬ゆずな）
柳井嵩 – 北村匠海（子役期 : 木村優来）
朝田結太郎 – 加瀬亮
朝田羽多子 – 江口のりこ
朝田蘭子- 河合優実
朝田メイコ – 原菜乃華
朝田釜次 – 吉田鋼太郎
朝田くら – 浅田美代子
原豪- 細田佳央太
柳井登美子 – 松嶋菜々子
柳井清 – 二宮和也
柳井千尋 – 中沢元紀
宇戸しん – 瞳水ひまり
柳井千代子 – 戸田菜穂
柳井寛 – 竹野内豊
若松次郎 – 中島歩
若松節子 – 神野三鈴
辛島健太郎 – 高橋文哉
小川うさ子 – 志田彩良
田川岩男 – 濱尾ノリタカ（子役期：笹本旭）
今野康太 – 櫻井健人（子役期：中村羽叶）
山下実美 – ソニン
黒井雪子 – 瀧内公美
座間晴斗 – 山寺宏一
貴島勝夫 – 市川知宏
屋村草吉 – 阿部サダヲ
八木信之介 – 妻夫木聡
神野万蔵- 奥野瑛太
馬場力 – 板橋駿谷
目黒新 – 日高由起刀
島仙吉 – 横田栄司
粕谷将暉 – 田中俊介
東海林明 – 津田健次郎
小田琴子 – 鳴海唯
岩清水信司 – 倉悠貴
いせたくや – 大森元貴
語り – 林田理沙
あんぱん スタッフ
◆放送期間 : 2025年3月31日 ～ 2025年9月 日（予定）（全130回）
◆制作 : NHK(AK)
◆平均視聴率 : %
- 脚本 – 中園ミホ
- 音楽 – 井筒昭雄
- 主題歌 – RADWIMPS「賜物」
- 制作統括 – 倉崎憲
- プロデューサー – 中村周祐、舩田遼介、川口俊介
- 演出 – 柳川強、橋爪紳一朗、野口雄大、佐原裕貴、尾崎達哉
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