御免与が架空の町なだけに、実家が空襲に巻き込まれて……というカムカムフラグを想像しちゃったよ。
とりあえずは、次郎さんも帰ってきて、朝田家はみな無事。
玉音放送の朝……。
次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入ると、笑顔でベッドに座る次郎の姿が。次郎は質問するばかりで、自分のことは話そうとしなかった。戦況は一層厳しくなり、昭和20年7月4日、高知の町に空襲警報が鳴り響く。行き交う人々の中に飛び出したのぶは、遠くから子どもの泣き声が聞こえると、皆が逃げていく方向とは逆方向へと走り出し……
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「あんぱん」第12週「逆転しない正義」第60話感想

感想
簡単感想で。
帰ってきた次郎さん
1945年7月。
海軍病院から手紙が届き、のぶは夫が入院していることを知った。
ごめん、驚かせて。
実は大したことないがや。
次郎さん……こじゃんと心配したがですきね。
ええ、ごめん。
次郎さんは相変わらず穏やかで優しい。
君の写真の腕は上がった?
フイルムがもったいのうて。
あ、そうか。フイルムあんまり残ってなかったきね。
でも…。
フイルムなしのカメラをのぞいてこうして…。練習しちょります。
カメラが供出させられなかったということはないと思うので、隠して持っていたということか。
のぶにも、夫の大事なものを守る気持ちの方が、すでに「お国のため」よりも勝っていたのだと思う。
本当にようご無事でもんていらっしゃいました。
次郎さんのおっしゃっていたことが正しかったです。
うちが子供らあに言うてきたようには戦争は終わらんがですね。
次郎さんは一言も のぶを責めないし、これからどうなるか声高に語ったりもしない。
いいや。
もう戦争の話はよそう。
そうですね。
今はお体を治すことだけ考えてください。
今を大切にしないと。
身体が良くなったら夫はまた海に出て行かなければならないだろう。
……この時点では、まだ。
高知大空襲
のぶは実家に寄って次郎さんが帰ってきて入院している報告をした。
次郎さんは肺浸潤という肺病。
肺病というたち結核とは違うき。
そこまで悪うなっちゃあせん病気や。
肺浸潤やったら治る可能性は十分ある。
蘭子はそう言ってくれた。
くらばあの
豪ちゃんも病気になってもんてくればよかったのにねえ。
は、あんまりだと思うけれどね。
身の回りに戦病死の若者がいなかったのかしら。
たぶん、だから呑気なんだな。
この戦争、弾に当たった人ばかりではない。飢えや感染による戦病死が非常に多かったのだよね。
それにしても、次郎さん、よう生きてもんてきたにゃあ。
軍用の輸送船に乗っちょったがじゃろ?
さぞかし大変な思いなさったでしょうに。
次郎さん、自分の話は一切せんが。
きっとうちに聞かせとうないようなつらいことがあったがやと思う。
この日、のぶは実家に泊らず高知へ帰った。
泊まっていかんがか?
うん。急いでいなんと授業の準備もあるし。
そんなに急いでいなんでも…。
のぶ姉ちゃんは忙しいがやき。
メイコが一番さみしいくせに。
そんなことない!
釜じい、うるさい!
早う行きなさい。最終の汽車が…。
うん。
釜じい、腰、大事にしてね。
ああ。
のぶも気を付けて。
これは~~……。
もしかしたら、御免与が空襲に遭うフラグ??
……かと思ってしまった。(架空の町であるだけに……)
なんせ、実家が空襲で焼失するという鬼のような朝ドラもかつてあったやん……油断できない。
高知大空襲。
1945年7月4日。夜半。
犠牲者は450人強。
もう終戦間近だよ。
終戦を早く決断してくれれば、この後の各地の空襲もなく、原爆が落とされることもなく、日本中でどれだけの命が救われたか。
ドラマ上では、御免与は空襲を免れたようだった。
空襲に遭ったのは のぶの方だった。
翌朝、お母ちゃんと2人の妹はわざわざ高知まで のぶを探しに来てくれた。
家族に犠牲者はなく、実家は無事で、8月。
みなで揃って玉音放送を聞く……。
やっと戦後の物語が始まる。
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あんぱん キャストとスタッフ
キャスト
若松(朝田)のぶ – 今田美桜(子役期 : 永瀬ゆずな)
柳井嵩 – 北村匠海(子役期 : 木村優来)
朝田結太郎 – 加瀬亮
朝田羽多子 – 江口のりこ
朝田蘭子- 河合優実
朝田メイコ – 原菜乃華
朝田釜次 – 吉田鋼太郎
朝田くら – 浅田美代子
原豪- 細田佳央太
柳井登美子 – 松嶋菜々子
柳井清 – 二宮和也
柳井千尋 – 中沢元紀
宇戸しん – 瞳水ひまり
柳井千代子 – 戸田菜穂
柳井寛 – 竹野内豊
若松次郎 – 中島歩
若松節子 – 神野三鈴
辛島健太郎 – 高橋文哉
小川うさ子 – 志田彩良
田川岩男 – 濱尾ノリタカ(子役期:笹本旭)
今野康太 – 櫻井健人(子役期:中村羽叶)
山下実美 – ソニン
黒井雪子 – 瀧内公美
座間晴斗 – 山寺宏一
貴島勝夫 – 市川知宏
屋村草吉 – 阿部サダヲ
八木信之介 – 妻夫木聡
神野万蔵- 奥野瑛太
馬場力 – 板橋駿谷
目黒新 – 日高由起刀
島仙吉 – 横田栄司
粕谷将暉 – 田中俊介
東海林明 – 津田健次郎
小田琴子 – 鳴海唯
岩清水信司 – 倉悠貴
いせたくや – 大森元貴
語り – 林田理沙
あんぱん スタッフ
◆放送期間 : 2025年3月31日 ~ 2025年9月 日(予定)(全130回)
◆制作 : NHK(AK)
◆平均視聴率 : %
- 脚本 – 中園ミホ
- 音楽 – 井筒昭雄
- 主題歌 – RADWIMPS「賜物」
- 制作統括 – 倉崎憲
- プロデューサー – 中村周祐、舩田遼介、川口俊介
- 演出 – 柳川強、橋爪紳一朗、野口雄大、佐原裕貴、尾崎達哉
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