とりあえず、そうなるよね?と思うのだった。
あんなものは貰わないのが庶民の金銭感覚だし、やはり嵩はお金持ちのボンボンだよね。
久しぶりにみんなでラジオ体操をしたのぶ(今田美桜)は、改めて子どもたちに体操の楽しさを教えたいと思う。一方、嵩(北村匠海)が大事そうに抱えていた土産が部屋にあるのを見て、健太郎(高橋文哉)はのぶに渡さなくてよいのかと心配する。千尋(中沢元紀)からも後悔しないようにと言われた嵩は、翌日、のぶを呼び出し、のぶにお礼がしたかったと言って土産を渡す。箱を開けたのぶは、「こんな美しいもん…」と息をのむが………
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「あんぱん」第7週「海と涙と私と」第33話感想

感想
簡単感想で。
こんな美しい物は貰えない
仲直りも済んで、せっかくバッグを買ってきたのだからと、東京へ帰る前日に のぶを呼び出す嵩。
いつか言ってくれただろ。
「嵩は絵を描くために生まれてきた人や」って。
あの言葉で受験、頑張れたし、コンクールで佳作になったのものぶちゃんのおかげだよ。
のぶちゃんが認めてくれたから……今の自分がいる。
そういうのも全部ひっくるめてお礼がしたくて…。
これ…。気に入ってくれるといいんだけど。
そういいながら、あのバッグを渡す嵩。
たまるかー。
こんな美しいもん…。
そりゃそうだよ……。
銀座三越のショーウィンドウに飾られていたバッグだよ。バーキンだよ!
金銭感覚の問題だけではないけれど。
嵩にはわからない「空気」がこの当時の師範学校にあることは確かだったろうと思う。千尋も言っていた、戦時の空気。
嵩も戦地の兵隊さんのこと考えてみいや。
うん。うん…。
分かるけど…。
でも戦争はいつか終わるだろ?
その日が来たらのぶちゃんも銀座の街を歩いてほしい。
きっとどんな女の人よりものぶちゃんは…。
嵩はなんちゃあ分かっちゃあせん。
うちらのおんなじばあの若もんらあがお国のために戦いゆうがで。
豪ちゃんも命懸けで…。
その若もんらあのこと考えてみいや。
こんなぜいたくなもんに使うお金があったら嵩も戦地の兵隊さんのために献金するべきや。そう思わん?
今や新聞にも載った国粋少女のぶと、金持ちの子息が多い芸術学校と。
2人の間には令和からでは計り知れない壁がある。
それは……
いずれ、のぶはのぶで、きっと自分の間違いに苦しみ。
嵩は嵩で自分ののんきさに苦しむ。
そういう結果になるはず。
いずれ分かり合えるといいね。
まぁ……分かり合えるのだろうけれど。(すでに週予告で出征しちゃってるし……進みが早い)
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あんぱん キャストとスタッフ
キャスト
朝田のぶ – 今田美桜(子役期 : 永瀬ゆずな)
柳井嵩 – 北村匠海(子役期 : 木村優来)
朝田結太郎 – 加瀬亮
朝田羽多子 – 江口のりこ
朝田蘭子- 河合優実
朝田メイコ – 原菜乃華
朝田釜次 – 吉田鋼太郎
朝田くら – 浅田美代子
原豪- 細田佳央太
柳井登美子 – 松嶋菜々子
柳井清 – 二宮和也
柳井千尋 – 中沢元紀
宇戸しん – 瞳水ひまり
柳井千代子 – 戸田菜穂
柳井寛 – 竹野内豊
辛島健太郎 – 高橋文哉
小川うさ子 – 志田彩良
山下実美 – ソニン
黒井雪子 – 瀧内公美
座間晴斗 – 山寺宏一
貴島勝夫 – 市川知宏
屋村草吉 – 阿部サダヲ
八木信之介 – 妻夫木聡
いせたくや – 大森元貴
語り – 林田理沙
あんぱん スタッフ
◆放送期間 : 2025年3月31日 ~ 2025年9月 日(予定)(全130回)
◆制作 : NHK(AK)
◆平均視聴率 : %
- 脚本 – 中園ミホ
- 音楽 – 井筒昭雄
- 主題歌 – RADWIMPS「賜物」
- 制作統括 – 倉崎憲
- プロデューサー – 中村周祐、舩田遼介、川口俊介
- 演出 – 柳川強、橋爪紳一朗、野口雄大、佐原裕貴、尾崎達哉
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