あかね荘でみね子(有村架純)と実(沢村一樹)の2人暮らしが始まる。
富(白石加代子)に頼まれたペンキ塗りや修理をして過ごす実。
そんな父を見守るみね子のもとに、世津子(菅野美穂)から手紙が届く。
一方、美代子は君子(羽田美智子)ときよ(柴田理恵)を呼んで“奥茨城母の会”を緊急開催する。
東京での出来事を聞いてあぜんとする君子ときよ。
世津子の印象を遠慮がちに尋ねると、美代子は複雑な気持ちを打ち明ける。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ひよっこ」第19週「ただいま。おかえり。」 第109話
※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
簡単に。
今日はほぼほぼ「奥茨城母の会」。
先週の心情を、よく解らなかった視聴者に説明するかのように君子さんと きよさんにベラベラ話す美代子さんである。
そうだったらいがったと思うんだけどさぁ、丁寧だし、品がいいし、偉そうにとが全然ねえのよ。もう参ったよ。
家とかもね、いかにもお金持ちっていうの?成金みてえな感じだったら「こんなとごに暮らしてでも幸せじゃねえよ」みだいに思えっかもしんないけど、これがまた素敵なんだ。
スリッパがね…。
分がっけ?スリッパだよスリッパ。
美代子さんの川本世津子評がな……
まさに、じゃん。
そうなのよ。
美人なだけで性格悪そうだったり、お高くとまってギラギラした豪邸に住んでたりするんだったらいくらでも悪口も出て来るんだけどね(笑)
センスも良くて、非の打ちどころない美人…なんだよね。
(しいて言えば、背が足らない感じがするところくらいだよね…たぶん、スタイルだけで言えばお母ちゃんの方が勝っているよね。)
あの時のスリッパの大写しまで説明するセリフ。
そこに入るお母ちゃんの靴下、粗末だったからね。
今日は何だかそういう回だった。
まるで、世の中のネット評を読んでから一つ一つ説明回収してるみたいな回だった。
ちなみに、それはない(笑)脚本も撮影も間に合わないから。
視聴者が気になっていたところ。具体的には…
・美代子さんが実さんを置いてきた心境がセリフで全部語られてしまった(爆)
・きよさんとバトルしながら上手くやってるらしい高子さんの近況が語られた。
・ちよ子と進には一応説明したらしい。
・世津子は一応、大学病院の医師に記憶喪失について聞いていた(重要)
・みね子が父をちゃんと医者に診せるシーンが入った。
・捜索願は取り消した。
・綿引さんに報告した(重要)
そして綿引さんに手紙を出しました。
すぐに返事が届きました。
綿引さんは、すごく喜んでくれて私は泣いてしまいました。
は、何かな……
綿引さんって結局何だったんだよ…尽くしまくって、もしかしたら出番も終わり?って気もするけれども、いや、きっと幸せになってるシーンが映されるはずっっ!(望)
今日は、とにかく、こんなに明け透けに自分の事を全部話せる友達がいる美代子さんを羨ましいと思いつつ、話せてよかったね…と。
話せることはストレス解消になることだもんね。
それを複雑な表情で縁側で聞いているじっちゃん。
じっちゃんにしてみれば……
息子のせいで嫁が苦労して…でも傷害事件じゃ責めることも出来ないし…そもそも息子が出稼ぎに行くようなことになったのは家のせいでもあるし……
って感じよね。
そして、明治の男は誰に話す事も出来ず黙って耐える。のだった。
「あなたのお父さんがうちにきて すぐに記おくがなくなった理ゆうをしり合いの大がくびょういんの先生におしえてもらいました。
先生は おそらくどうしようもなく りふじんでおそろしく悲しいことが起きてしまったときに それについて考えたくないというつよい気もちからきているのだろうといいました。」
もう忘れたい気持ちと、まだ関わりたい気持ちが恐らく複雑に絡み合った川本世津子の手紙。
ひらがなだらけ。
だけれども、字は丁寧。
学校にロクに通えず子役から芸能活動したという世津子。
役から色々と自力で学んで行った人。手紙の書き方も、包帯の巻き方も。
ふと、豊子を思い出した。
「わたすは体育以外は5でした。なのに高校には行かずにここさいます。」
高校まで行って、楽しければ良くて、勉強はあまり出来なくてと笑っていた みね子。
みね子ばかりが可哀想で大変なわけではないのよね…。
そう示しているように見える手紙。
※キャスト
谷田部 みね子 – 有村架純
谷田部 実 – 沢村一樹
谷田部 美代子 – 木村佳乃
谷田部 ちよ子 – 宮原和
谷田部 進 – 高橋來
小祝宗男 – 峯田和伸
小祝滋子 – 山崎静代
谷田部 茂 – 古谷一行
助川時子 – 佐久間由衣
角谷三男 – 泉澤祐希
助川君子 – 羽田美智子
助川正二 – 遠山俊也
助川豊作 – 渋谷謙人
角谷きよ – 柴田理恵
角谷征雄 – 朝倉伸二
角谷太郎 – 尾上寛之
益子次郎 – 松尾諭
田神 学 – 津田寛治
牧野鈴子 – 宮本信子
牧野省吾 – 佐々木蔵之介
井川元治 – やついいちろう
朝倉高子 – 佐藤仁美
前田秀俊 – 磯村勇斗
綿引正義 – 竜星涼
永井愛子 – 和久井映見
青天目 澄子 – 松本穂香
兼平豊子 – 藤野涼子
秋葉幸子 – 小島藤子
夏井優子 – 八木優希
松下 明 – 奥田洋平
森 和夫 – 陰山泰
高島雄大 – 井之脇 海
安部善三 – 斉藤暁
安部さおり – 伊藤沙莉
立花 富 – 白石加代子
島谷純一郎 – 竹内涼真
竹内邦子 – 白石美帆
久坂早苗 – シシド・カフカ
坪内祐二 – 浅香航大
新田啓輔 – 岡山天音
柏木一郎 – 三宅裕司
柏木ヤスハル – 古舘佑太郎
福田五郎 – 光石研
福田安江 – 生田智子
牧野由香 – 島崎遥香
川本世津子 – 菅野美穂
語り – 増田明美
※スタッフ
脚本 – 岡田惠和
演出 – 黒崎博、田中正、福岡利武、渡辺哲也
プロデューサー – 山本晃久
制作統括 – 菓子浩
音楽 – 宮川彬良
主題歌 – 桑田佳祐「若い広場」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/hiyokko/index.html
ひよっこ(Part1) [ NHK出版 ]
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ひよっこ(上) [ 岡田惠和 ]
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コメント
紫花浜匙 さん
>みねこの苦労だけが引き立ってしまうけど、世津子の手紙の文字には色々な時代背景を感じました。
子役上がりでロクに学校に通えなかったって女優さんが本当に居ましたもんね^^;
彼女の真面目さや人柄の良さや孤独さが染み渡るエピソードで、お母ちゃんの味方になりたいけれども世津子さんも嫌いになれないのが辛い。
どちらもいい結果になるといいんだけど。
昼ドラだったら、重〜く重〜く複雑な関係が続いて行く所を、美代子が素直な気持ちを面白おかしく吐露していくのが、ひよっこの良いところだな〜と改めて思いました。
みねこの苦労だけが引き立ってしまうけど、世津子の手紙の文字には色々な時代背景を感じました。
お父ちゃんの記憶が、うずうずし始めてきた様子だね。
さて、もうそろそろ本日の放送@^^@。
ただいま。おかえり。>『ひよっこ』第109話
美代子お母ちゃんがスリッパに拘る気持ち 分かる気がする ひじゅにが子供の頃に住んでた家は純和風だったから スリッパを使うことはなかった>台所とトイレ以外 だから スリッパ=洋風=オシャレ という単純なイメージ(つーか、憧れ?)を抱いていた 奥茨城の家と世津子さんのマンションの違い つまりは、生活の質や人の格(?)の違いと それに対する、お母ちゃんのコンプレックスが …
-d-さん
>綿引さんは失踪期間の案内人だったんですね。
確かにストーリーの案内人として「重要な役割」だけれども、キャラクターとしてスルーされすぎていて辛い。イケメン枠なのに(泣)
世津子さんはこのままスルーにはならないと思うんですよね。
すずふり亭関係からの救済があるのではと……
(このままスルーだったら、さすがに脚本にちょっと文句言っちゃうかも^^;)
でも、綿引さんは本当にスルー、あるいはナレだけ処理されそうで怖い(爆)
・家族がドヤ街のタコ部屋に足を運んだ。
・綿引と一部の警察側もちゃんと捜査を継続していた。
・それでも不明だったのは保護側の届けがなく違法であった。
・記憶喪失になる直前の状況を知らされた。
綿引さんは失踪期間の案内人だったんですね。
「重要な役割」だけどちょっと淋しい・・・w
>きっと幸せになってるシーンが映されるはずっっ!(望)
うん 綿引さんも世津子さんも!