みね子(有村架純)と時子(佐久間由衣)、三男(泉澤祐希)は、担任の田神先生(津田寛治)に連れられ、集団就職列車で東京へ向かう。
列車のなかでみね子は、お弁当も持たずに一人でうつむいている澄子(松本穂香)が気になり声をかける。
福島から来たという澄子の就職先は、みね子・時子と同じ工場だとわかり喜ぶみね子たち。
そして一行は上野駅に着くが、女子寮の舎監・愛子(和久井映見)が迎えに来ておらず…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ひよっこ」第4週「旅立ちのとき」 第24話
※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
いよいよ集団就職に向かう みね子たちである。
「この列車は集団就職の子どもたちのための専用列車です。
この年、集団就職列車は100本運行され1万5000人の子どもたちが東京へ向かいました。」
列車の中がギュウギュウだ。
この当時はこんなだったのかねぇ…。
そんな中でも、一緒にお弁当を開けたり、列車の中でポツンとしている中学生に声かけてあげる気遣いがある みね子たち。
まあ、もちろん、みね子たちは親友3人で一緒にいるから心が強いというのはあると思う。
けれども、自分たちが良ければいい人間だらけの世の中だもんね。
人に気を使ってあげられるのは、やっぱり人徳よね。
この度の朝ドラメガネっ子「青天目澄子」。
出身は福島県いわきの小名浜中学。
就職先はなんと、偶然、向島電機!
向島電機、一体何百人採ってんねん。
田神先生がついてきてくれていて良かった!
正直、あんなに世話してくれた田神先生が卒業式に全く出てこなかったことは気になっていたんだよね。
主人公たちにとっては大切なのはココなので、お別れもここなんだね。
ぞろぞろと東京に着くと人がいっぱいで不安。
お父さん。東京に着きました。
私はこんなに大勢の知らない人を見るのが初めてで、みんな何だかものすごく急いでて怒ってるみたいで。
怖いです。
わかるわ……(わかるんかい!)
えっ…一応首都圏と言われる場所で生まれ育って現在も首都圏と呼ばれる県に住んでいるけどさ。
家はどの駅に出るのも車で30分みたいな場所でほとんどの移動は車だから、たまに電車で都内に出ると、人がいっぱい居すぎて東京こえぇぇ…って思うもんね。(試写会とか単館上映とか月に2・3本は行っているのに常におのぼり(爆))
その話は置いといて………。
とにかく。
つまり平成に生きていてすら見知らぬ人混みは恐怖なので、昭和に生きる みね子たちが別世界に恐れおののくのは当然のことなのだった。
人混みの中で、バタバタと三男とお別れ。
三男は日本橋の安倍米店へ行くのだ。
連絡取り合おうね!
おう!!
ゆっくりなんてしていられない慌ただしさ。
もう社会人になるんだもんね。
なのに……
みんなどんどん迎えが来て消えていくのに向島電機だけが来ない。
携帯のない時代、不安しかないよね。本当に。
やっとバタバタとやってきたのは、みね子の仕事探しの時に電話を取ったあの女性だった。
ごめんなさい遅くなってしまって!
ごめんなさいね。えっと…こんにちは。
あの常陸高校の田神ですが、向島電機さん?
はい。永井です。
いがった。
お電話の感じだともう少しおじいさんかと思ってました。
( ゚ ∇ ゚ )?
あっ…あの子たちです。おい、おめえら、来い。
あら、かわいらしい。
か…かわいらしい?
( ̄∇ ̄;) ?
売る気かよ……。
何か、ズレてるよね。この人。。
えっと…。
助川時子さん。
はい。
青天目澄子さん。
はい…。
はい。
あっ。書類だと2名になってますけど…。
えっ!?いやいやいや向島電機さん!
追加で一人お願いしてるはずですよ。
谷田部みね子。
そうでしたよね!
えっ?
どうなってんだろ?
会社、大丈夫なのかな?ここに書いてないけど。
会社よりも、あんたが大丈夫かよ!!。
どうしよう…。
私…働げないのがな?
どうしよう…。
どうなるんだろう。私。
え、帰んの?このまま?
帰れないよ…帰るわげにいがないよ…。
列車の中ではお姉さんらしく青天目澄子に気を使っていた みね子が今や澄子に慰められる始末。
結局、ちゃんと人員として確保されていたみたいだけれども、本当に大丈夫かな、この舎監。。
もちろん、ただの暢気なイイ人だとは思うけれども。
頑張れ、頑張れ…。
と、見送ってくれる田神先生とお別れして。
これからは、自分の身に起きたトラブルは自分自身で解決していかなきゃならないのね。
本当の意味での卒業だ!!
※キャスト
谷田部 みね子 – 有村架純
谷田部 実 – 沢村一樹
谷田部 美代子 – 木村佳乃
谷田部 ちよ子 – 宮原和
谷田部 進 – 高橋來
小祝宗男 – 峯田和伸
小祝滋子 – 山崎静代
谷田部 茂 – 古谷一行
助川時子 – 佐久間由衣
角谷三男 – 泉澤祐希
助川君子 – 羽田美智子
助川正二 – 遠山俊也
助川豊作 – 渋谷謙人
角谷きよ – 柴田理恵
角谷征雄 – 朝倉伸二
角谷太郎 – 尾上寛之
益子次郎 – 松尾諭
田神 学 – 津田寛治
牧野鈴子 – 宮本信子
牧野省吾 – 佐々木蔵之介
井川元治 – やついいちろう
朝倉高子 – 佐藤仁美
前田秀俊 – 磯村勇斗
綿引正義 – 竜星涼
永井愛子 – 和久井映見
青天目 澄子 – 松本穂香
兼平豊子 – 藤野涼子
秋葉幸子 – 小島藤子
夏井優子 – 八木優希
語り – 増田明美
※スタッフ
脚本 – 岡田惠和
演出 – 黒崎博、田中正、福岡利武、渡辺哲也
プロデューサー – 山本晃久
制作統括 – 菓子浩
音楽 – 宮川彬良
主題歌 – 桑田佳祐「若い広場」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/hiyokko/index.html
ひよっこ(Part1) [ NHK出版 ]
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ひよっこ(上) [ 岡田惠和 ]
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コメント
巨炎さん
>集団就職を扱ったドラマは初めて観ました。
そうですね。
知識で知っていて映像は見た事があってもドラマなどでは見た事がなかったかも。
こんなに大がかりな物だとは初めて知りました。
この方たちが日本の経済を支えてきたのですね。
>お茶の件、ホントにそそっかしいキャラのアピールだったのか…。
ですね^^
のんびりした忘れっぽいキャラなのでしょうが、ほんと、この性格で大丈夫なのかな。
まぁ悪い人では無さそうなので、ひとまず安心しておきます。
三男の出番が減るのは寂しいな。
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集団就職を扱ったドラマは初めて観ました。
学生服の子も多くて修学旅行みたい。
私も母がもしものお金を服に縫い付けてくれたりしたものです。
見知らぬ子とも声をかけ合えるのが今の時代に無くて微笑ましいですね。
>本当に大丈夫かな、この舎監
お茶の件、ホントにそそっかしいキャラのアピールだったのか…。
今の所、尺持たせにしか機能していないように感じますが
これは東京編の癒しになるのか、何かの火種になるのか。
来週は出身が違う子や仕事に馴染む話になりそうですね。
三男や正義さんは暫く出番が減りそう。