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NHK朝ドラ【ひよっこ】第27回(第5週水曜日) 感想

みね子(有村架純)たちの初出勤の日。
まずは幸子(小島藤子)が仕事の説明をする。
ここで作るのはトランジスタラジオの基板。
3.5秒で部品を挿す流れ作業と聞き、みね子はその速さにひるむ。
早速、優子(八木優希)の手本を見ながら練習を始めるが…。
一方愛子(和久井映見)は、女子工員たちの仕事ぶりを見守っていた。
ライン長の松下(奥田洋平)に、「自分の仕事は、この子たちが働きやすいよい環境にすること」だと語る

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「ひよっこ」第5週「乙女たち、ご安全に!」 第27話

   hiyokko-op

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。

…テンプレだす…。


お父さん…3.5秒だそうです。

3秒って言われるだけでも短いなと思うのに…

 テン5…。 
  テン5って…。


みね子はもちろん働く事が好きだし、やる気もあるし、怠け者ではない。

けれども、今までの人生では「もっと早く」と言われることがあったとしても時間まで指定されることはなかったんだろうね。

そら、あんた……

日本を背負っているという自覚を持って取り組みましょう。
もしアポロンAR-64の性能が悪く、すぐに壊れてしまったりするようだと、それは日本はダメだということになってしまいます。

アイルランドの人たちが皆さんと同じようにAR-64を造ります。
本家が負けるわけにはいきません。

とか、

工程にミスがないかどうか確認チェックする。
鳴らなかったら原因を探す。
誰がどこでミスをしたのか。

 

とか説明され、

トランジスタの向きが逆になっとるがね!
誰これ!誰!
ええ加減にしやあよ!

あんたのせいで周りがどえりゃあ迷惑受けるんだて。

とか怒鳴れる人を目の前で見たら……。

 

お父さん、ごめんなさい。

みね子、ダメかもしれません。。

 

って、なるわな(爆)

 

初めてのタイムカード、初めての職場朝礼、初めての「鶏小屋」、初めてづくしの みね子たち。

向島電機で作られているのは「アポロンAR-64」というトランジスタラジオ。
輸出もしているらしく、アイルランドにまで工場ができるとか。
 hiyokko27-2

 

時子と同じ職場に採ってもらえた上に列車の中でもたまたま同じ職場に行く子と出会うなんて、集団就職とはいえエラくたくさん採用するもんだね…とは思っていたけれども、それだけの需要がある伸びている会社なんだね。

しかし、お仕事は甘くはなかった。

奥茨城にいる頃は、みね子はポジティブな子だと思っていたのだが、大海に出るとやはり思いがけない嵐に怯むもの…。

「元々、不器用」設定がここで生きて来る。

自信のない事を早く正確にやらなきゃならないという植え込みと後ろに控えるストップウォッチが、みね子をすっかりネガティブにキャラ変させてしまったのだった。

 

何だか気持ち解るなぁ…
と思えるのは、描写が丁寧だから。

こんな地味で視聴者にも解りやすい職業をこんなにきちんと描いてくれる朝ドラって珍しいよね。

追い込まれる感じがセリフやナレだけでは無くて絵でちゃんと見られるというのはいいねぇ…。
(こんな当たり前のはずのことに、つい「いいねぇ」って言っちゃうよねぇ)
 hiyokko27-1

 

頑張れ、みね子。

何だか、普通に……応援したくなる。

自分も3.5秒で出来そうな気がしないから(笑)

 

この作業が上手く出来るようになるのか。

出来ないまま挫折してしまうのか……それはイヤだな。
 

愛子さんは基本的に面倒くさいと思われていることも、よく解った(爆)
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※キャスト

谷田部 みね子 – 有村架純

谷田部 実 – 沢村一樹
谷田部 美代子 – 木村佳乃
谷田部 ちよ子 – 宮原和
谷田部 進 – 高橋來
小祝宗男 – 峯田和伸
小祝滋子 – 山崎静代

谷田部 茂 – 古谷一行

助川時子 – 佐久間由衣
角谷三男 – 泉澤祐希
助川君子 – 羽田美智子
助川正二 – 遠山俊也
助川豊作 – 渋谷謙人
角谷きよ – 柴田理恵
角谷征雄 – 朝倉伸二
角谷太郎 – 尾上寛之
益子次郎 – 松尾諭

田神 学 – 津田寛治

牧野鈴子 – 宮本信子
牧野省吾 – 佐々木蔵之介

井川元治 – やついいちろう
朝倉高子 – 佐藤仁美
前田秀俊 – 磯村勇斗

綿引正義 – 竜星涼
永井愛子 – 和久井映見
青天目 澄子 – 松本穂香
兼平豊子 – 藤野涼子
秋葉幸子 – 小島藤子
夏井優子 – 八木優希
高島雄大 – 井之脇 海
安部善三 – 斉藤暁
安部さおり – 伊藤沙莉

立花 富 – 白石加代子
島谷純一郎 – 竹内涼真
竹内邦子 – 白石美帆
久坂早苗 – シシド・カフカ
坪内祐二 – 浅香航大
新田啓輔 – 岡山天音
柏木一郎 – 三宅裕司
柏木ヤスハル – 古舘佑太郎
福田五郎 – 光石研
福田安江 – 生田智子

語り – 増田明美

※スタッフ

脚本 – 岡田惠和
演出 – 黒崎博、田中正、福岡利武、渡辺哲也
プロデューサー – 山本晃久
制作統括 – 菓子浩
音楽 – 宮川彬良

主題歌 – 桑田佳祐「若い広場」

公式サイト http://www.nhk.or.jp/hiyokko/index.html

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コメント

  1. 鶏小屋>『ひよっこ』第27話

    昨日、朝食シーンがなかったのが残念…と思ってたら今日、用意されていた朝だけでなく昼までも昼食がパン&牛乳なのは軽~くカルチャーショック…あ、でも、学校給食と似た様なもの…

  2. 鶏小屋>『ひよっこ』第27話

    昨日、朝食シーンがなかったのが残念 …と思ってたら 今日、用意されていた 朝だけでなく昼までも 昼食がパン&牛乳なのは 軽~くカルチャーショック …あ、でも、学校給食と似た様なものか 『まんが道』(藤子不二雄)にも 忙しい合間の食事としてパン&牛乳を食べるシーンがあったっけな …ひじゅにですが何か? 「.5って…」byみね子 …

  3. ひよっこ (第27回・5/3) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『ひよっこ』(公式) 第5週『乙女たち、ご安全に!』『第27回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 みね子(有村架純)たちの初出勤の日。まずは幸子(小島藤子)が仕事の説明をする。ここで作るのはトラ…

  4. くう より:

    巨炎さん

    >尾上寛之⇒小島藤子はやはり「カーネーション」ライン?

    絡みもないし、そこは関係ないのでは~^^;AKですし。

    前の記事にも書きましたが小島藤子さんは岡田惠和脚本の『小公女セイラ』に出演されており、女子寮繋がりなのです(笑)

    ちなみに相方の八木優希さんは「ちゅらさん」「おひさま」と出演されており完璧な朝ドラ岡田組です。

    >おまけに片腕の名前がアレである。

    それはあると思います。
    カーネだけの話ではなく、朝ドラには名前を繋いでいく掟でもあるのでしょうか?
    「時子さん」は前作から連続出演。
    「君子さん」は「キミちゃん」だと考えれば3作連続出演です(笑)

  5. ひよっこ 第27回

    内容初出勤の日。幸子(小島藤子)から、仕事の説明を受け、緊張するみね子(有村架純)たち。そんなみね子たちを愛子(和久井映見)はやさしく見守るが。。。。 敬称略 ちょっと長めのアバンだけど。 奥茨城の状況を表現するには、このタイミングしか無いと言い切って良いだろう。 実際、東京編に入ってから、奥茨城の雰囲気が消えかけていますので。 たまには。。。。って期待したいところだ。 本編の方は、 ドラマとして面白いかどうかを、率直に問われれば、 ビミョーとしか言いようが無い状態ではあるが。 基本的な…

  6. 巨炎 より:

    「梅ちゃん」の導入を思い出す。

    後、尾上寛之⇒小島藤子はやはり「カーネーション」ライン?
    カレーネタが頻繁に入る訳だし。
    糸子の孫が後輩に頼られるお姉さんになったのか…。
    おまけに片腕の名前がアレである。
    「お婆ちゃん、私はママを超えたよ」と
    本人が思っているかどうかは神のみぞ知る。
    恋人は出てくるのでしょうか?

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