NHK朝ドラ【ひよっこ】第65回(第11週金曜日) 感想

すずふり亭で働き始めて数日。
みね子(有村架純)はまだまだ仕事に慣れず、料理もうまく運べないので落ち込む。
その様子を見て心配になった省吾(佐々木蔵之介)は休憩時間、高子(佐藤仁美)と元治(やついいちろう)、秀俊(磯村勇斗)たちにも声をかけて自分の若い頃のことを話し始める。
父はどのような人だったか、自分は外でどんな修行をしてきたのか。
そこでは鈴子(宮本信子)も知らなかったつらい経験も語られて…。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「ひよっこ」第11週「あかね荘にようこそ!」 第65話

   hiyokko-op

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。

…テンプレだす…。

お父さん。
すずふり亭で働かせてもらうようになってから何日か経ちました。

 

「何日か」なのだった(笑)
その間、みね子は朝早く出勤して米をといだり開店準備もする。
開店準備の時間はとても楽しい。

問題は…

ホールなのだった。

はい!バーグ、あがったーー!
たまってるぞ!早く持ってけ!

 

お父さん…省吾さんでもこんな風に怒鳴るんですね…

と、思ったけれど、みね子は特にそれに萎縮しているわけではないらしい。
私は委縮しちゃう方だけど~~…

それよりも、この時点での みね子の誇りは、

 

お父さん。私、一つだけ自慢と言えるほどのことではないんですけど、一つだけやってないことがあるんです。

お皿を一度も…お皿を一度も……

 ドラマimg

休憩時間。
落ち込む みね子に声をかける省吾さん。

自分が怒鳴ったから みね子が落ち込んでいるのだと思ったんだね。

私、気にしてないですよ。全然。

ちょっとは気にしてもいい。。

周りのメンバーは皆、みね子の落ち込みが初皿落としだということに気づいているのだった。

 

省吾さんは、全く怒鳴らずいつも穏やかだったお父さんの話をし始める。

それから、いつも怒鳴り合って上が下を殴っていた修行時代の店の話も。

 

軍隊もそうだった。
何やってもダメで、いつも怒鳴られて殴られてばっかりいるやつがいた。
それ見てんのがつらくてな。

でもな…。
一番悲しかったのは、そのやられてたやつが自分より下が入ってきたら一番厳しくて…。
自分がやられたように下のやつ殴ったりしてたことだ。

 

そうね。
人って、「やられたからやらないようにしよう」よりも、「やられた事をしよう」ってなっちゃうのよね。

DVだよね。
その連鎖を断ちきらないといつまでも何代も続く。

人間はやられっ放しじゃ生きていられないんだよ。
そういうもんだって俺は思うんだ…。
無理もないところもあるんだ。
だから余計に悲しいし嫌なんだ。

戦争終わって、あぁもうこういうの見なくていいんだって思って。
それが嬉しかった。

 

自分はやられたから他人にはやらない。

こういう人たちが集まる店で良かった。

 

軽~く復讐させて頂いてます。

復讐ですか?

うん。本当。軽くね。

どういう時だよ?

 

あの、お客様に催促された時、

「すみませ~ん!カツまだですかぁぁぁぁぁ?」

確かにーその顔する!
するな~。
腹立ちますよね!そん時の高子さんの顔。

 

やられたら気にせず立ち向かう…

優しいってことは強い事。
でもあります。

みね子、本当に恵まれてる。笑2.gif

 

お父さん。
私は恵まれてるなと思います。
すてきな職場です。ありがたいです。

お父さんはどっかで働いていますか?
そこには笑顔はありますか?

 

そうね…

お父さんは、たぶん、出稼ぎの時はこんな環境では働けていなかった。

今はどうしているんだろう。
せめて幸せだといいのだけど。

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※キャスト

谷田部 みね子 – 有村架純

谷田部 実 – 沢村一樹
谷田部 美代子 – 木村佳乃
谷田部 ちよ子 – 宮原和
谷田部 進 – 高橋來
小祝宗男 – 峯田和伸
小祝滋子 – 山崎静代

谷田部 茂 – 古谷一行

助川時子 – 佐久間由衣
角谷三男 – 泉澤祐希
助川君子 – 羽田美智子
助川正二 – 遠山俊也
助川豊作 – 渋谷謙人
角谷きよ – 柴田理恵
角谷征雄 – 朝倉伸二
角谷太郎 – 尾上寛之
益子次郎 – 松尾諭

田神 学 – 津田寛治

牧野鈴子 – 宮本信子
牧野省吾 – 佐々木蔵之介

井川元治 – やついいちろう
朝倉高子 – 佐藤仁美
前田秀俊 – 磯村勇斗

綿引正義 – 竜星涼
永井愛子 – 和久井映見
青天目 澄子 – 松本穂香
兼平豊子 – 藤野涼子
秋葉幸子 – 小島藤子
夏井優子 – 八木優希
松下 明 – 奥田洋平
森 和夫 – 陰山泰
高島雄大 – 井之脇 海
安部善三 – 斉藤暁
安部さおり – 伊藤沙莉

立花 富 – 白石加代子
島谷純一郎 – 竹内涼真
竹内邦子 – 白石美帆
久坂早苗 – シシド・カフカ
坪内祐二 – 浅香航大
新田啓輔 – 岡山天音
柏木一郎 – 三宅裕司
柏木ヤスハル – 古舘佑太郎
福田五郎 – 光石研
福田安江 – 生田智子
牧野由香 – 島崎遥香

語り – 増田明美

※スタッフ

脚本 – 岡田惠和
演出 – 黒崎博、田中正、福岡利武、渡辺哲也
プロデューサー – 山本晃久
制作統括 – 菓子浩
音楽 – 宮川彬良

主題歌 – 桑田佳祐「若い広場」

公式サイト http://www.nhk.or.jp/hiyokko/index.html

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コメント

  1. ひよっこ 第65回

    内容“すずふり亭”で働きはじめて数日。みね子(有村架純)は、なんとか朝を起きて。。。。出勤。最も楽しい準備を終えて。。。。仕事を開始。が、その日、ついに皿を割ってしまう。初めてだった。 少し落ち込むみね子を鈴子(宮本信子)高子(佐藤仁美)は気遣う。すると省吾(佐々木蔵之介)が。。。。 敬称略 内容的に、必要なのかどうかは、微妙ではありますが。。。。 だって、皿割りから、話しを広げすぎだよね。 っていうか、深刻すぎる!(笑) ただし、登場人物の背景などを描くには、 とってつけ.…

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