綿引(竜星涼)の手紙を読んだちよ子(宮原和)が家を飛び出してしまう。
実(沢村一樹)が行方不明であることを知ってしまったのだ。
みね子(有村架純)と美代子(木村佳乃)が慌てて探しに出ると、バスの車掌・次郎(松尾諭)がちよ子をおぶってやってくる。
東京へ行こうとしたのは、「出稼ぎに出ている家の子にはよくあることだ」と言われ、せつない気持ちになるみね子。
ついに、茂(古谷一行)と美代子に自分の決意を告げる。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ひよっこ」第3週「明日(あす)に向かって走れ!」 第18話
※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
やっぱりネコバ……じゃなくて次郎バスで帰ってきた(笑)
俺の仕事はな、この村と町っつうが外の世界とのつなぎ役だかんな。
昔で言う、ほれ、関所みてえなもんだ。
だっぺ?
村のいろんな人乗っけたよ。
悲しい気持ちで村を出でいぐ人も乗せだ。
懐かしくて嬉しそうに帰ってくる人も乗せだ。いろいろだ。
俺はずっとバスん中だけどな…。
どこにも行がねえで、ずっと村の人の出入りを見てきたんだ。
それが俺の仕事だ。
まぁ、今日のちよ子みだいなこどはたまにあるよ。
出稼ぎに行ってるうぢの子にはな、そういうこどはある…。
それを守んのも俺の仕事だ。
まさに村の守り神のジローバスだな。
ちよ子と進を話から追い出さないで、ここまで来たら「子供」にも話してあげた方がいいんじゃねえっぺか…
と、思ったけれども、なるほど。
全ては正月が来るまでなんだな。
私、決めたんだ。
だから反対しないで。
もし、お正月にお父ちゃん帰ってこなかったら…。
帰ってこなかったらね…。
私、東京に働きに行こうと思う。
それが一番いいよ。
お父ちゃんがしてくれてたように、私、東京で働いてお金送るよ。
それがいいよ。
ううん、そうしたい。
そうするべきだと思うんだ。
それに…。
それにさ、東京行ったらお父ちゃん見つかっかもしんないし。
決めたんだ。
決めたんだ。
決めたんだ。私。
何度も何度も「私決めたんだ」と繰り返す みね子。
こんな事にならなければ、ずっと大好きな奥茨城にいるはずだったんだもんね。
お父ちゃんを探しに行くのが目的なのかと思っていたけれども、そういうボンヤリしたことではなく、お金のため。
誰かが稼いで来ないと借金を返せない谷田部家の現状をちゃんと描いている。
働かなくても誰かが食べ物を運んできてくれる村とは大違………ぃぇ、何でもありません…。
そして、季節は冬になり。
あと幾日かで正月がやって来る。
ちよ子は楽しそうに進と遊んでいたけれども、ちよ子の中での問題はどう解決したのかしら……。
そこも含めて、また来週。
※キャスト
谷田部 みね子 – 有村架純
谷田部 実 – 沢村一樹
谷田部 美代子 – 木村佳乃
谷田部 ちよ子 – 宮原和
谷田部 進 – 高橋來
小祝宗男 – 峯田和伸
小祝滋子 – 山崎静代
谷田部 茂 – 古谷一行
助川時子 – 佐久間由衣
角谷三男 – 泉澤祐希
助川君子 – 羽田美智子
助川正二 – 遠山俊也
角谷きよ – 柴田理恵
角谷征雄 – 朝倉伸二
角谷太郎 – 尾上寛之
益子次郎 – 松尾諭
田神 学 – 津田寛治
牧野鈴子 – 宮本信子
牧野省吾 – 佐々木蔵之介
井川元治 – やついいちろう
朝倉高子 – 佐藤仁美
前田秀俊 – 磯村勇斗
綿引正義 – 竜星涼
永井愛子 – 和久井映見
青天目 澄子 – 松本穂香
兼平豊子 – 藤野涼子
秋葉幸子 – 小島藤子
夏井優子 – 八木優希
語り – 増田明美
※スタッフ
脚本 – 岡田惠和
演出 – 黒崎博、田中正、福岡利武、渡辺哲也
プロデューサー – 山本晃久
制作統括 – 菓子浩
音楽 – 宮川彬良
主題歌 – 桑田佳祐「若い広場」
公式サイト http://www.nhk.or.jp/hiyokko/index.html
ひよっこ(Part1) [ NHK出版 ]
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ひよっこ(上) [ 岡田惠和 ]
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コメント
ひよっこ 第18回
内容夕食時、ちよ子(宮原和)の姿が見えないことに気付いた美代子(木村佳乃)。みね子(有村架純)とともに家を飛び出していく。するとそこに、バスの車掌・次郎(松尾諭)が、ちよ子をおぶってやってくる。出稼ぎに行っている家の子には、良くあることだと語る次郎。 次郎が帰っていったあと、みね子は、美代子、茂(古谷一行)に。。。。 敬称略 ちょっと、切なく、寂しい話。。。。になるかと思いきや。 そこは、さすがに岡田惠和さん。 毎日のように人を見て、人を送り出し、出迎える次郎に 「よくあること」 と言わせる…
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今回 ねこバス@『トトロ』 を連想した人は少なくなかった様子 次郎さんの体形は そのため?>こらこらっ …ひじゅにですが何か? 「外の世界との繋ぎ役だかんな」by次郎 村を出て行かなければならない者 村を出ていくことができない者 立体的に描いてくれるなあ、岡田君! …と思っていたら その間に立つ「関所」の役割を持つ人も登場…