NHK大河ドラマ【西郷どん】第45回 「西郷立つ」感想


西郷(鈴木亮平)が創立した私学校には続々と若者たちが集まって来た。一方、それを警戒する大久保(瑛太)と川路(泉澤祐希)は、薩摩に密偵を送り込む。

その頃、各地で不平士族の反乱が勃発し、政府に不満を持つ私学校の生徒たちは暴発寸前だった。西郷はその思いを何とか押さえ込んでいたが、私学校の生徒たちが政府の火薬庫を襲い、銃や弾薬を運び出す事件が起こってしまう。

西郷はついに自らが立つことを決断する。
(あらすじは Yahoo!テレビより引用)

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西郷どん 第45回 「西郷立つ」

明治8年。
隆盛が荒れる士族たちのために私学校を建てて1年。
その門をたたく者たちは後を絶たず、生徒の数は2000人を超え更に増え続けておりました。

 

ということで、西南戦争切っ掛けの回。12月です。こんにちは。

しかし、とりあえず簡単感想で。(あとで追記するかもです)

 

熱くなる士族たちを抑えるため……という名目で私学校を作った西郷どん。

しかし、実情は、鍛練。兵法軍法の学習。鍛錬。ちょっと漢学。鍛錬……。

ということで、やはり「学校」という名の一大軍事教育校だったわけでもす。

 

薩摩から描いた幕末だから、当然薩摩の悲劇を描きたいわけで、つまり悪いのは政府側……という位置に持って行く。まぁ、大河ドラマのセオリー。

実際にはこの私学校は薩摩藩時代からの金を使って運営され、学校の幹部が県の要職に就き、県自体が私学校に支配される……という西郷軍事王国の元であり、政府としてはこれを警戒するのは当然。

ましてや、大久保さぁなんぞは自分の故郷がこうなっているわけだから、肩身も狭かっただろうって感じよね。

だから、そりゃ「シサツ」も送り込むよね。

「視察」だか。
「刺殺」だか。

それはよく分らない事実だが、少なくとも中原尚雄は後年「視察」と答えているらしい。
西郷どん 第45回 感想 中原尚雄 

 

一発触発の状況下では、何が火種になるか分らず。

不満分子を抱える状態での廃刀令は当然だと思うし、軍事力を持たせないためには金禄公債証書発行条例も当然だろう。

 

刀は侍の魂じゃ。

じゃっどん、そんせいで西郷先生が作られた私学校にまでケチをつけられてたまるか!

政府の言いなりになるんじゃなか。
私学校のためじゃ!

西郷どん 第45回 感想 廃刀令

 

と、「西郷先生のために」刀を置いた桐野の潤んだ瞳も「くそーー政府めーー」と視聴者に思わせるには十分だと思うし、ドラマとしては上手いのでは。

西郷どんは実際に、畑をやったり狩りをしたりして、軍事関連は見守る体だったらしい。

たぶん、密偵くらましのためだったのではないかと思うのだけど。

 

西郷先生には死んでもらわねばならぬ。

と目論む川路。
兄を消されちゃ困る従道。

「先生」のためになるべく自分を抑えてきた桐野が西郷暗殺計画を知った時、ついに戦争への口火が切られる……。

(というか、実際にはあんたが作り出した「刺殺」物語が始まりだって感じがしなくもない……全部、半次郎のせいだ感)

しかし……。

 

吉之助さぁ……立つな。
立たんでくいやい。

とかただ見守りつつ、立ったら、あーーあ、クララが立った。さあ討伐だ。

みたいなこの流れ(笑)

祈ってないで、手を打てよ。って思いますよね……。

 

大久保が作ろうちしちょっ日本に、おいたち士族の居場所はなか!

できることはもはや一つ。
我が身を捨て石とし、政府の政を正すのみ。

 

分かった。

みんなで東京へ行き、おいたちの……んにゃ、全国の士族たちの思い。新しか世を見るこつなく散っていった先人たちの願い。そん全てを政府に訴え、政の在り方を問いただす。

ほいで……
みんなで必ず卿摩に帰ってくっとじゃ。

なんだーーかんだーーで、桐野が主導権握っていて、それに従ってあげているような西郷どんである。
 西郷どん 第45回 感想 京へ

 

ないごて……ないごてじゃ!吉之助さぁ!
 西郷どん 第45回 感想 大久保

 

って、叫んでたけど、そもそもがあんたが闇化したのが始まりだから(笑)

 

さあ。
最終回へ向かって、日本最後の内乱、西南戦争だ~~もす。

このドラマについてひと言ふた事書きたい方はぜひどうぞ。

https://dramarevue.cinemarev.net/2018-4/segodon/

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※キャスト

西郷吉之助(隆盛) … 鈴木亮平(子役期:渡邉蒼)

大久保一蔵(利通) … 瑛太(子役期:石川樹)
西郷(岩山)糸 … 黒木華(子役期:渡邉このみ)

西郷菊次郎 … 西田敏行(子役期:城桧吏 青年期:今井悠貴)

西郷吉兵衛 … 風間杜夫
西郷満佐子 … 松坂慶子
市来琴(西郷琴) … 桜庭ななみ(子役期:栗本有規)
西郷吉二郎 … 渡部豪太(子役期:荒井雄斗)
西郷従道(信吾) … 錦戸亮
西郷龍右衛門 … 大村崑
西郷きみ … 水野久美
西郷鷹 … 原舞歌(子役期:石井心咲)
西郷桜子 … 西郷真悠子
西郷小兵衛 … 上川周作
西郷園 … 柏木由紀
熊吉 … 塚地武雅
須賀 … 橋本愛

大久保次右衛門 … 平田満
大久保満寿 … 美村里江(ミムラ)
大久保彦熊 … 遠藤颯
大山格之助(綱良) … 北村有起哉(子役期:犬飼直紀)
有村俊斎(海江田信義) … 高橋光臣(子役期:池田優斗)
村田新八 … 堀井新太(子役期:加藤憲史郎)
有馬新七 … 増田修一朗(子役期:伊澤柾樹)
中山尚之助 … 天野義久
堀次郎 … 鬼塚俊秀
川路利良 … 泉澤祐希

坂本龍馬 … 小栗旬
後藤象二郎 … 瀬川亮
お龍 … 水川あさみ
中岡慎太郎 … 山口翔悟

於一(篤姫) … 北川景子
幾島 … 南野陽子
由羅 … 小柳ルミ子
島津斉興 … 鹿賀丈史
島津斉彬 … 渡辺謙
島津久光 … 青木崇高
喜久 … 戸田菜穂
調所広郷 … 竜雷太
山田為久 … 徳井優
赤山靭負 … 沢村一樹
桂久武 … 井戸田潤
小松帯刀 … 町田啓太
木場伝内 … 谷田 歩
板垣与三次 … 岡本富士太
中村半次郎 … 中村瑠輝人
中村与左衛門 … 渡邉絃
中村貞 … 鍵和田花
半次郎の弟 … 藤沢元

月照 … 尾上菊之助
タマ … 田中道子
愛加那 … 二階堂ふみ
龍佐民 … 柄本 明
石千代 金 … 木内みどり
ユタ … 秋山菜津子
富堅 … 高橋 努
里千代金 … 里 アンナ
田中雄之介 … 近藤芳正
土持政照 … 斎藤嘉樹
土持 鶴 … 大島蓉子
川口雪篷 … 石橋蓮司
ふき … 高梨臨(子役期:柿原りんか)
おゆう … 内田有紀
虎 … 近藤春菜
ジョン万次郎 … 劇団ひとり

阿部正弘 … 藤木直人
徳川家定 … 又吉直樹
井伊直弼 … 佐野史郎
徳川斉昭 … 伊武雅刀

勝海舟 … 遠藤憲一

平岡円四郎 … 山田純大
中根雪江 … ヨシダ朝
江藤新平 … 迫田孝也
桂小五郎(木戸孝允) … 玉山鉄二
伊藤博文 … 浜野謙太
大村益次郎 … 林家正蔵
橋本左内 … 風間俊介
一橋(徳川)慶喜 … 松田翔太
本寿院 … 泉 ピン子
松平慶永(春嶽) … 津田寛治

堀田正睦 … 朝倉伸二
松平忠固 … 野添義弘
水野忠央 … ホリベン
山内容堂 … 大鷹明良
伊達宗城 … 長谷川公彦
松平容保 … 柏原収史
徳川慶勝 … 小宮孝泰
松平伯耆守 … 山田明郷
阿部豊後守 … 佐藤尚宏
山岡鉄舟 … 藤本隆宏
大村益次郎 … 林家正蔵
井上馨 … 忍成修吾
山県有朋 … 村上新悟

近衛忠煕 … 国広富之
孝明天皇 … 中村児太郎
近衛忠房 … 大窪人衛
中川宮 … なだぎ武
岩倉周丸 … 福山康平
明治天皇 … 野村万之丞

岩倉具視 … 笑福亭鶴瓶

語り … 西田敏行

※スタッフ

脚本 … 中園ミホ
原作 … 林真理子『西郷どん!』
音楽 … 富貴晴美
歌 … 里アンナ
題字 … メインビジュアル
制作統括 … 櫻井賢、櫻井壮一
プロデューサー … 小西千栄子、藤原敬久
演出 … 野田雄介、盆子原誠、岡田健
時代考証 … 原口泉、大石学、磯田道史
薩摩ことば指導 … 迫田孝也、田上晃吉

公式サイト

【西郷どん】
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コメント

  1. 大河ドラマ「西郷どん」 #45 西郷立つ

    西郷の私学校に学校に人が集まります。 しかし、それは中央政府の大久保には刺激となっているようです。

  2. 大河ドラマ『西郷どん』第四十五回

    『西郷立つ』内容大久保(瑛太)は、隆盛(鈴木亮平)が、私学校を作ったと知り、警戒。川路(泉澤祐希)に命じ、密偵を送り込んでいた。一方、創立から1年。薩摩の不平士族だけで無く。かつて新政府軍と戦った元藩士たちも集まり、隆盛は、快く受け入れていた。そして不満を抱く者たちを、隆盛は、なんとか押さえ込んでいたが、各地で起きた士族の反乱を政府が力尽くで鎮圧を始めたことで、私学校の生徒たちの不満が爆発寸…

  3. NHK大河ドラマ「西郷どん」第45回「西郷立つ」

    先週私学校まで進んじゃったって事は、台湾征討はスルーですかね?従道どんが確か率いてらしたかと思うんですけど…とか言ってるうちにもう師走!西郷どんも後数回!西郷どん隆盛様の悲痛なご最期も近くなってまいりましたなああ~。

  4. 西郷どん 第45話「西郷立つ」

    大河ドラマ『西郷どん』のお時間です。 BSを録画にて鑑賞。 第45回「西郷立つ」 あらすじ・・・・・・・

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