砲声がとどろき新政府軍と旧幕府軍との戦闘がついに始まる。「鳥羽伏見の戦い」である。岩倉(笑福亭鶴瓶)が仕掛けた「錦の御旗」で新政府軍が一気に優勢となるが、信吾(錦戸亮)が銃弾に倒れる。朝敵となることに恐れおののく慶喜(松田翔太)は、あろうことか味方の兵を置き去りにして、密かに大坂城を抜け出し江戸へ逃亡する。
吉之助(鈴木亮平)は慶喜追討の勅命を受け、東征軍の参謀として兵を江戸へ進める。
(あらすじは Yahoo!テレビより引用)
西郷どん 第36回 「慶喜の首」
さて……
幕末ドラマなら避けて通れない明治元年(慶応4年)1月3日 (1868年1月27日~30日)「鳥羽・伏見の戦い」である。
戦争の映像は映画みたいで凄かった!
ま、ありましたけどね。
幕末大河なのに戊辰戦争まるっとスルー。
京で起きている戦争なんて私は山口だから知らないわよ、それより山口の奥御殿が大事。そして戦争だろうが夫の愛人の子は京まで探しに行かなきゃね、みたいな大河もありましたけどね。
その大河以外の戊辰戦争は以下まとめ。近々、上記の大河も『西郷どん』も加えてまとめ直します。
ニセの詔、仕掛けた薩摩藩邸焼き討ち、そんな茶番だらけの岩倉と西郷、大久保が作り出したこの戦争。
最近、ウチの夫が某麦茶のCMを見るたびに鶴瓶がCMしているから健康とか言われても信用できない気がすると言い出しました。風評被害(笑)
しかし、新政府軍は約5000. 旧幕府軍は約1万5000.
圧倒的に不利な中、追いつめられた岩倉はついに言い出します。
最後の手段や。
あれの出番や!
うん。わざわざ〇〇とか伏字にしなくても、幕末大河見てる人はみんな知ってる(笑)
あくまでも幕府軍を追いつめて慶喜の首を取ると言う兄さぁに信吾は困惑します。
じゃっどん、敵も味方も大勢倒れちょっ!
町も民もみんな焼け出され、そいでもまだ兄さぁは…。
お仕事中の無駄話はよくありません。
集中しないから撃たれて瀕死の重体に陥ってしまう信吾くんであった。
ま……
生きてることは知ってるけどね。
(初回に過去シーンから始まってガッツツリ出てたやん……)
ちなみに、西郷従道がここで瀕死の重傷を負うのは、兄さぁが弟の心配よりも国のために鬼になって戦に立ち向かうというベタな演出をするための創作……
ではなく、史実です。
そして南方先生に助けてもらうんだよね!!(違)
いつも通り(いつもって何だ)、錦の御旗の登場で、慌てふためく幕府軍。
そなたらの忠義の心、身にしみてうれしく思うぞ。
余は戦う!
余についてこい!
とか言って、何の演説もぶたないでホンマに逃げていくこの慶喜……。
「慶応4年1月6日。慶喜は味方の兵を置き去りにしひそかに大坂城を抜け出したのです。戦が始まって僅か4日目の事でした。」
開陽丸の中で狂い出す ふきどん。
この船はきっと沈みます。
罰が当たったんですよ。
慶喜様にもこの私にも!
まぁ、ふきどんにはバチ当たるよね……
まぁ、ふきどんにはバチが当たるよね。よっしーフランス人とサツマーーサツマーー言ってたよってチクっちゃったからね…… #西郷どん
— くう@ドラマ実況アカ (@kukucooo) 2018年9月23日
江戸へ戻ると、
謝ればいいではありませんか。
あの方は心根のお優しい方です。
あなたが心から悔い改め謝れば必ず許して下さいます!
と言い出しちゃう ふきどん。
いやいや……え、西郷に謝ればそれで終わるの?戊辰戦争って……。本当にどんだけ偉いんだ西郷どん。
狂ったふきどんはお妾解雇になってしまうのだった。
この慶喜、正室すら居なそうなのにねぇ……。
ここから怒涛の西郷の追っかけ。
そして、山岡鉄舟との会談。
西郷どん(JIN)×西郷どん
そして、お篤との再会と……。(お篤の長い長い嘆願書は来週やってくれるのかしら……)
今日の #西郷どん は
・とんがりコーンが負傷してエゲレス人に扮した南方先生に救われる
・よっしー悪魔の船でちょー高速江戸帰還
・西郷どんにだけ謝れば終るらしい戊辰戦争
・西郷vs西郷
・忘れかけてたお篤を見た後はテレ朝の #指定弁護士 へGOーーー!!
の5本MOS— くう@ドラマ実況アカ (@kukucooo) 2018年9月23日
そんな怒涛の展開でした。
個人的には、慶喜を説得する勝さんのシーンはとても好きだったよ。
ところで、今年は戊辰戦争150年。
式典には八重@はるかちゃんも列席されたのだとか。
戊辰戦争の激戦地の一つとなった福島県会津若松市で行われた「会津藩公行列」。綾瀬はるかさんは5年連続の参加となりました。https://t.co/VDfskOduLW
— 毎日新聞 (@mainichi) 2018年9月23日
慶喜が江戸に帰ってしまったことは、神保修理の責任にされて切腹させられたり、会津はこれからどんどん追い詰められていくんだよね……。
別に主人公が悪に染まる、戦の鬼になる、ヒールに徹する、それは全く構わない。
そうなるだけのものが描かれていて、そうなる過程が愛しかったり哀れだったりすれば……。
けれども、こういう主人公が好ましくも見えず同情も出来ないって、やっぱり辛い。
このドラマでは姿もほとんど見えない会津がこんなにも可哀想に思えるってどう……。
※キャスト
西郷吉之助(隆盛) … 鈴木亮平(子役期:渡邉蒼)
大久保一蔵(利通) … 瑛太(子役期:石川樹)
西郷(岩山)糸 … 黒木華(子役期:渡邉このみ)
西郷吉兵衛 … 風間杜夫
西郷満佐子 … 松坂慶子
市来琴(西郷琴) … 桜庭ななみ(子役期:栗本有規)
西郷吉二郎 … 渡部豪太(子役期:荒井雄斗)
西郷従道(信吾) … 錦戸亮
西郷龍右衛門 … 大村崑
西郷きみ … 水野久美
西郷鷹 … 原舞歌(子役期:石井心咲)
西郷桜子 … 西郷真悠子
西郷小兵衛 … 上川周作
西郷園 … 柏木由紀
熊吉 … 塚地武雅
須賀 … 橋本愛
大久保次右衛門 … 平田満
大久保満寿 … 美村里江(ミムラ)
大久保彦熊 … 遠藤颯
大山格之助(綱良) … 北村有起哉(子役期:犬飼直紀)
有村俊斎(海江田信義) … 高橋光臣(子役期:池田優斗)
村田新八 … 堀井新太(子役期:加藤憲史郎)
有馬新七 … 増田修一朗(子役期:伊澤柾樹)
中山尚之助 … 天野義久
堀次郎 … 鬼塚俊秀
川路利良 … 泉澤祐希
坂本龍馬 … 小栗旬
後藤象二郎 … 瀬川亮
お龍 … 水川あさみ
中岡慎太郎 … 山口翔悟
於一(篤姫) … 北川景子
幾島 … 南野陽子
由羅 … 小柳ルミ子
島津斉興 … 鹿賀丈史
島津斉彬 … 渡辺謙
島津久光 … 青木崇高
喜久 … 戸田菜穂
調所広郷 … 竜雷太
山田為久 … 徳井優
赤山靭負 … 沢村一樹
桂久武 … 井戸田潤
小松帯刀 … 町田啓太
木場伝内 … 谷田 歩
板垣与三次 … 岡本富士太
中村半次郎 … 中村瑠輝人
中村与左衛門 … 渡邉絃
中村貞 … 鍵和田花
半次郎の弟 … 藤沢元
月照 … 尾上菊之助
タマ … 田中道子
愛加那 … 二階堂ふみ
龍佐民 … 柄本 明
石千代 金 … 木内みどり
ユタ … 秋山菜津子
富堅 … 高橋 努
里千代金 … 里 アンナ
田中雄之介 … 近藤芳正
土持政照 … 斎藤嘉樹
土持 鶴 … 大島蓉子
川口雪篷 … 石橋蓮司
ふき … 高梨臨(子役期:柿原りんか)
おゆう … 内田有紀
虎 … 近藤春菜
ジョン万次郎 … 劇団ひとり
阿部正弘 … 藤木直人
徳川家定 … 又吉直樹
井伊直弼 … 佐野史郎
徳川斉昭 … 伊武雅刀
勝海舟 … 遠藤憲一
平岡円四郎 … 山田純大
中根雪江 … ヨシダ朝
江藤新平 … 迫田孝也
桂小五郎(木戸孝允) … 玉山鉄二
伊藤博文 … 浜野謙太
大村益次郎 … 林家正蔵
橋本左内 … 風間俊介
一橋(徳川)慶喜 … 松田翔太
本寿院 … 泉 ピン子
松平慶永(春嶽) … 津田寛治
堀田正睦 … 朝倉伸二
松平忠固 … 野添義弘
水野忠央 … ホリベン
山内容堂 … 大鷹明良
伊達宗城 … 長谷川公彦
松平容保 … 柏原収史
徳川慶勝 … 小宮孝泰
松平伯耆守 … 山田明郷
阿部豊後守 … 佐藤尚宏
山岡鉄舟 … 藤本隆宏
近衛忠煕 … 国広富之
孝明天皇 … 中村児太郎
近衛忠房 … 大窪人衛
中川宮 … なだぎ武
岩倉周丸 … 福山康平
岩倉具視 … 笑福亭鶴瓶
語り … 西田敏行
※スタッフ
脚本 … 中園ミホ
原作 … 林真理子『西郷どん!』
音楽 … 富貴晴美
歌 … 里アンナ
題字 … メインビジュアル
制作統括 … 櫻井賢、櫻井壮一
プロデューサー … 小西千栄子、藤原敬久
演出 … 野田雄介、盆子原誠、岡田健
時代考証 … 原口泉、大石学、磯田道史
薩摩ことば指導 … 迫田孝也、田上晃吉
【西郷どん】
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コメント
西郷どん 第36回「慶喜の首」
ついに世の中に名高い鳥羽伏見の戦いが始まりました。前回自分は八重の桜で会津藩からみた鳥羽伏見をみていることから、逆に立場で見たときに会津など幕府軍がどのように見えるか楽しみにしていました。 結果として会津軍が注目されることもなく、終始優勢に戦い進めながらも岩倉の画策による錦の御旗作戦によって、逃げるように陣地を放棄して行く姿をみて、なんとも空しくなってしまいました。薩摩側から見てしまうとこうなってしまうのはわかりますが、せめて幕府軍の思いも一緒に描くことによってこの戦いの意味をそこに持たせて欲しいと…
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いきなりだんごで戦の鬼と化してしまった西郷どん!他のブロガー様も仰ってますけど、いきなりすぎてワケワカメ~。慶喜様が日本国を切り売りしようとしてるってお芳さんから聞いた噂話にのみスポットが当たっているからで、ここはむしろ長州薩摩を潰そうとしている慶喜様に対する反発心とかそっちにも目配りがあったらなああって、そんな風に思ってしまう今日この頃の秋の空~。