斉彬(渡辺謙)は、父・斉興(鹿賀丈史)派の重鎮たちを罰せず重用すると宣言。父は流罪でまだ謹慎中の大久保正助(瑛太)は憤る。西郷吉之助(鈴木亮平)は、御前相撲で勝ち上がり殿に直訴すると息巻く。
さらに岩山糸(黒木華)に縁談話があり、相手は相撲大会にも出場する。糸に恋焦がれる正助の無念を晴らすためにも、吉之助は於一(北川景子)が見守る中、絶対負けられない試合に臨む。
(あらすじは Yahoo!テレビより引用)
西郷どん 第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」
北川お篤登場の日なので、それなりにワクワクして待った『西郷どん』。
お篤は綺麗で元気で可愛かったけれども、話の方は何じゃろーーみたいな展開だった。まぁいいけど(笑)
嘉永4年(1851年)、島津斉彬は薩摩藩主に納まり、お国入りをした。
「斉彬が藩主になった事で何もかもが一新されるという期待に藩内は満ちあふれていました」
これは、すごくよく解る。
誰だって、上が代ると何かが変わるのではと期待するじゃん。政治だって、職場だって、もっと小さな組織だって。
そして、
相撲じゃ!
殿様が御前相撲を開かるっそうじゃ!
っちゅーことになったのだった。
優勝賞品米10俵。
斉彬さまの目的としては、
主ともなればできるだけ多くの藩士たちとふれあうべきかと。
という事らしか。
江戸者に何が分かる!
と、お怒りの斉興父さまじゃが、ご自分もお江戸生まれでお江戸育ちなの忘れたらいかん(笑)
そげな余興に金を使いおって。
相撲はそんなにはかかりませんよ。
と、相変わらずケチで文句つけたがりな意固地キャラにさせられている斉興父さまである。
さて。
非常に寛大で懐深い殿として、斉彬さまは「お由羅事件に連座した斉興派の家臣たち」を処罰しなかった。
「襲封して三年 先君の政曲げること叶わじ」とあるが、如く余もそれに倣う。
先代の時に劣らず更に励んでくれ!
それは情け深くて善きことなれど、斉彬は自分の派閥として処罰を受けた者たちにご赦免を与えなかった。
そいでは赤山先生が報われもはん。
と顔を曇らせる吉之助たち。
当然、正助の父・大久保次右衛門も遠島から戻る事はなかった。
あん御方の役に立とうちした父上が、ないごて許されんとか!
と憤る正助どんのために、吉之助は御前相撲で優勝して直訴すると約束するのだった。
必ず勝って殿にお目通りをすっ!
ほいで殿のために尽くした者たちの赦免を乞う!
あん御方なら必ずおいたちの気持ちに応えて下さっはずじゃ。
ぇーーー……また直訴……。
ちなみにぃ……お殿様に直訴するとか重罪なんで気軽に行わないようにぃぃ。
今回は、この御前相撲の他は、糸どんへの正助どん恋バナなので、そこは割愛していこうと思います。
未来の配偶者に昔から恋心ある設定は『花燃ゆ』思い出すぅ。
正助どんは糸どんが好きで、糸どんは吉之助どんが好きで、でも海老原なにがしに嫁ぐのだとかいう話、あまりどうでもいいし。
糸どんモテモテ話みたいになってるが、糸どんは現在8歳!現在8歳なので、そこんとこよろしく。(ま、設定自体が変わってるらしいけど(笑))
別にドラマだから設定なんて変えてもいいだろって話だが、一応説明しておくと、史実の西郷と糸さんの間には16歳の差がある。明治に入ってから再再婚する時、西郷さんは39歳、糸さんは再婚で23歳。そこから糸さんは西郷の子どもを3人出産する。
糸さんを西郷と同じ年くらいに設定しちゃうとこの当時としてはチョーーー高齢出産。どう辻褄合わせていくのかちょっと心配(汗)
そもそも縁談を断るとか選ぶとかいう時代でもないし、女子の身分は低い低いと初回に散々言っていたはずなのに、どうしたあの設定は(汗)
さて御前相撲である。
ロケ地は鹿児島にある島津氏別邸庭園跡「仙巌園」。
緑豊かなロケーション、美しか。
はい!!!
斉彬公と姫様たちが座っているこの場所✨✨
仙巌園の御殿前に、特設のステージが組まれました‼️‼️#西郷どん #せごどん #segodon #仙巌園 #鹿児島 pic.twitter.com/wdrmepviEh— 仙巌園公式 (@senganen) 2018年2月4日
下加治屋町代表として、本当は村田新八が出ることになっていたのだが、食いすぎて腹を下し、代わりに西郷どんが出ることに。
「西郷吉之助」と聞いて、初めて、こいつがおれにメール40通送りつけ続けてきたやつ……と認識した斉彬さまである。
本当に相撲取りのような出来上がった身体にホレたのか、吉之助を大そう気に入った篤姫さま。
糸どんの結婚相手となる海老原をマンガのように倒し、
やったーーー!米10俵ーーー!
そして直訴ーーーー!!
と、なるはずだったところ……
なぜか、ラスボスとして斉彬さま自らが登場。
西郷吉之助。面を上げい。
よき相撲であった。次はわしが相手じゃ。
どうした?わしが相手では不服か?
めっそうもなかこっでございもす。
遠慮はいらん。
かかってこい。
どういう意図の余興なのかサッパリわからんーー!!
父上にイヤミ言われたし、自分が出ていけば藩士はわざと負けるもんに決まってるから、商品の米10俵を節約しよーーっと……とでも思ったのかなぁーー!!
なのに、空気読まずに勝ってしまった吉之助どん。
投獄である。
……憧れの斉彬さま、心狭か……。
そして、牢の中で、吉之助どんは洋装の男・ひとりに出会うのだった。
あ、1人じゃなくてひとりね。劇団ひとり。
だから……ジョン万〇郎……。
色々と。
どう繋がっていくのかよく解らないオール創作回であった。
※キャスト
西郷吉之助(隆盛) … 鈴木亮平(子役期:渡邉蒼)
大久保一蔵(利通) … 瑛太(子役期:石川樹)
岩山糸 … 黒木華(子役期:渡邉このみ)
西郷吉兵衛 … 風間杜夫
西郷満佐子 … 松坂慶子
西郷琴 … 桜庭ななみ(子役期:栗本有規)
西郷吉二郎 … 渡部豪太(子役期:荒井雄斗)
西郷従道(信吾) … 錦戸亮
西郷龍右衛門 … 大村崑
西郷きみ … 水野久美
熊吉 … 塚地武雅
須賀 … 橋本愛
大久保次右衛門 … 平田満
大久保満寿 … ミムラ
大山格之助(綱良) … 北村有起哉(子役期:犬飼直紀)
有村俊斎(海江田信義) … 高橋光臣(子役期:池田優斗)
村田新八 … 堀井新太(子役期:加藤憲史郎)
有馬新七 … 増田修一朗(子役期:伊澤柾樹)
ふき … 高梨臨(子役期:柿原りんか)
於一(篤姫) … 北川景子
幾島 … 南野陽子
由羅 … 小柳ルミ子
島津斉興 … 鹿賀丈史
島津斉彬 … 渡辺謙
島津久光 … 青木崇高
喜久 … 戸田菜穂
調所広郷 … 竜雷太
山田為久 … 徳井優
赤山靭負 … 沢村一樹
桂久武 … 井戸田潤
板垣与三次 … 岡本富士太
中村半次郎 … 中村瑠輝人
中村与左衛門 … 渡邉絃
中村貞 … 鍵和田花
半次郎の弟 … 藤沢元
月照 … 尾上菊之助
愛加那 … 二階堂ふみ
タマ … 田中道子
ジョン万次郎 … 劇団ひとり
阿部正弘 … 藤木直人
徳川家定 … 又吉直樹
井伊直弼 … 佐野史郎
岩倉具視 … 笑福亭鶴瓶
徳川斉昭 … 伊武雅刀
語り … 西田敏行
※スタッフ
脚本 … 中園ミホ
原作 … 林真理子『西郷どん!』
音楽 … 富貴晴美
歌 … 里アンナ
題字 … メインビジュアル
制作統括 … 櫻井賢、櫻井壮一
プロデューサー … 小西千栄子、藤原敬久
演出 … 野田雄介、盆子原誠、岡田健
時代考証 … 原口泉、大石学、磯田道史
薩摩ことば指導 … 迫田孝也、田上晃吉
コメント
巨炎さん
>創作で縁談話を盛り込んだという事は14、5歳ぐらいの設定に改変している?
子供時代に妙円寺詣りで一緒に走っているのでほぼ同じ年?もう20歳に近そう……
海老原さんのケガは、ただ西郷さんは相手のケガを攻めずに正々堂々と勝った、という西郷上げの道具かなぁと^^;
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斉彬(渡辺謙)は、父・斉興(鹿賀丈史)派の重鎮たちを罰せず重用すると宣言。彼が采配するようになって湧く、下々岩山糸(黒木華)に縁談話が持ち上がりました。鼻緒占いして、失敗。履物が無くて、結局、西郷吉之助(鈴木亮平)におぶって帰ってもらった、糸また、相撲大会。西郷どん、腹痛を起こした仲間のために代わりに出場して破竹の勢い。優勝を決めるも、最後の相手は、斉彬。つい負かしてしまい投獄に。於一(北川景子)と篤姫が華を添えていました。投獄された先で意外な人物に会う、西郷どん、どう展開する?! (スト…
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新藩主様お国入りで浮き足立つ薩摩の面々。相撲じゃ相撲じゃ~!反則すれすれサポーターのカチアゲエルボーとかはダメじゃ~!正々堂々!相撲じゃ相撲じゃ~~!ってのは新藩主の斉彬様の就任祝いのお相撲大会!下鍛冶屋町青年団はなんとしても優勝したろうとメートルあげて大騒ぎさああ!筆頭の吉之助どん、そして大山どん、村田どん、有馬どん、大久保正助どんは謹慎中故出場できないのよねえ~。たんたっかったんったっかったった~ん♪
>糸どんは8歳
それは知りませんでした。マジで「花燃ゆ」の再来か。
創作で縁談話を盛り込んだという事は14、5歳ぐらいの設定に改変している?
海老原の怪我とか意味があるのかないのか次回の伏線なのか、さて…。
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「相撲じゃ!相撲じゃ!」内容ついに、斉彬(渡辺謙)が藩主となり、喜ぶ吉之助(鈴木亮平)たち。祝いで御前相撲が行われると聞き、気合いが入り始める。そんな折、斉彬が、斉興(鹿賀丈史)に重く用いられた者たちも重用すると聞く。吉之助は、謹慎中の正助(瑛太)や、流罪となっている正助の父らを救おうと、御前試合で勝ち上がり、斉彬への直訴を考え始める。同じ頃、糸(黒木華)に縁談話がある。縁談相手も出るという…