【西郷どん】第35回 「戦の鬼」感想


「大政奉還」を断行した慶喜(松田翔太)の裏側に龍馬(小栗旬)の手引きがあった。吉之助(鈴木亮平)は龍馬と討幕をめぐり決裂。そんな時、龍馬が惨殺される。

薩摩藩邸に現れたお龍(水川あさみ)は、吉之助に「あんたが殺した!」と怒りをぶつける。

弟・信吾(錦戸亮)も戦の鬼と化していく兄に戸惑い反発する。

それでも吉之助は大久保(瑛太)とともに慶喜を排除するため「王政復古」のクーデターを決行する。
(あらすじは Yahoo!テレビより引用)

   segodon-op

スポンサーリンク

西郷どん 第35回 「戦の鬼」

1867年(慶応三年)。

大政奉還から龍馬の暗殺、小御所会議、慶喜、大阪城へお引っ越し、そして江戸薩摩藩邸焼き討ち事件……そして鳥羽伏見へ……。

とテンコ盛りである。

 

この時、慶喜は、龍馬は、朝廷は、容保さまは、岩倉は、薩摩は……そして西郷は、何を考えていたのか。

それは現代人の私たちには推測することしかできず、それぞれの創作物にそれぞれの作者の思想が反映される、だから大河は面白い。

……はずなのに。

 

兄さぁ……。

あれだけ戦を嫌っちょった兄さぁが、大戦を前に喜んでおるようにおいには見えもす。

 

兄さぁは、いつからこんな公安みたいな男になってしもうたのか……信吾の口から視聴者みんなの疑問が漏れる回であった。
 信吾

 

大政奉還をされて困るのはどちらだ?

久しく政治から離れていたのんきな公家たちに政などできるはずがない。

いずれ助けを求めにやって来る。
その時、徳川が再びその中心に納まればよい。

 

実際に、大政奉還を受け入れたヨッシーはこんな感じだったとは思うのね。

まさか、このまま行っちゃうとは思わなかった。

徳川が変わらず中心に座れるはずだったのに、いつの間にか会議では仲間はずれ、いつの間にかおたずね者、いつの間にか西郷が屋敷の中にいるぅぅぅぅ(という夢オチ)。

 

西郷のスナイパーっぷりは龍馬に対しても発揮される。

 

撃つんか。

かすてぃらだぜよ。

ギャグなんか。
 かすていら

 

ケンカ別れしたまま龍馬が暗殺されてしまったので、西郷が殺ったとクレームつけに来るおりょうさんである。ないわ……。

 

おりょうさんは西郷を疑っていたが、この時、西郷は京には居なかったらしい。(ま、でも、自分の手は汚さないのが普通だからね……)

しかし、近江屋のシーンは素早くて恐ろしくて、なかなか見応えあった。(龍馬の大河じゃないのに……)
 龍馬暗殺

 

もっとも、この龍馬を1人殺したからって何も変わらないだろうし。

この龍馬に殺されるほどのどんな凄さがあったのかも最期まで分からなかった……さようなら龍馬。

 

龍馬と同じくらい、西郷一人殺したって何も変わらないっていうのに、西郷が1人で外に立っているから撃つなら今だと騒ぐ幕府軍……無理。

 

そんなにヨッシーを殺さなきゃならない理由もよく分らない。

そもそも、この西郷どんが「ヨッシー、やばい」と決心した切っ掛けが、ふきどんの立ち聞きフレンチ会話だったと思うと……。

江戸薩摩藩邸が焼討ちにあったのも西郷どんの罠らしい。

紙芝居だったけどな。
 薩摩藩邸焼き討ち

 

もーー……ほんとうにどこまで悪いの吉之助さんったらっ。

 

こっちが仕掛けなければ、あっちも何もしなかったのでは……としか思えない、暴力思考な西郷どんである。

 

いよいよ、鳥羽伏見。

予算は大丈夫かな。
紙芝居にならないといいけど……。

 

ところで……
本日からCSチャンネル銀河で『八重の桜』始まります。

8時って朝!?

ページがみつかりません │ チャンネル銀河
日本初放送を含む世界各国の歴史ドラマから「松本清張サスペンス」、「孤独のグルメ」等の国内ドラマやNHKの豪華歌謡番組まで、大人世代の番組が満載のドラマ・エンターテインメントチャンネル。
このドラマについてひと言ふた事書きたい方はぜひどうぞ。

https://dramarevue.cinemarev.net/2018-4/segodon/

2018年度NHK大河ドラマ【西郷どん】事前番外 西郷隆盛ってどんな人?BLなの?
西郷 隆盛(さいごう たかもり、旧字体: 西鄕隆盛、文政10年12月7日(1828年1月23日) - 明治10年(1877年)9月24日)は日本の武士(薩摩藩士)・軍人・政治家。 ー薩摩藩の下級武士であったが、藩主の島津斉彬の目にとまり抜擢...

にほんブログ村 テレビブログ 大河ドラマ・時代劇へ
↑他のブロガーさんの大河感想はこちらから・にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村  にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

※キャスト

西郷吉之助(隆盛) … 鈴木亮平(子役期:渡邉蒼)

大久保一蔵(利通) … 瑛太(子役期:石川樹)
西郷(岩山)糸 … 黒木華(子役期:渡邉このみ)

西郷吉兵衛 … 風間杜夫
西郷満佐子 … 松坂慶子
市来琴(西郷琴) … 桜庭ななみ(子役期:栗本有規)
西郷吉二郎 … 渡部豪太(子役期:荒井雄斗)
西郷従道(信吾) … 錦戸亮
西郷龍右衛門 … 大村崑
西郷きみ … 水野久美
西郷鷹 … 原舞歌(子役期:石井心咲)
西郷桜子 … 西郷真悠子
西郷小兵衛 … 上川周作
西郷園 … 柏木由紀
熊吉 … 塚地武雅
須賀 … 橋本愛

大久保次右衛門 … 平田満
大久保満寿 … 美村里江(ミムラ)
大久保彦熊 … 遠藤颯
大山格之助(綱良) … 北村有起哉(子役期:犬飼直紀)
有村俊斎(海江田信義) … 高橋光臣(子役期:池田優斗)
村田新八 … 堀井新太(子役期:加藤憲史郎)
有馬新七 … 増田修一朗(子役期:伊澤柾樹)
中山尚之助 … 天野義久
堀次郎 … 鬼塚俊秀
川路利良 … 泉澤祐希

坂本龍馬 … 小栗旬
後藤象二郎 … 瀬川亮
お龍 … 水川あさみ
中岡慎太郎 … 山口翔悟

於一(篤姫) … 北川景子
幾島 … 南野陽子
由羅 … 小柳ルミ子
島津斉興 … 鹿賀丈史
島津斉彬 … 渡辺謙
島津久光 … 青木崇高
喜久 … 戸田菜穂
調所広郷 … 竜雷太
山田為久 … 徳井優
赤山靭負 … 沢村一樹
桂久武 … 井戸田潤
小松帯刀 … 町田啓太
木場伝内 … 谷田 歩
板垣与三次 … 岡本富士太
中村半次郎 … 中村瑠輝人
中村与左衛門 … 渡邉絃
中村貞 … 鍵和田花
半次郎の弟 … 藤沢元

月照 … 尾上菊之助
タマ … 田中道子
愛加那 … 二階堂ふみ
龍佐民 … 柄本 明
石千代 金 … 木内みどり
ユタ … 秋山菜津子
富堅 … 高橋 努
里千代金 … 里 アンナ
田中雄之介 … 近藤芳正
土持政照 … 斎藤嘉樹
土持 鶴 … 大島蓉子
川口雪篷 … 石橋蓮司
ふき … 高梨臨(子役期:柿原りんか)
おゆう … 内田有紀
虎 … 近藤春菜
ジョン万次郎 … 劇団ひとり

阿部正弘 … 藤木直人
徳川家定 … 又吉直樹
井伊直弼 … 佐野史郎
徳川斉昭 … 伊武雅刀

勝海舟 … 遠藤憲一

平岡円四郎 … 山田純大
中根雪江 … ヨシダ朝
江藤新平 … 迫田孝也
桂小五郎(木戸孝允) … 玉山鉄二
伊藤博文 … 浜野謙太
大村益次郎 … 林家正蔵
橋本左内 … 風間俊介
一橋(徳川)慶喜 … 松田翔太
本寿院 … 泉 ピン子
松平慶永(春嶽) … 津田寛治

堀田正睦 … 朝倉伸二
松平忠固 … 野添義弘
水野忠央 … ホリベン
山内容堂 … 大鷹明良
伊達宗城 … 長谷川公彦
松平容保 … 柏原収史
徳川慶勝 … 小宮孝泰
松平伯耆守 … 山田明郷
阿部豊後守 … 佐藤尚宏
山岡鉄舟 … 藤本隆宏

近衛忠煕 … 国広富之
孝明天皇 … 中村児太郎
近衛忠房 … 大窪人衛
中川宮 … なだぎ武
岩倉周丸 … 福山康平

岩倉具視 … 笑福亭鶴瓶

語り … 西田敏行

※スタッフ

脚本 … 中園ミホ
原作 … 林真理子『西郷どん!』
音楽 … 富貴晴美
歌 … 里アンナ
題字 … メインビジュアル
制作統括 … 櫻井賢、櫻井壮一
プロデューサー … 小西千栄子、藤原敬久
演出 … 野田雄介、盆子原誠、岡田健
時代考証 … 原口泉、大石学、磯田道史
薩摩ことば指導 … 迫田孝也、田上晃吉

公式サイト

【西郷どん】
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 番外編 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35

コメント

  1. NHK大河ドラマ「西郷どん」第35回「戦の鬼」

    西郷どんいよいよ、戦鬼!覚醒!かな?突然ですが…昔、もーれつア太郎で、柔道の先生からあなたは鬼だと煽てられたア太郎親分が、鉢巻きにニンジンを二本差して、俺はこれだと言われたんだと自慢したところ、子分のデコッ八から「キ○ガイですかい?」と返されたエピが蘇っちゃって、真にふしだらですけど笑って始まる第35回でモス。

  2. 西郷どん 第35話「戦の鬼」

    大河ドラマ『西郷どん』のお時間です。 BSを録画にて鑑賞。 第35回「戦の鬼」 あらすじ・・・・・・・

  3. 大河ドラマ『西郷どん』第三十五回

    『戦の鬼』内容吉之助(鈴木亮平)が、倒幕の準備を進める中、将軍・慶喜(松田翔太)は、突如、大政を奉還する。龍馬(小栗旬)の差し金であることを見抜いた吉之助は、慶喜の意図を読みきり、龍馬を前にしても、倒幕の意思が変わらぬ事を告げる。出兵を進めるため、京より薩摩へ戻ってきた吉之助は、“勅命”をもちだし、久光(青木崇高)茂久(長田成哉)を説得。自らの責任で出兵すると吉之助は宣言する。そんななか、京…

タイトルとURLをコピーしました