NHK朝ドラ【まれ】　第19回　感想

希（土屋太鳳）の市役所での社会人生活がスタートした。
移住者をサポートする部署に配属され張り切って業務に当たる希だが、親切心が
裏目に出てしまい、上司に叱られてばかり。
一方の父・徹（大泉洋）は清掃員として市役所で働くが、希には言い出せずにいる。
そんなある日、元治（田中泯）と文（田中裕子）の一人息子・哲也（池内博之）が家族を
連れ東京からやってきた。
喜ぶ元治と文に、哲也は能登に戻りたいと切り出すが…。

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「まれ」第4週「さよなら桜もち」　第19話

　　　

 

4週目の『まれ』である。
今週が終わったら1か月経過した事になる。
子役期から高校を卒業して就職…。
帰着点がどの辺だか分らないのですが、まぁ…朝ドラとしては普通に進んでいるかも…。

 

とにかく、それでもチョーー簡単感想で。
今後はたぶんますますチョー簡単感想で。　

 

「2002年春、希は高校を卒業し社会へと飛び出しました。
一時はケーキ職人の道に進む事を夢みもがいたものの…」

うん…あまりもがいていなかった気がするが…　
それをあきらめたのが「お母さんを置いていけん」って言うのがもう何だかな…
そう言われてニコニコしている藍子さんも何だかな…。
いや、私も親だから置いて行かれるのは嫌だけどさ。
子どもが本当にケーキ職人になりたかったのなら背中押すよね…。

『Nのために』の完全に頭おかしい母親を思い出すよ。
あっ…あの主人公「望ちゃん」じゃないか。
ちょっと名前が「希」に似てる……。

 

希が配属された「産業振興課・移住定住班」というのは紺谷課長によると、

来年、能登空港が出来るのは知ってるな？
能登は今、過疎化と高齢化という深刻な問題を抱えている。
能登空港は観光だけでなく輪島市への移住者が増える大きなチャンスだ。
一人でも多くこの輪島市に定住してもらうために移住者をサポートする。
それがお前の仕事だ。

 

ということである。

具体的にはPRのためのホームページを更新したり、移住してきた人の世話を…
っていうかクレームを処理するのが仕事らしい。

玄関前に置かれた野菜や食料を「ゴミ」と呼び、有り難く受け取らない
東京からの移住者もどうかと思うけどさ、

困ってるんでしょ、輪島は。人口が少なくて。
あんたたちが是非来てくれ何でも支援するって言うからわざわざ来てあげたのよ、
この過疎の村に。

って思っていても口に出しちゃいかんだろ、普通…とも思うけどさ。

 

町内の集まりにも顔出さんし。

 

とかは、個人的には私もイヤなんで～～…。

うーーん…付き合いもないのに勝手に色々持って来られたり集まりが
義務的にあるのは確かに辛い…。

 

主人公はここで勝手にこの家に上がりこんで料理しようとしたりして怒られるワケだが、
これは新人をこんな仕事にいきなり連れて行ったり何の指導もしない先輩が
悪いとしか思えないのだった。

役所なのに指導が徹底してないよね。　

 

偉れえもんやわいや。
何かしようとしたっちゅう事やろ。
なあもせんかったら怒られもせんけど仕事も覚えんわいや。

という元治ぃさんの慰めが優しい～～。

 

張り切るがはいいげけど慎重にやれや。
移住者の中には怪しいやつもおるさけな。

怪しい？

 

おるげ。
田舎ならなんとかなるちゅうて逃げてくるやつや。

 

それはまさに目の前にいる主人公一家ですが、何か。　

そのセリフと共に怪しそうに文さんの所にスーツケースを引きずってやって来る一家…。

なんと、文さんと元治ぃさんの1人息子・哲也と家族らしい。

そして、何と、

徹さんは初めてやね。
哲也さん。文さんと元治さんの息子さんよ。

 

と、藍子が徹に紹介しているっつーことは、徹が居なかった6年間に
藍子さんや希たちはこの一家に何度か会っているらしい～～！

…えっ…電話受けたシーン以外に出てきたことあったっけ…。
あたしゃ、今までに池内博之ｷﾀｰｰｰｰｰ！とか書いた事あったっけ……。
最近記憶に自信がなくてのぅ……。

しかし、帰省すると他人の一家がワラワラと出迎えてくれて一緒に食卓に居るとか、
何かイヤだな。　

 

実はちょっと聞いてもらいたい事があるんだ。

何やいね、改まって。

俺たち家族で能登に戻ろうと思ってる。
できればこの家に戻りたいんだ。

おじいちゃん、おばあちゃん、一緒に住もう！

私たちここ大好き！

 

文さんと元治ぃのホントに幸せそうな嬉しそうな顔が印象的…。

 

なのに、息子はカフェを開くために親の塩田の土地を狙って来たのだった。

ひと波乱ありそうです。

 

個人的には役所の先輩の

大体、普通、こんな田舎に引っ越したいけ？
空港出来て便利になったら逆にみんな東京に行ってしもうだけやわいね。

 

ってのが…やけに過疎化地域の現実を突いているよな、と。

そういう問題にこのドラマで答えが出るのかな。
ウチ、結婚してからずっと何百年もこの思いを抱えて今に到るので…
個人的に色々と身につまされるのだった……。

 

つづく。

 

※映画のブログの方を引っ越し中で毎日狂ったように編集作業してますげん…
いつも以上にコメントのお返しなどが遅れていてホントすいませんっっっ！
感謝しております。楽しく読ませていただいてます。

 

　　　　　　　

 

　　
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※キャスト

津村希（まれ） … 土屋太鳳（子役期・松本来夢）

津村徹 … 大泉洋
津村藍子 … 常盤貴子
津村一徹 … 葉山奨之(子役期・木村聖哉)
桶作元治 … 田中泯
桶作文 … 田中裕子

蔵本浩一 … 篠井英介
寺岡真人 … 塚地武雅
角慎一郎 … ガッツ石松
蔵本はる … 鈴木砂羽
寺岡久美 … ふせえり
小原マキ … 中川翔子
紺谷弥太郎 … 中村敦夫
紺谷博之 … 板尾創路

紺谷圭太 … 山崎賢人
蔵本一子 … 清水富美加
寺岡みのり … 門脇麦
二木高志 … 渡辺大知
角洋一郎 … 高畑裕太

桶作哲也 … 池内博之
桶作しおり … 中村優子
桶作友美 … 恒松祐里
桶作麻美 … 浜辺美波

池畑大悟 … 小日向文世
池畑輪子 … りょう
池畑大輔 … 柳楽優弥
池畑美南 … 中村ゆりか
浅井和也 … 鈴木拓
矢野陶 … 孫成順

ナレーション … 戸田恵子

 

※スタッフ

脚本 … 篠﨑絵里子
演出 … 渡辺一貴、一木正恵、西村武五郎、他
プロデューサー … 長谷知記
制作統括 … 高橋練
音楽 … 澤野弘之

製菓指導 … 辻口博啓

主題歌 … 「希空～まれぞら～」/作詞:土屋太鳳　作曲:澤野弘之

公式サイト　http://www.nhk.or.jp/massan/

 

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