最終回1回前。
ヘブン先生がまるで生きていた時のように出て来る。
生活の中に今もヘブン先生はいる。
ヘブン先生を失くした気持ちになってしまったのは妻であるおトキだけ。
イライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)から、ヘブン(トミー・バストウ)のことを書くように依頼されたトキ(髙石あかり)。しかし、後悔の念から、トキは何も話すことができない。ヘブンの人生を台無しにしてしまったと落ち込むトキをみかね、司之介(岡部たかし)とフミ(池脇千鶴)は、トキとヘブンの楽しかった思い出を振り返ろうと話をふる。しかし、トキは何を言われても否定してしまう…
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「ばけばけ」第25週「ウラメシ、ケド、スバラシ。」第124話感想

感想
簡単感想で。
回顧録
『KWAIDAN』のせいでレフカダのベストセラー作家人生が台無しになった、と言われてしまったおトキの傷は深い。
おトキさんに何か書いていただくのはあれなので、私が先生の講義の時につけていたノートを持ってきまして。
これに何かしら思い出話を添えますので、それを回顧録として送ったらどうかと。
と提案してくれた丈くん。
実際、語って聞かせてライターに文を書かせているタレントの方なんてたくさんおられますし……。
文を書いたことがなく、読める本も少ないおトキが本を書くのは現実的ではない。
丈くんがまとめてくれるなら最高でしょう。
明日は最終回。
ぜひとも、おトキに書いてもらわなくては。
しかし……。
ごめんなさい。できん。
パパさんの最後台なしにしてしまったけん…。
最低の人生にしてしまった私が「ええ人生送っちょりました」なんてとてもだないけど。
イライザのせいで、すっかり卑屈。
あのパーティー…。
松江の高見縄手の家で!
あれは楽しかっただないか~。
西洋料理いうもん食べて、みんなで大笑いしちょった…。
なんとかおトキを元気づけようとする両親にも心動かされない おトキ。
借金返済のパーティー。
あれは…あの人、働かせた結果だない。
まあ、そうだけれど。
と言いますか。
長い間「時代だから」スルーしてきた「結婚の目的はそもそも借金返済」という設定に今ごろスイッチが入った。
いいのだよ……そういう時代だったのだから。
けれども。
「時代だから」で、当たり前になっていたことが、今、掘り起こされて責められるという風潮は令和にもある。
怒鳴る育児はパワハラと言われ、見守りや口出しは過干渉と言われ、手なんか出したらもうDVである。
昭和を通ってきた家族関係は崩壊し、背筋が寒い思いをしている夫婦や親は多いはず。
家族の形も時代の波にのまれる。
松野家の娘は確かに、家を継がなくてはならなかったし、借金を返す夫を貰わなくてはならなかった。
けれども、それはヘブン先生が自ら決めたことであり、強制ではない。ヘブン先生は日本と日本の妻を選んだ。
けれども、イライザに言われて、おトキは「海外から見た自分」に背筋が寒くなってしまったのよね。
そしてそれは結婚生活そのものを懺悔に変えてしまった。
つらいね。
悪いことばっかりだないがね。
私が言うのも何だけど…こげな世界一のママさんがおる世界一の家族が出来たんだけん、私には…ええことの方が多いように思えるがね。
反省でも後悔でもええ…謝るでも愚痴こぼすでもええ。…話したら少しは楽になるけん。
もしそれが、寂しい話だったとしても、私がそばにおるけん。
母の言葉で、執筆のためのおトキ動の語りが始まる。
初めて会ったのは明治23年の夏の終わり…。
出会った頃のヘブンさんは…。
自由で…。
何をするか分からん愉快な人で。
そげな人を縛りつけてしまったのは…この私でした。
決して縛り付けてはいなかったけれどね。
帝大に初めて向かう日も…。
「帝大に初めて向かう日」
視聴者も初めて見るヘブンさんが描かれる。
朝食前に勘太に英語のレッスンをして。
パパさん、学校の時間です。
キョウ ココマデ!
サンキュー ベリーマッチ。
デハ…。
デハ ミナサン…キョウカラ テイダイ イッテキマス!
張り切ってね!
いつも通り、家族そろって賑やかな朝。
袴で出勤しようとするヘブン先生をおトキは無理やり洋装に着替えさせた。
ナゼ?
なぜ?あ~……パパさん、西洋人であること、期待されちょります。
和服ノー。洋服イエス!
ノー!ノー ノー ノー ノー!
トウキョウ ジゴク……シカシ、アナタ タメ… トウキョウ キマシタ。
キル モノ グライ… スキ サセテクレ。
ノー。 駄目 駄目 駄目です。学生さん がっかりしてしまいます。
こんなやり取りすら、今のおトキには後悔の元になっている。
着るもの一つとっても…あの人を縛りつけちょった。
「KWAIDAN」を書かせてしまったのも…。
こげな日々の積み重ねだったんだと思います。
罪だねぇ……。イライザの言葉は呪いだったね。
しかし、自分たちの幸せを見つけ出してこの呪いを解くんだろうな……。と信じている。
明日でおしまい!
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ばけばけ キャストとスタッフ
キャスト
松野トキ – 髙石あかり(子役期:福地美晴)
レフカダ・ヘブン – トミー・バストウ
松野司之介 – 岡部たかし
松野フミ – 池脇千鶴
松野勘右衛門 – 小日向文世
雨清水傳 – 堤真一
雨清水タエ – 北川景子
雨清水三之丞 – 板垣李光人
クマ – 夏目透羽
ロバート – ジョー・トレメイン
ラン – 蓮佛美沙子
吉野イセ – 芋生悠
荒金九州男 – 夙川アトム
作山- 橋本淳
永見剣造 – 大西信満
野津サワ – 円井わん
なみ – さとうほなみ
江藤 – 佐野史郎
江藤リヨ – 北香那
チヨ – 倉沢杏菜
せん – 安達木乃
森山善太郎 – 岩谷健司
森山銭太郎 – 前原瑞樹
花田平太 – 生瀬勝久
花田ツル – 池谷のぶえ
ウメ – 野内まる
梶谷吾郎 – 岩崎う大
上野タツ – 朝加真由美
中村守道 – 酒井大成
山橋才路(山橋薬舗) – 柄本時生
錦織丈 – 杉田雷麟
正木清一 – 日高由起刀
小谷春夫 – 下川恭平
山根銀二郎 – 寛一郎
錦織友一 – 吉沢亮
イライザ・ベルズランド – シャーロット・ケイト・フォックス
(語り)トキとヘブンを見守る蛇と蛙
蛇の声 – 渡辺江里子
蛙の声 – 木村美穂
ばけばけ スタッフ
◆放送期間 : 2025年9月29日 ~ 2026年3月 日(予定)(全130回)
◆制作 : NHK(BK)
◆平均視聴率 : %
- 脚本 – ふじきみつ彦
- 音楽 – 牛尾憲輔
- 主題歌 – ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
- 制作統括 – 橋爪國臣
- プロデューサー – 田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
- 演出 – 村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史
『ばけばけ』各回リンク
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