顔を見せあって「あとは若い者同士で……」という、いわゆる「お見合い」の先駆けだったか……。
まぁ、現代から考えたら勝手に選ばれるということ自体が謎だもんね。
両家の親同士も良好な雰囲気で、トキ(髙石あかり)と銀二郎(寛一郎)のお見合いはうまくいきそうな空気に。このままいけば結婚は確実!しかし、急に現実味を帯びてきた結婚に、トキは銀二郎とのお見合いを進めることをためらってしまう。そんなトキに、銀二郎はある”特別な場所”へ行ってみたいと散歩に誘う。トキと銀二郎のお見合いはうまくいくのか…
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「ばけばけ」第2週「ムコ、モラウ、ムズカシ。」第10話感想

感想
簡単感想で。
私とお話ししませんか?
怖いのでございます。
祝言でございます。
お顔をちらと拝見しただけの方とご一緒になり、末永く暮らしていくのだと思うと…。
茶を持って入ったものの、婿殿に顔を向けられない おトキ。
そんなおトキに、銀二郎殿は声をかけてくれる。
おトキさん。私とお話ししませんか?二人きりで。
後は若い2人で……の始まりです。
あの…右に曲がってもええでしょうか?
あの…。少々急な階段を上りますがええでしょうか?
あっ、上らない方がええでしょうか?
いちいち確認しながら動いてくれる。優しい人だね。
着いたのは、先日、傳さまと言ったばかりの清光院だった。
あの…変に思われるかもしれませんけど、私、怪談が好きで。
あっ…ここは「松風」という怪談の舞台なので、ず~っと来てみたくて。
えっ!?
あ…あっ、やっぱり変でございますよね。
あっ、いえ… あっ、そうではなく…そうではなくて…。
なら、こちらに。
松風の血の痕があるんです。早く!
血の痕?
ああ…これが松風の…!

初デートというより、推し活になってるぅ……仲間が増えた。
趣味の合う2人はたちまち仲良くなり、とんとん拍子に祝言へ。
もっとも、これはもしかしたら傳さまが銀二郎どのに入れ知恵しておいた可能性もあるよね……。
良い人そうだからいいけれど……。
とうとうおトキが結納か~。
それで、今夜は尾頭付きかね。
上機嫌な司之介さん。
そりゃあそうだよね。大好きな娘が出ていくのではなく、家族を増やしてくれる。
そして、「あのこと」について視聴者はついに確信を得るのだった。
覚えちょります?
ああ、もちろん。おトキが初めてうちに来た日に食べたのう。
ええ。
あの日はうれしかった。
ええ。なんもかんも可愛くて。

傳さまから司之介さんに渡された赤ん坊……それがおトキ。
このことは、意外とすぐに本人に知れちゃう気がするのだけれど……今は、家族仲良く、牛乳で白いひげを作りながら乾杯する。
父上様が落ち武者になっておりましたので私も。
と、まげを切って婿入りしてくれる銀二郎さんを迎えて……松野家は今が幸せの絶頂かも。
そのころ、アメリカではレフカダ・ヘブンさんがパートナーを得ようとしているところ……。
ひとまずは、それぞれの道。
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ばけばけ キャストとスタッフ
キャスト
松野トキ – 髙石あかり(子役期:福地美晴)
レフカダ・ヘブン – トミー・バストウ
松野司之介 – 岡部たかし
松野フミ – 池脇千鶴
松野勘右衛門 – 小日向文世
雨清水傳 – 堤真一
雨清水タエ – 北川景子
雨清水三之丞 – 板垣李光人
山根銀二郎 – 寛一郎
野津サワ – 円井わん
なみ – さとうほなみ
江藤 – 佐野史郎
江藤リヨ – 北香那
チヨ – 倉沢杏菜
せん – 安達木乃
森山善太郎 – 岩谷健司
森山銭太郎 – 前原瑞樹
花田平太 – 生瀬勝久
花田ツル – 池谷のぶえ
ウメ – 野内まる
梶谷吾郎 – 岩崎う大
上野タツ – 朝加真由美
中村守道 – 酒井大成
錦織友一 – 吉沢亮
イライザ・ベルズランド – シャーロット・ケイト・フォックス
(語り)トキとヘブンを見守る蛇と蛙
蛇の声 – 渡辺江里子
蛙の声 – 木村美穂
ばけばけ スタッフ
◆放送期間 : 2025年9月29日 ~ 2026年3月 日(予定)(全130回)
◆制作 : NHK(BK)
◆平均視聴率 : %
- 脚本 – ふじきみつ彦
- 音楽 – 牛尾憲輔
- 主題歌 – ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
- 制作統括 – 橋爪國臣
- プロデューサー – 田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
- 演出 – 村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史
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