第5週目の『ばけばけ』。
物語についにレフカダ・ヘブンが現れる。
銀二郎さんの退場は必須だったので……前を向こう。
銀二郎(寛一郎)との別れから4年。トキ(髙石あかり)はいまだ貧乏借金暮らしから抜け出せずにいた。シジミ売りで生計をたてるトキは、お得意様である花田旅館の花田平太(生瀬勝久)、ツル(池谷のぶえ)夫妻から松江に外国人英語教師がやってくることを知らされる。それから数日、ついにその日がやってくる。松江初の外国人を一目見ようとサワ(円井わん)と船着き場を訪れたトキは、そこで錦織(吉沢亮)と再会する
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「ばけばけ」第5週「ワタシ、ヘブン。マツエ、モ、ヘブン。」第21話感想

感想
簡単感想で。
ラシャメン
おトキと銀二郎さんがお別れしてから時は過ぎ、おトキ22歳。
シジミを売って暮らしているらしい。借金は返せているのかしら。
よう働くねえ、おトキちゃんは。
と褒められて、
そげなんです。よう働くんですよ。
朝も昼もしじみ売り。夜は内職でたまの休みも内職 内職 内職って。
こげに働いて……私は銀二郎かい!
とツッコむ……。銀二郎さんの過重労働も、もはやネタ(笑)
明治23年。
レフカダ島生まれのアメリカ人記者、ラフカディオ・ハーンが英語教師として松江へやって来る。
ドラマ中ではレフカダ・ヘブンさんですね。
レフカダ生まれのキャラクターだからレフカダさんと命名したのは何だか面白い。
異人さんの来日に松江は揺れる。
明日、松江に異人が来るんだわ。
松江中学の英語教師なんだって。
知りませんでした。
知らないのは新聞をとれず(とらず、というより買えないので)、朝から晩まで働いているので世の中の話も聞いている時間がない おトキくらい。
随分偉い人でもあるらしいぞ。わざわざ県知事が呼び寄せたっちゅう話だけん。
だども、いくら偉くても西洋人は怖いわ。
何せ鼻は高いわ赤ら顔で空も飛ぶいう話だけんの。
それは天狗ですけん。
体は緑色で頭に皿があるとも聞くけんね。
うん。それ河童ですけん。
遊郭の なみは「ラシャメン」になると言って張り切っている。
らしゃ…。らしゃめ…。
あれ?うん?ラシャメン知らん?
ラシャメンは「西洋人の妾」のこと。
日本に来る西洋人は大概ラシャメンを囲うんだけど、そのお給金の高さといったら伯耆大山もびっくりの高さでね!
だけん、私は英語教師のラシャメンになる。
ラシャメンといえば、下田のハリスの妾として派遣されたという「唐人お吉」を思い出す。
あの話では、女たちは自らの意志ではなく藩から差し出され、恋人とも別れて泣く泣く行った……のような内容だったと記憶しているけれど、こうして志願したい人もいるわけだよね。
恥を知れ!
やつらは開国を迫り武士の時代を終わらせた諸悪の根源!
そげなやつらに取り入ってラシャメンなんぞになろうとは言語道断!
と、なみに迫るおじじさま、全く変わってない……。
と思ったけれど、手下が子供たちになっていた。ガキ大将やん……。
再会
明治23年8月30日。
江藤県知事も自らお出迎え。
なみに「様子を見て来る」ように小遣いを渡されたおトキは、船着き場で懐かしい人と出会った。
通訳のために呼ばれてきた錦織さんである。
君は確か…銀二郎君の。
はい!銀二郎さんの妻の…あっ、いや妻だった、松野トキでございます。
ああ…達者だったか?
まあ…なんとか。
相変わらず貧しいですが。
発展した話もできず、多忙な錦織さんは知事の所へ。
船の上から手を振る異人を見て、おトキはウキウキするのだった……。
天狗だ!
なるほど……。
銀二郎さんのことは、小豆洗いに似ているから好きになったんだよね。
ヘブンさんにも一目ぼれしたっぽい。
天狗に似ている彼を推し始める おトキである……。
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ばけばけ キャストとスタッフ
キャスト
松野トキ – 髙石あかり(子役期:福地美晴)
レフカダ・ヘブン – トミー・バストウ
松野司之介 – 岡部たかし
松野フミ – 池脇千鶴
松野勘右衛門 – 小日向文世
雨清水傳 – 堤真一
雨清水タエ – 北川景子
雨清水三之丞 – 板垣李光人
山根銀二郎 – 寛一郎
野津サワ – 円井わん
なみ – さとうほなみ
江藤 – 佐野史郎
江藤リヨ – 北香那
チヨ – 倉沢杏菜
せん – 安達木乃
森山善太郎 – 岩谷健司
森山銭太郎 – 前原瑞樹
花田平太 – 生瀬勝久
花田ツル – 池谷のぶえ
ウメ – 野内まる
梶谷吾郎 – 岩崎う大
上野タツ – 朝加真由美
中村守道 – 酒井大成
錦織友一 – 吉沢亮
イライザ・ベルズランド – シャーロット・ケイト・フォックス
(語り)トキとヘブンを見守る蛇と蛙
蛇の声 – 渡辺江里子
蛙の声 – 木村美穂
ばけばけ スタッフ
◆放送期間 : 2025年9月29日 ~ 2026年3月 日(予定)(全130回)
◆制作 : NHK(BK)
◆平均視聴率 : %
- 脚本 – ふじきみつ彦
- 音楽 – 牛尾憲輔
- 主題歌 – ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
- 制作統括 – 橋爪國臣
- プロデューサー – 田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
- 演出 – 村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史
『ばけばけ』各回リンク
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